鼠径ヘルニアを5900症以上手術した医師が書いた『1日で治せる 鼠経ヘルニア読本』(2月19日発売)
配信日時: 2024-02-19 10:00:00
鼠経ヘルニア?脱腸なら聞いたことあるかもしれません。その鼠経ヘルニアを専門医が読者目線で執筆した初の書籍『1日で治せる 鼠経ヘルニア読本』(合同フォレスト)を2月19日に出版します。
この書籍は、鼠経ヘルニア専門医が『鼠経ヘルニア』を読み手目線に立って、症状や治療法を分かりやすく説明しています。手術でしか治せない病気ですが、今は1日で治すことが出来る。その何故?も解説しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/99933/2/resize/d99933-2-49a5f3d5968ba7e4c34d-0.jpg ]
男性の3人に1人は罹る病気をご存知ですか?
それは、『鼠経ヘルニア』です。またの名を『脱腸』と言います。
ヘルニアと聞くと多くの方が腰痛を連想すると思います。
しかしヘルニアとは本来出てはいけないものが出てくること全般を指します。
腰痛をイメージさせるヘルニアは、椎間板ヘルニアです。出てはいけない椎間板が飛び出し、神経を圧迫し腰痛を発生させるわけです。
『鼠経ヘルニア』とは鼠径部(太ももの付け根)に腸などの内臓が飛び出てくる病気です。
年間患者数40~50万人、消化器外科手術件数ダントツ1位(年間手術件数約12万件)の『鼠経ヘルニア』。
こんなにかかる確率が高い『鼠経ヘルニア』ですが、認知度は異常に低く、認知率は僅か14%です。(鼠経ヘルニア一般認知度調査)
本書では、その謎に迫り、鼠経ヘルニアの真実を分かりやすく解説します。
著者は外科専門医。消化器癌を専門に患者と向き合ってきましたが、2015年鼠経ヘルニアの日帰り手術専門クリニックを開業。
『鼠経ヘルニア』が置かれる現状を憂い、疾患の啓蒙、治療法の発展に心血を注ぎ、開業以来5,900件以上の手術を提供してきています。
本書は、鼠経ヘルニアを知らず、症状に気付いてもどうすればよいか分からず放置したままになっている患者さん。
発症リスクを持ち、日々の生活の中で何となく違和感を持っている潜在患者さん。
旦那さん、お父さんの悩みがもしかして?と気になる奥様に手に取っていただきたいと思います。
医者目線の難解な言葉ではなく、読み手の皆様の目線に立った分かりやすい内容になっています。
加えて鼠経ヘルニアの専門医として経験症例数も豊富な著者が、高い専門性を持つ内容を分かりやすく説明しています。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=zsHMfNdhapw ]
(※クリックすると動画が再生されます)
【出版した背景】
男性の3人に1人は罹ると言われている『鼠経ヘルニア』。
消化器外科領域最多の手術件数を誇る『鼠経ヘルニア』。
しかし世間での認知度は14%です。
鼠経ヘルニアを専門として扱う外科以外の医師には、「脱腸でしょ。痛くなってからでいいよ。」などと誤解されている場合も多々あります。
何故なら通常は押し込んだり、横になると症状がなくなるため、重く捉えられていないのです。
しかし鼠経ヘルニアを放置しておくと、飛び出した腸が戻らなくなる“嵌頓”と言う状態に陥ることがあります。
この“嵌頓”になると、飛び出した腸に血が通わなくなり、腸は壊死(腐る)します。そうなると腸は穿孔(穴が開きます)し、腹腔内(お腹の中に)に便汁(便の元)が飛び散ります。こうなると腹膜炎です。腹膜炎は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?そうです死の危険に直面します。
このように『鼠経ヘルニア』は、日常生活に支障のないレベルから死に直面するレベルへと振れ幅が非常に大きな病気です。
手術でしか根治できませんが、早期発見早期治療では日帰り手術で根治可能です。
この事実をしっかりと読者の方に伝え、正しい知識を持ち、正しい対応を取れることで、健康な毎日を謳歌して頂きたい。こんな思いで執筆しました。
【医療法人Giについて】
消化器外科領域で最多の手術件数を誇る『鼠経ヘルニア』は、若手外科医の登竜門でした。
自分も『鼠経ヘルニア』手術をスタートに、勤務医時代は癌の専門医として日々奮闘してきました。
多くの外科医は悪性疾患(癌)の専門医を目指します。
ふと気づくと、良性疾患である『鼠経ヘルニア』の専門医は存在しません。
専門医療機関もありません。
患者さんはもの凄い数いらっしゃるのに、現実は良性であるがために若い外科医の修練の対象となり、完治できなかったり再発を来すこともままあります。
逆に良性だからと放置し、日々の生活を犠牲にしている患者さんに向けられる目は決して多くありません。
何かおかしい。こんな世界を変えたい。と思い鼠経ヘルニア専門クリニックを立ち上げました。
また手術=入院の固定概念を覆し、日常生活の中で治療を完結させる日帰り手術こそ、今の日本には必要ではないかと思い定め、日帰り手術のみを提供しています。
腹腔鏡を用いた低侵襲な手術(TEP法)に強いこだわりを持ち、創意工夫を重ね、より進化した安全で体へのダメージや再発が非常に少ない単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)を開発。
この術式を日帰り手術で提供するクリニックは当院が日本初であり、現在でも本術式で日帰り手術を行う施設は限られています。
我々のミッションは、全国どこにいても最高の鼠経ヘルニア治療を受けることが出来る世界を創造することです。 現在岡山院(岡山市)、京都院(京都市)、阪神院(西宮市)の3院を展開し、年間1,200件以上の鼠経ヘルニア日帰り手術を提供しています。 今後は全国に鼠経ヘルニア日帰り手術クリニックを展開していく予定です。
開院以来の実績は、日本内視鏡外科学会の調査結果(最新:2021年末)では、2015年~2021年に全国で行われた鼠経ヘルニア手術のうちTEP法(当院採用術式)の14.3%を当院が行っています。
また、当院が採用しているお臍の中だけの1か所の傷のみで手術を行う単孔式手術も同時期のデータでは全国の43.8%を当院が行っています。
【著者紹介】
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医療法人Gi 理事長
日本外科学会専門医、日本消化器外科学会認定医、日本ヘルニア学会評議員
1972年香川県生まれ。
高知医科大学医学部卒業後、岡山大学医学部第一外科入局。倉敷成人病センター、香川労災病院、広島市民病院、三原赤十字病院で研鑽を積み、岡山大学医歯学総合研究科消化器腫瘍外科大学院卒業。
2015年4月 岡山そけいヘルニア日帰り手術 Gi外科クリニックを開院。
2022年3月 京都そけいヘルニア日帰り手術 Gi外科クリニック、
2022年6月 阪神そけいヘルニア日帰り手術 Gi外科クリニックを開院。
2018年岡山大学病院 消化管外科非常勤講師ヘルニア外来を担当。
鼠経ヘルニアの腹腔鏡下手術(SILS-TEP法)の経験は日本トップクラス。
クリニックではありながら、全国から多くの外科医が手術見学に訪れ、鼠経ヘルニア手術の技術向上にも力を注いでいる。
2021年にはアジア内視鏡外科学会(ELSA)の鼠経ヘルニア手術ビデオコンテストでファイナリストに選出される。
【書籍情報】
[画像3: https://prtimes.jp/i/99933/2/resize/d99933-2-49a5f3d5968ba7e4c34d-0.jpg ]
書名 :1日で治せる 鼠経ヘルニア読本
著者 :池田義博
定価 :1,500円+税
発売日 : 2024年2月19日
発行 :合同フォレスト株式会社
発売 :合同出版株式会社
販売先 :https://www.amazon.co.jp/dp/4772662499
出版社販売URL
https://www.godo-forest.co.jp/l/9784772662499/
【医師の募集について】
我々のミッションである、“日本中どこにいても最高の鼠経ヘルニア治療が受けられる世界を創造する。”この思いは年々強くなっています。
『鼠経ヘルニア』の最大の原因は“加齢”です。これからますます進む超高齢化社会において、健康寿命の延長、有意義な日常生活のためにも我々鼠経ヘルニア専門医の存在意義は大きくなってきます。
一方、医療は専門分化が進み、外科領域においては高次医療機関へ医療資源、人材が集中していく流れに歯止めは掛けられません。
専門性の高い医療、高額な医療がもたらす社会への恩恵は否定しません。
しかし増加する鼠経ヘルニア患者さんに最も近い場所で手を差し伸べることが出来るのは我々専門クリニックだと自負しています。
外科医が総合病院を離れると手術が出来ない。そんなことはありません。
我々と共に、鼠経ヘルニアの患者さんの最初の受け皿に、そして専門家として最後の砦になりませんか?
日本中どこにいても最高の鼠経ヘルニア治療が受けられる世界を一緒に創り上げましょう。
採用サイト:https://dr-recruit.golden-ratio.co.jp/
【出版社コメント】
[画像4: https://prtimes.jp/i/99933/2/resize/d99933-2-6ee7ff945036776c61b6-2.png ]
鼠径ヘルニア治療におけるトップランナーが、満を持して世に送り出す一冊!
“放置”がいかに危険か、“早期発見”がいかに大切か、先生の解説は目から鱗の連続です。
リスクを回避し、健康な生活を送るために、ぜひご一読ください!!
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「医療法人Gi」のプレスリリース
- 約8割が鼠径ヘルニアを放置することによるリスクが「ある」と認識?!10/16 13:00
- 脱腸が引き起こす日常生活の変化とは?『立つ』『歩く』『座る』などの生活動作に支障が。08/08 13:00
- 【「鼠径ヘルニアの実態」に関する調査】鼠径ヘルニアを経験した約6割の方が「日常的に痛みを感じていた」ことが判明06/20 10:00
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