神戸を拠点にしている貞松・浜田バレエ団が9/14・9/15『創作リサイタル36』を神戸文化ホールで開催。コロナ禍を乗り越え日本初演のコンテンポラリーダンスついに上演。

プレスリリース発表元企業:一般社団法人 貞松・浜田バレエ団

配信日時: 2024-07-24 10:00:00

CACTI(カクタイ) 撮影:古都 栄二(テス大阪)

Malasangre(マラサングレ) 撮影:田中 聡(テス大阪)

ワルプルギスの夜 Hasegawa Photo pro.

神戸を拠点に活動する一般社団法人 貞松・浜田バレエ団は2024年9月14日(土)・15日(日)に『創作リサイタル36』を神戸文化ホールで行います。今年はアレクサンダー・エクマン振付の世界的名作「CACTI(カクタイ)」の日本初演をはじめ、世界中の主要なバレエ・カンパニーに作品を提供し、欧米を中心に活躍しているカィェターノ・ソト振付の「Malasangre(マラサングレ)」、ジョージ・バランシン振付の名作「ワルプルギスの夜」を神戸の地でご覧いただけます。

上演する3作品の中でもアレクサンダー・エクマンの名作「CACTI(カクタイ)」は2020年『創作リサイタル31』にて日本初演予定でしたが、コロナウイルス感染症の影響により上演を断念。また2022年『創作リサイタル33』で再び行う予定でしたが、またしても同影響により上演が叶いませんでした。2度の困難を乗り越え、今年ついに念願の公演が実現します。世界が彼の創造性に驚き、圧倒的なセンスを感じた本作の日本初演は本公演の見どころの1つです。ダンスの底知れぬ楽しさと溢れるエネルギーをぜひ劇場で体感してください。

イベント詳細: https://sadamatsu-hamada.fem.jp/recital36/


■コンテンポラリーダンスと貞松・浜田バレエ団『創作リサイタル』について
「コンテンポラリーダンス」とは、「表現方法や型に制限のない自由で現代的なダンス」と解説されることが多く、特定のメソッドやルールを持たないものがほとんどです。現代を生きる振付家たちが、音楽性や身体性などのさまざまな要素を加味し、独自の舞踊表現を展開しています。
貞松・浜田バレエ団の『創作リサイタル』ではイリ・キリアン、オハッド・ナハリンなど、世界で注目される振付家の作品を多数上演。また、同プログラムで2005年、11年に文化庁芸術祭大賞、2009年、2017年、2018年には優秀賞を受賞。また『創作リサイタル18』は、「高円宮憲仁親王殿下メモリアル ローザンヌ・ガラ2007」(東京)から招聘を受け、オハッド・ハナリン振付「DANCE」を上演しました。一般社団法人 貞松・浜田バレエ団は1990年から毎年『創作リサイタル』を上演し、公演を通じてダンスの多様性、地方都市の芸術団体として芸術文化の普及・発展にも貢献してきました。今年の公演内容は日本のコンテンポラリーダンスシーンを牽引する同団ならではの貴重なラインナップとなっております。


■上演する3作品の紹介
〈コロナ禍を乗り越え、世界的名作「CACTI(カクタイ)」ついに日本初演〉
「観客を驚かせる」ことをモットーにしているアレクサンダー・エクマンの代表作。
少し風変わりなこの作品は、ダンサーの他にも楽器演奏者が舞台上に登場したり、タイトルにもなっている「CACTI=サボテン」が出てきたり、突如アナウンスが入ったり、様々な仕掛けがあります。「コンテンポラリーダンス=難しい」といったイメージを一新するとても楽しい作品です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/403314/LL_img_403314_1.jpg
CACTI(カクタイ) 撮影:古都 栄二(テス大阪)

〈東西のバレエ団が共演した「Malasangre(マラサングレ)」を再演〉
「Malasangre」(直訳:悪い血)は、ラ・ルーペの名で知られるキューバの歌手、グアダルーペ・ビクトリア・ヨリ・レイモンド(1939-1992)へのオマージュ作品。ラテン音楽にのせたダイナミックなダンスが見どころです。2022年にスターダンサーズ・バレエ団(東京)と共同制作により日本初演し、好評を得ました。今年は曲数を増やしロングバージョンで上演します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/403314/LL_img_403314_2.jpg
Malasangre(マラサングレ) 撮影:田中 聡(テス大阪)

〈バレエ界に影響を与え続ける振付家ジョージ・バランシンの「ワルプルギスの夜」〉
当バレエ団初演となる「ワルプルギスの夜」はバレエ界に影響を与え続ける振付家バランシンの名作です。元はオペラ「ファウスト」の最終幕で披露されるバレエシーンですが、今作品はバランシンが1975年にパリ・オペラ座に振付したものです。バランシン版の「ワルプルギスの夜」はその物語自体を描いたわけではありませんが、喜びに満ちたお祭り騒ぎを演出しています。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/403314/LL_img_403314_3.jpeg
ワルプルギスの夜 Hasegawa Photo pro.

■開催概要
イベント名: 創作リサイタル36
開催日時 : 9月14日(土) 開演18:30(開場17:45)
9月15日(日) 開演15:00(開場14:15)
会場 : 神戸文化ホール 中ホール
(〒650-0017 神戸市中央区楠町4丁目2-2)
アクセス : 地下鉄西神・山手線「大倉山駅」すぐ
チケット代: S席(中学生以上)6,000円、S席(5歳~小学生)3,000円、
A席5,000円、B席3,000円、学生席2,000円
主催 : 一般社団法人 貞松・浜田バレエ団
申込方法 : https://sadamatsu-hamada.fem.jp/recital36/ より
お申込ください
公式サイト: https://sadamatsu-hamada.fem.jp


■団体概要
商号 : 一般社団法人 貞松・浜田バレエ団
代表者 : 貞松 融
所在地 : 〒657-0822 神戸市灘区畑原通3-6-6
設立 : 1965年3月
事業内容: クラシックバレエの公演、現代バレエの創作・演出など
URL : https://sadamatsu-hamada.fem.jp


■主な受賞歴
1980年、兵庫県教職員組合文化賞。87年、兵庫県文化賞。91年、神戸市文化賞。98年、大阪舞台芸術奨励賞。2002年、神戸新聞平和賞・文化賞。06年、ナハリン振付「DANCE」で文化庁芸術祭大賞。08年、貞松 融・浜田 蓉子:第34回橘秋子賞・功労賞受賞。09年<創作リサイタル21>公演で文化庁芸術祭優秀賞。11 年、森 優貴振付「冬の旅」で文化庁芸術祭大賞。17・18年<創作リサイタル29・30>公演で文化庁芸術祭優秀賞。21年「海賊」で文化庁芸術祭優秀賞。


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