『バイオマスプラスチック・バイオマスゴム』を積極採用した製品の開発と展開
配信日時: 2024-02-27 17:45:37
~自動車関連向け部品のバイオマス商品化~
中西金属工業株式会社(本社:大阪府大阪市、以下「NKC」)では、サステナブルな社会の実現のため、CO2削減に取り組んでいます。この一環として、独自配合したバイオマスプラスチックやバイオマスゴムを使用した製品の開発を進めています。
その一例として、NKCは植物由来のバイオマスプラスチックを適用した自動車用ハブユニットの着磁エンコーダを開発しました。車輪速のセンサー機能を持つ着磁エンコーダは高い熱衝撃性と高度な磁気特性を要求される製品で、開発した製品は従来プラスチックの性能を有することが確認できました。材料であるバイオマスプラスチックのボンド磁石は戸田工業株式会社様(本社:広島県広島市)の協力を得て開発しました。
※ボンド磁石:磁石粉末をバインダー(樹脂材、ゴム材など)で練り混ぜた(コンパウンドした)もの。プラマグ(プラスチックマグネット)やゴムマグとも呼ばれる。
[画像1: https://prtimes.jp/i/136103/1/resize/d136103-1-97ca6c30b566b54632c9-0.jpg ]
◆開発品の特長
・バイオマスプラスチックを使用して、自動車部品として必要な性能と信頼性を有したハブユニット用着磁エンコーダを製品化。
・NKCでは従来のプラスチックを使用した着磁エンコーダを量産しており、その開発と量産のノウハウを、有効に活用し、開発から量産納入までの期間を短縮すると共に製品品質を確保。
[画像2: https://prtimes.jp/i/136103/1/resize/d136103-1-b2725af02332cf1811b8-1.jpg ]
当社は、バイオマスプラスチック以外でも、植物由来のポリマーを100%使用したバイオマスゴムを使用したゴムシール、ゴム製品を開発しています。
今後も、バイオマス由来の樹脂、ゴムを使用した製品の開発とお客様への供給を積極的に進めることで、サステナブルな社会の実現に向けて、貢献していきます。
<お問い合わせ先>
中西金属工業株式会社
担当:軸受事業部 技術本部 製品開発部
〒530-8566 大阪府大阪市北区天満橋3-3-5
TEL:06-6351-0730
Mail:jik-kaihatsu-jushi@nkc-j.co.jp
<会社概要>
中西金属工業株式会社
代表者: 代表取締役 中西 竜雄
所在地: 〒530-8566 大阪府大阪市北区天満橋3-3-5
創業:1924年、設立:1941年(昭和16年)6月19日
事業内容: ベアリングリテーナー・ゴムシール・各種金属プレス加工品・各種樹脂射出成形品・コンベア及び自動制御装置・サッシ用戸車・住宅関連製品・精密金型・無人搬送車(AGV)・冷間圧延鋼板などの製造販売 他
資本金:25億1250万 円
URL: https://www.nkc-j.co.jp/
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