水産物展示会Seafood Expo Asiaの2024年カンファレンスプログラム

プレスリリース発表元企業:Diversified Communications

配信日時: 2024-07-26 11:55:57





トレーサビリティー、細胞培養シーフード、アジアの水産物マーケットにおけるラテンアメリカの役割、東南アジアにおけるサステナブルな水産物サプライチェーンなどがSeafood Expo Asiaの2024年カンファレンスプログラムのテーマに

シンガポール -Media OutReach Newswire- 2024年7月25日 - Diversified Communicationsが主催するアジア水産物展示会のSeafood Expo Asia( https://www.seafoodexpo.com/asia/
)では、水産業者向けの一連のカンファレンスセッションを開催し、アジアの水産業界に関連するタイムリーな話題について深く掘り下げます。シンガポールで9月4〜6日に展示会と併行して開催するこの啓発カンファレンスプログラムでは、水産物のトレーサビリティー、細胞培養シーフード、アジアの水産物マーケットにおけるラテンアメリカの役割、東南アジアにおけるサステナブルな水産物サプライチェーン、アジアその他の地域におけるサステナブルな水産物の消費といった内容について専門家主導のディスカッションが行われます。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2814/92338/700_466_2024072611054566a3047955d3e.jpg
写真:Seafood Expo Asia提供

本年はトレーサビリティーとサステナビリティーが主なテーマとなります。MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)主導のセッションでは、強力なトレーサビリティー体制やサステナビリティーの実践により、東南アジアの水産業界が消費者の需要に対応し、環境負荷を軽減し、グローバル市場を牽引する立場になれることについてディスカッションが行われます。またASCによるパネルディスカッションでは、アジアにおける責任ある水産物マーケットおよび消費の現状と可能性、責任ある水産養殖の重要性について分析します。ザ・ネイチャー・コンサーバンシー、シーフードレガシー、台湾農業部などの政策担当者や事業担当者が、IUU漁業(違法、無報告、無規制で行われる漁業)、サステナビリティーに対するIUU漁業の脅威、水産業の透明性やトレーサビリティーの枠組みの必要性について語ります。

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2814/92338/700_466_2024072611063466a304aa5b108.jpg

写真:Seafood Expo Asia提供

Arunaの共同創業者および最高サステナビリティー責任者であり、「Forbes 30 Under 30」およびJ.P.モルガンの「Top 100 Asia-Pacific Women-Powered, High-Growth Businesses」に選出されたUtari Octavianty氏は、インドネシアの小規模漁業事業者がサプライチェーンの長い鎖を断ち切り、正当な対価を得てより広く安定した市場にアクセスできるよう、Arunaの技術がどのように貢献しているかについてディスカッションをリードします。また同氏は、水産業界における女性のさらなる活躍や多様な人材の獲得に関するパネルディスカッションにも登場します。このパネルディスカッションには、ノルウェー海産局の東南アジア地域ディレクターのÅshild Nakken氏や、AffectusのマネージングディレクターであるJill Briggs氏なども参加します。

チリ、アルゼンチンの著名なアンバサダーのほか、水産業界のProEcuadorやSustainable Shrimp Partnership(エクアドル)、Messina Holding(パナマ)の代表が、アジア水産物マーケットにおけるラテンアメリカの役割について視点を紹介します。水産物の地域独自の性質について討論するとともに、ラテンアメリカにおける取り組み、実践、認証や、サプライチェーンや貿易支援、そして効率的な物流や貿易ルートの成功事例などについて解説します。

細胞培養シーフード、実験室で育てた筋細胞由来のタンパク質についてのセッションでは、業界で形成されつつあるイノベーション、水銀や抗生物質、あるいはマイクロプラスチック汚染、混獲、乱獲、強制労働といった問題に対する消費者の懸念にこのようなイノベーションによりどう対処できるか、産業開拓におけるシンガポールのリーダー的役割などについて論じます。

6名の起業家が水産養殖や水産物サプライチェーンに関する最新のイノベーションについて投資家パネルに対し発表を行います。これらのスタートアップ企業は、えび養殖技術、水産飼料原料のアップサイクリング、新たな診断法、海藻アグリゲーターなどの領域におけるソリューションにより水産業界を変革し、よりサステナブルな未来を創出しうる技術に注力しています。

Seafood Expo Asiaに関する水産業者向けの情報および無料参加登録についてはwww.seafoodexpo.com/asia をご覧ください。

Seafood Expo Asiaについて
Seafood Expo Asia( https://www.seafoodexpo.com/asia/
)は、アジア全域のバイヤーや世界中の業界サプライヤーが一堂に会する見本市で、活況を呈するアジア市場におけるネットワーキング、商談の場となっています。Diversified Communicationsのプロデュースで、毎年アジアで開催されています。SeafoodSource( https://www.seafoodsource.com/
)が当展示会の公式メディアとして年間をとおして業界ニュースを提供しています。

Diversified Communicationsについて
Diversified Communicationsは、対面の展示会やカンファレンス、オンラインコミュニティー、デジタルや紙媒体の出版物を手掛ける主力国際メディアです。これらの市場屈指の制作物をとおして、食品&飲料、ヘルスケア、自然&オーガニック、事業経営、テクノロジーなど15を超える業界のビジネスコミュニティーをつなぎ、啓発、強化しています。水産業界では、Seafood Expo North America/Seafood Processing North America、Seafood Expo Global/Seafood Processing Global、Seafood Expo Asia、SeafoodSource.comといった展示会や媒体を国際的に展開しています。1949年設立のDiversified Communicationsは、米国メイン州ポートランドに本社を置き、世界中に支部や事業所を持っており、現在も非公開の同族経営会社の3代目です。詳しくは、www.divcom.com をご覧ください。



本件に関するお問合わせ先
Lindsey Robinson, PR Specialist
Diversified Communications
Tel: +1 207-842-5573
Email: LRobinson@divcom.com

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform