開発途上国・日本の人材向けソーシャル・ビジネス創出プログラムが仙台で始動

プレスリリース発表元企業:独立行政法人 国際協力機構

配信日時: 2024-07-25 17:14:02







JICA・東北大学・仙台市が8月5日から共同でプログラムを実施

独立行政法人国際協力機構(理事長:田中明彦、本部所在地:東京都千代田区、以下:JICA)、国立大学法 人東北大学(総長:冨永悌二、所在地:仙台市青葉区、以下:東北大学)、仙台市(市長:郡和子、市役所 所在地:仙台市青葉区)は、ビジネスを通じた社会課題解決を目指す共創の場として“ソーシャル・イノ ベータ・ハブ(SIH)”プログラムを共同で実施します。

“ソーシャル・イノベータ・ハブ(以下:SIH)” は、新しいソーシャル・ビジネスの創出を目指す JICA 主導のインキュベーション・プログラムを通して、日本と開発途上国の人材・情報・技術を繋いで社会課題解決策を共創するハブ機能の構築を目指すものです。

8 月 5 日~9 月20 日に、開発途上国や日本国内から社会課題解決に対する志高く優秀な人材を宮城県仙台 市(東北大学)に招き、初のプログラムを実施します。大学・研究機関・企業・社会起業家の方々の協力の下、解決すべき社会課題を掘り下げ、その解決に資するビジネスのアイデアを検討します。 今回のプログラムでは、国際卓越研究大学の認定候補である東北大学の持つ技術や、立地する仙台市の注力分野を活かし「環境・防災」をテーマとして設定します。様々な国の参加者(※)が協働する中で、 革新的なビジネスアイデアが共創されることが期待されます。
(※:今回はインドネシア、モンゴル、ナイジェリア、ペルー、日本からの参加が予定されています)


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2332/92257/700_313_2024072514461866a1e6aa9f06d.png


参加者が日本・開発途上国にある社会課題の解決策を共創することで、優秀な海外人材が仙台に興味を持 ち、東北大学への留学や仙台での創業が促進され、また日本のスタートアップ企業とプログラム参加者のマッチングが企業の海外展開の糸口となる等、ODA を活用した地方創生にも繋げます。

SIH プログラムの取材をいただける方は、以下リンクもしくはQR コードからお申し込みください。
https://forms.office.com/r/4RM9pRrbjf

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2332/92257/100_100_2024072514490666a1e752c92b1.png


※申込いただいた方には、運営会社の株式会社ドリームインキュベータからメールをお送りする場合がございます。

【SIH プログラム開催概要】
開催場所:宮城県仙台市(東北大学など)
期間:2024 年 8 月 5 日(月)~9 月20 日(金)まで
実施方法:オンライン・オフラインのハイブリッド型
参加者 :インドネシア、モンゴル、ナイジェリア、ペルー、日本の大学生・院生等 20 人程度
テーマ :環境、防災(サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブ、災害 レジリエンス)
言語 :英語(取材の際には通訳も可能)

プログラム詳細は、以下をご参照ください。(プログラム参加希望者向けランディングペ ージ)
https://www.jica.go.jp/information/event/20240311_sih.html

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2332/92257/100_99_2024072514580366a1e96bd5530.png



【取材可能タイミング】
プログラムは東北大学川内キャンパスを拠点に実施します。

[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2332/92257/700_301_2024072517191166a20a7f416e1.png

8 月 5 日~9 月20 までの講義やグループワークのほか、仙台七夕花火祭見学(8/5)、風呂敷包み体験や柔 道体験など地域のイベント参加風景もご取材いただけます。

【プログラム・スケジュール】
東北大学などが講師・メンターとして伴走し、社会課題の構造的理解のためのメソドロジや、日本の有する先進技術や課題先進性等についての講義・ワークショップを提供します。参加者は講義等で得た情報やメソドロジを生かし、ビジネスの観点から社会課題解決に資するアイデアを共創、プロトタイプ化まで取り組みます。


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2332/92257/700_443_2024072517003666a20624e167d.png



【参加者の声】
国内外から環境・防災分野で強い問題意識を持つ優秀な参加者が仙台に集まり、約 2 ヶ 月かけて学び、ソーシャル・ビジネスのアイデアを創出します。

インドネシアからの参加者:自身のコンピュータ・サイエンスのスキルを用いて大量の 廃棄物が生じる製紙業をより循環型な産業に変革すべく、SIH での学びとネットワーク を活かしたい。

モンゴルからの参加者:生態系の破壊や土壌劣化といった問題への解決策をビジネスの観点から模索して います。

これら参加者の想いについては、選考で参加者が作成した「プレゼン動画」をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=p6Tu3-lLUBw


[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2332/92257/100_99_2024072515343266a1f1f8bf1e1.png


■独立行政法人国際協力機構(JICA)について
JICA は、開発途上国が直面する課題を解決するため、技術協力、有償資金協力、無償資金協力など日本の政府開発援助(ODA)を一元的に担う二国間援助の実施機関で、150 以上の国と地域で事業を展開していま す。 国際社会の課題は日本とも密接に関係しています。国内外のパートナーと協力してそれらの解決に取り組 み、世界の平和と繁栄、日本社会の更なる発展に貢献します。
詳しくは https://www.jica.go.jp/index.html
をご覧ください。





本件に関するお問合わせ先
【報道に関する問い合わせ先】
JICA 広報部報道課 木村
TEL 03-5226-9780 e-mail:mptme@jica.go.jp

【本プログラムに関する問い合わせ先】
JICA ガバナンス・平和構築部 田中
TEL 03-5226-8044 e-mail:sih@jica.go.jp

関連リンク
東北大学及び仙台市とソーシャル・イノベータ・ハブ(SIH)プログラム実施に関する協力覚書を締結―人材・情報・技術を繋ぎ社会課題の解決策を共創
https://www.jica.go.jp/information/press/2024/20240711_41.html
JICA×ドリームインキュベータ、「次世代の社会イノベータ」を育成する共創の場 “ソーシャル・イノベータ・ハブ”を設立。初の実証実験を仙台で今夏実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000010437.html

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform