アジアの高校生が経済学の知識を競う　Economics Asia Convention 2024（EAC2024）を開催しました

2024年3月24日から3月30日にかけて、Economics Asia Convention2024(EAC2024)が開催されました。初の開催となったEAC2024では、日本、香港、マカオ、ネパールの高校生が東京代々木に集結しました。高校生たちは、経済学の筆記テストや、国籍混合のチーム対抗で、現実に即した企業の課題に解決策を提示する「ビジネスケース」に取り組みました。

■金融経済教育の促進と、グローバルな交流のために
EACは、以下の4つの目的をもとに開催されています
①アジアの高校生に国際経済オリンピックを知ってもらい、より多くの高校生への経済教育を促すこと
②高校生に国際経済オリンピック（IEO）の形式の実践を積む機会を提供すること
③高校生たちの、経済やビジネス、金融に対する興味を向上させること
④高校生たちに国・地域を超えた文化交流の場を提供すること

■大会概要
大会名：「Economics Asia Convention 2024（EAC2024）」
期日：2024年3月24日～3月30日
主催：認定NPO法人 金融知力普及協会（日本）、KNIGHTS財団（香港）
協賛：公益財団法人 笹川平和財団
参加者：日本、香港、マカオ、ネパールの高校生

EAC2024関連ページ（KNIGHTS財団HP内）：https://www.knf.org.hk/en/events/economics-asia-convention-2024　
エコノミクス甲子園公式X（EAC2024の発信を行っています）：https://twitter.com/ecokou

■大会スケジュール
・3月24日（日）
参加者たちが来日し、会場の国立オリンピック記念青少年総合センターに集合した。開会式が行われた。

・3月25日（月）
ビジネスケースを行う国籍混成のグループに分かれて東京観光を行い、交流を行った。


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・3月26日（火）
午前は、東京大学の青木浩介教授による「物価の決まり方とバブル」の特別英語講義を受けた。
午後は、マクロ経済学やミクロ経済学の知識が問われる選択式と小論文形式の筆記試験を行った。出題・解答は全て英語で、試験時間は計３時間行われた。


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・3月27日（水）
国籍混成のチームに分かれ、ビジネスケースの準備に取り組んだ。午前8時30分にケースが出題され、午後9時30分にスライドを提出した。


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・3月28日（木）
5名の審査員の前で、ビジネスケースの発表を行った。


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・3月29日（金）
午前は茶道体験で文化交流を楽しみ、午後には台湾経済オリンピック委員の黄様による特別授業が行われた。
その後、閉会式にて成績が発表された。


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・3月30日（土）
この日は帰国日で、解散となった。

■成績
経済学の筆記テストとビジネスケースの得点の合計上位から、個人賞として金賞、銀賞、銅賞が授与された。
チーム賞は、ビジネスケースの発表が最も優秀であったチームに授与された。
 
・個人賞
金賞　小川　琳太郎（日本：横浜サイエンスフロンティア高等学校）
銀賞　Pasang Tenzi Sherpa（ネパール：Young Economists Society Nepal）
銅賞　施　人銘（マカオ：Pui Ching Middle School Macau）


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・チーム賞
優勝　チームE
岡本　理那（日本：横浜サイエンスフロンティア高等学校）
陳　可為（マカオ：Pui Ching Middle School Macau）
凌　皓哲（マカオ：Pui Ching Middle School Macau）
司徒　乾元（香港：The Independent Schools Foundation Academy）


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■法人概要
商号：認定NPO法人　金融知力普及協会
所在地：〒103-0027　東京都中央区日本橋1-4-1　コレド日本橋16F
代表者：理事長　金子　昌資
事業内容：全世代に向けた金融経済教育の機会の提供
設立： 2002年6月
HP：https://apfl.or.jp/


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