建ロボテック、天井工事の作業負担を減らす「天井ボード楊重装置」を開発
配信日時: 2024-03-05 12:00:00
「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、建設現場の省力化・省人化を実現するロボットソリューションを提供する建ロボテック株式会社(本社:香川県三木町 代表取締役社長兼CEO 眞部達也、以下、建ロボテック)は、内装工事の天井施工作業時の負担を減らす「天井ボード楊重装置」を開発し、2024年夏ごろの市販化を目指すことをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/65073/48/resize/d65073-48-00cde29aba9b1b651bea-0.png ]
■開発の背景
一般住宅やマンション・アパートの天井施工作業では、天井の下地となる石膏ボード等(以下、天井ボード)を貼る作業を行いますが、従来の天井ボードの貼り付けは、人が脚立を使って20kg以上の重量があるボードを手や体で押さえつけながら固定する必要がありました。脚立上では不安定な姿勢で重い天井ボードを支えながらの作業になるため、職人への身体的な負担が大きく危険な作業でした。
■「天井ボード楊重装置」の概要
建ロボテックは、天井ボードの取付作業を1人で安全に行うことを可能にし、作業の省力化・負担を減らす「天井ボード楊重装置」を開発しました。
これまでの従来機器は空気の力で重い物を差し上げる機構が多く、コンプレッサーを使用するため、狭い現場内での電源配線の取り回しやビス打ち用コンプレッサーを別に用意する必要がある等の問題がありましたが、それに代わる動力としてバッテリー式手持ちインパクトドライバーを動力として利用する方法を生み出しました。また、楊重に不足するトルクは、独自の機構を開発し解決しました。
今後は、狭い作業領域で活用可能なコンパクトさと安全性を両立できるように開発を進め、2024年夏ごろの市販化を目指してまいります。
■建ロボテック株式会社について
「世界一ひとにやさしい現場を創る」
建設現場出身の創業者が2013年に設立した、特化型研究開発企業です。
長年の建設現場研究より得た、知識・ノウハウを最大限活用することで、現場環境にフィットし、確実にワークする省力化・省人化ソリューションを提供します。
人とともに働く協働型ロボット「トモロボシリーズ」や様々な企業への開発協力など、「生産性向上」と作業者の「安全確保と負担軽減」を実装力あるソリューションを通じて、建設産業の健全な進化・発展に貢献いたします。
・「トモロボ」シリーズとは
「トモロボ」は建ロボテックが目指す「世界一ひとにやさしい現場」を実現するための建設現場専用COBOTブランドです。職人と共に働き、単純大量作業を担うことによって省力化と生産性向上を実現します。
会 社 名 : 建ロボテック株式会社 https://kenrobo-tech.com/
所 在 地 : 本社)香川県木田郡三木町大字上高岡246-2
東京オフィス)東京都豊島区東池袋3-20-16東池袋ハイツ弐番館101号室
設 立 日 : 2013年7月3日
代 表 者 : 代表取締役社長兼CEO 眞 部 達 也
事業内容 :・建設現場に特化した省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供
・スマート施工コンサルティング、RXコンサルティング
・労働環境改善資材の開発・販売
・受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティング
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