能登のこどもたちに「あそび」を届けて復興を支援します!
配信日時: 2024-09-06 11:00:00
特定非営利活動法人Chance For Allは、SMBCグループ・NPO法人ETIC.・能登復興ネットワークと連携して実施社員ボランティアやプロボノでこどもたちの居場所を支える取り組みを開始します
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プレイカーのデザインは能登のこどもたちが考えたもの
この度、特定非営利活動法人 Chance For All(以下、CFA)は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下グループを総称して「SMBCグループ」)、NPO法人ETIC.(以下「ETIC.」)、能登復興ネットワークと連携し、令和6年能登半島地震における被災地の復興とこどもたちのあそび場・居場所支援に向けた取組を実施することに合意いたしました。
能登半島地震では、学童や遊び場などのこどもたちの居場所も大きな被害を受けました。また、被災により能登を離れざるを得なかった方々も多く存在するため、現地ではこどもたちを見守る場所や人手が不足しており、こどもたちの居場所が大きく制限されています。
CFAは被災地域のこどもたちが安心して過ごすための移動式遊び場「プレイカー」を用いたあそび場支援や、こどもたちを見守る人材の派遣を実施しています。SMBCグループは、この活動を支援するため、居場所運営や子どもの見守り、学習支援のための寄付および企業ボランティアを現地に派遣します。
また、SMBCグループとETIC.が連携し、現地のニーズと外部の支援を調整するコーディネート機能もつ、能登復興ネットワークおよびその連携団体に、プロボノ人材を派遣します。ETIC.は、SMBCグループのプロボノ人材のマッチング・伴走支援を行います。
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公園でハンモック、皿回しなどの遊具であそぶこどもたち
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電車好きのこどもたちはプラレールに夢中!
平時も被災時もこどもたちの居場所が保障される社会を目指す「J-CST」について
CFAでは今年度から、平時のこどもたちのあそび場や居場所を増やすことと、災害時のこどもたちの居場所やあそび場の確保の両立を目指す事業を新しく始めています。
みてね基金第四期イノベーション助成「災害時緊急こども支援チームJ-CSTの創設」
平時においては、こどもたちが自由に遊ぶことができる場を全国的に作っていきます。こどもたちが遊べる環境がどんどん失われている社会的状況に危機感を抱いており、小学生の約8割が平日一度も外遊びをしていないという調査結果もあります。少子化により統廃合も相次いでいる昨今、特に中山間地域ではこどもたちのあそびに必要な3つの間「時間」「空間」「仲間」が不足している現状があります。J-CSTではそのような地域に対して、移動しながらあそび場を展開することができる「プレイカー」を活用し、全国にあそびを届けていきます。
また、被災時においては、学校や学童、保育所、児童館など、こどもたちが過ごしてきた場所の多くは避難所になり、公園や野球場は仮設住宅になります。そこで必要なのが、まさにプレイカーのように機動力を発揮してあそび場を提供すること、そして、全国のこども支援団体がそれぞれの強みを活かして協力し合うネットワークです。J-CSTでは発災後すぐに現地のこどもたちを支援する体制を構築できるように、全国のこども支援団体とネットワークを作っていきます。
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移動式あそび場「プレイカー」を用いた仮設住宅でのあそび場づくりの様子
J-CSTでの企業連携について
平時も被災時もこどもたちのあそび場が保障される社会を実現するためには、我々NPOやこども支援団体、さらには日本各地の地方自治体や企業などと協力していくことが不可欠だと考えています。
企業の方々と共に、社員ボランティアやプロボノ活動を通して日本のこどもたちの課題に向きあったり、被災地でどのような役割を果たすことができるかを考えたりしていきたいと考えており、連携企業を募集しています。
■特定非営利活動法人Chance For Allについて
「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」をビジョンに掲げ、2013年設立。もう一つの家族のような温かみのある学童保育「CFAKids」や、こどもたちが自分の意思で来られる居場所「駄菓子屋irodori」、こどもたちが無料であそびに来ることができる「あそび大学」など、地域や社会の多くの方々と協働して、こどもたちの居場所やあそび場を運営しています。
Chance For All~生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現~
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