株式会社ゆめみ、デザインマネジメント分野の国際カンファレンス「ADMC2024」に、執行役員の本村と立命館大学八重樫教授の共著による論文が採択

プレスリリース発表元企業:株式会社ゆめみ

配信日時: 2024-06-25 12:00:00

株式会社ゆめみ(本社:京都府京都市、代表取締役:⽚岡 俊行、以下「ゆめみ」)の執行役員 兼 シニア・サービスデザイナー本村章と立命館大学デザイン科学研究所「DML(Design Management Lab)」チーフ・プロデューサー八重樫文教授の共著による論文が、デザインマネジメント研究の最前線を探求する国際学会「24th DMI: Academic Design Management Conference(ADMC 2024)」にて採択されました。本学会は2024年8月6日から7日にかけてオランダのデルフトで開催されます。



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今回採択された論文「Enabling Non-Designers to Design: Building a Theoretical Framework of Design Enablement Through Action Research with a Japanese System Integration Firm」は、デザインの知識を非デザイナーにどのように効果的に伝達するかを探究したものであり、デザイン研究の新しい領域を切り開く重要な研究成果となっています。

論文概要
本論文は、デザインの専門家が非デザイナーに対してデザイン的な知識や方法論を意識的に伝えるプロセスである「デザイン・イネーブルメント」の概念を提唱しています。具体的には、ある日本のシステムインテグレーション企業とのアクションリサーチを通じて、そのメカニズムを探り、初期の理論的枠組みを構築することを目的としています。研究の結果、職業療法から借用したイネーブルメント・アプローチがデザインのプロセス全体で顕著に活用されており、特にクライアントの目的や希望を引き出す能力が効果的な関与の決定要因であることが明らかになりました。

プロフィール
八重樫 文 教授
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立命館大学デザイン科学研究センターDMLチーフ・プロデューサー、経営学部教授。デザインマネジメントとイノベーションに関する研究に従事し、産学連携におけるデザインの役割と価値創造に焦点を当てる。

本村 章
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株式会社ゆめみ
執行役員、シニア・サービスデザイナー
2019年入社。アメリカでコミュニケーションデザインを学び、サンフランシスコのデザインファームにて、主としてIoTサービス・ソフトウェアサービス等のデザインプロジェクトに従事。帰国後、ゆめみのサービスデザイナーとして金融業界やハードウェアメーカーのデジタル戦略に関わるプロジェクトの推進支援やデザイン方法論の導入支援を行う。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。