【SDGs】大阪ガスは“電気”と“ガス”のハイブリッドで脱炭素社会を目指す 国内最大級の発電容量を備える 『バイオマス専焼発電所』 竣工式開催

プレスリリース発表元企業:大阪ガス株式会社

配信日時: 2024-03-14 13:00:22

~ 国内外で500万kWの再生可能エネルギー電源を普及 ~

 時代に沿ったサービスで人々の暮らしを支える大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)の100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューション株式会社(社長:土井 純二、以下「DGPS」)は、九電みらいエナジー株式会社(社長:水町 豊)と共同で出資する広畑バイオマス発電所(以下「本発電所」)の竣工式を実施しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-f7c4f8404ce3adf8f689-9.png ]

Daigas グループの再生可能エネルギーの取り組みについて
https://www.osakagas.co.jp/company/renewable_energy/index.html  

広畑バイオマス発電所の事業概要


 本発電所は、Daigasグループにとって初めて開発当初から主体的役割を担った初めての発電所で、バイオマス発電所としては国内最大級となる発電容量(約7.5万kW)と高い発電効率を実現しています。
 
 燃料には、輸入木質チップとパーム椰子(PKS)のほか、大阪ガス子会社の株式会社グリーンパワーフュエル(代表取締役:揚 鋼一郎、以下「GPF」)から調達する国産木質チップを使用しています。GPFが調達する国産木質チップは、林地残材・未利用間伐材等を利用しています。高効率な発電所で使用することで、貴重な国産木質チップから多くの電力を確保することが可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-950dc37064590115eb9a-1.png ]


コメント


[画像3: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-e7737a117756f969cf86-2.jpg ]

ー大阪ガス 代表取締役社長 藤原 正隆
 “再生可能エネルギー事業の更なる拡大に向け、引き続き開発を強化していく”
 2030年度までに、国内外で500万kWの再生可能エネルギー電源の普及に貢献することを目標に掲げ、この広畑バイオマス発電所を含め約287万kWにまで拡大しています。再生可能エネルギー事業の更なる拡大に向け、洋上風力をはじめ新たな電源種にも進出するなど、引き続き開発を強化してまいります。


[画像4: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-c7889aa24cd287a0f546-3.jpg ]

ー広畑バイオマス発電株式会社 代表取締役社長 田中 啓一
“今後も発電設備の安全操業と電力の安定供給を”
 営業運転を開始してから、本日まで、大きな問題なく営業運転を継続しております。今後も発電設備の安全操業と電力の安定供給で、みなさまのご支援、ご期待にお応えしていきます。



[画像5: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-e79b129835d389085c23-4.jpg ]

ー日鉄エンジニアリング株式会社 代表取締役社長 石倭 行人氏
“再生可能エネルギー電力の安定供給を通じて脱炭素社会の実現に貢献”
 日鉄エンジニアリンググループとして、本発電所の安定操業に取り組み、再生可能エネルギー電力の安定供給を通じて、脱炭素社会の実現に貢献して参ります。




[画像6: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-12fedc1109564ece46bd-5.jpg ]

ー姫路市長 清元 秀泰氏 
“広畑バイオマス発電所は夢と希望のリーディングプロジェクト”
 2021年2月に姫路市は「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年のカーボンニュートラルに向けて大きな舵を切りました。今後、広畑地区を中心に、姫路市のみならず兵庫県全体の脱炭素のフラグシップとして期待しております。

バイオマス発電所とは


 バイオマス発電とは植物由来の木材等を燃料とし、これを燃焼させ発生する蒸気で発電を行う発電方法です。燃焼時に二酸化炭素を排出するものの、木材はそれまでの成長過程で光合成により大気中の二酸化炭素を吸収しているため、実質的に二酸化炭素を増やすことなく電気を作ることができます。

 Daigasグループは、電源種にこだわらず再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)の普及拡大を目指しており、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電等の事業に取り組んでいます。バイオマス発電事業としては、本発電所が4カ所目のバイオマス専焼発電所になります。

グリーンパワーフュエル社より調達する国産バイオマス燃料への取り組みについて


 GPFは国内のバイオマス発電所向けに国産木質バイオマス燃料の調達・搬送・販売を行う事業会社で、2019年3月の設立以来、全国の林業関連事業者さまと協議を重ね、これまでに年間約10万トンの国産木質バイオマス燃料調達能力の確保に成功しました。

  2021年12月には、豊富な森林資源を有する兵庫県宍粟市と、「早生樹※1 」による安定的なバイオマス燃料供給体制の構築を目指す実証事業に係る協定を締結しました。一般的な樹種よりも早く成長から伐採までの行程を効率よく行える「早生樹」を調達量を活用することで調達量を拡大し、更なるコストダウンを図ります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-4a15693944d631516f22-6.png ]

※1:一般的に植林されている樹種よりも早く成長する樹木の総称。一般的な樹種よりも短い伐採サイクルによって調達量の拡大・コストダウンが期待される。
(参考)GPFと兵庫県宍粟市による早生樹の利活用に係る協定の締結
https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2021/1301926_46443.html


地球環境に配慮した大阪ガスの電力


[画像8: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-74ee39fc06fb1e078668-7.png ]

 2004年、葉山風力発電所(高知県)に参画し、その後は2009年にオーストラリアにて風力発電事業への参画等、国内外で再エネの自社開発・保有を進めてまいりました。

 Daigasグループは、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、今後の目標として、2030年に500万kW※2の再エネ普及貢献量を目指し、国内電力事業における再エネ比率約50%を目指しています。

 自社での開発・保有のみならず、他社が開発した再エネ電源から長期的に電力を調達する動きも加速させており、安定的な再エネ電源の普及に貢献しています。

 今後も全国のお客さまへ安定的に再エネ由来の電力をお届けできるよう、開発・調達ともに推進させてまいります。
※2:建設中や既に意思決定済みの案件及びFIT制度の適用電源を含む

会社概要


企業名   :大阪ガス株式会社
本社所在地 :大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
代表    :代表取締役社長 藤原 正隆
設立日   :1897年4月10日
事業概要  :ガスの製造・販売、電力の発電・販売 等
WEBサイト:https://www.daigasgroup.com/ 
[画像9: https://prtimes.jp/i/3079/124/resize/d3079-124-03224bc3f6cf7ff9f746-8.png ]


PR TIMESプレスリリース詳細へ