紀文、タイ・フランス・アメリカ・ブラジルで『新年(正月)の実態調査』を実施。あなたの国の正月は、いつ?何を食べる?何をする? 「時期では4月が正月」という回答も!同時に『正月 食マップ』を公開。

プレスリリース発表元企業:株式会社紀文食品

配信日時: 2023-12-08 14:50:00

食べ物では「ブラックアイドビーンズ(黒目豆)」「ぶどうを12粒」、行動では「水をかける」「ボールドロップ」などの回答があがりました。

株式会社紀文食品(東京都中央区)は、「海外モニターアンケート」を用いて、タイ・フランス・アメリカ・ブラジルで、「新年(正月)の実態調査」を行いました。




「正月(新年)はいつ?何をする?何を食べる?」
タイ・フランス・アメリカ・ブラジルに住んでいる方に、「正月はいつ?何を食べる?何をする?」という特別調査を実施しました。結果は以下の通りとなりました。(調査概要はこのページの一番下に記載)

「あなたの国の正月(新年)はいつ?」 (単数回答)
●タ  イ:1月:65.7%、4月:14.3%、12月:4.3%
●フランス:1月:75.7%、12月:12.4%、4月:2.9%
●アメリカ:1月:81.9%、12月:6.7%、10月:2.4%
●ブラジル:1月:56.2%、12月:28.1%、6月:3.3%

各国とも1月が多いのはもちろんのこと、世界の食文化の探求をフィールドワークとする写真家でジャーナリストの森枝卓士さんの説の通り、(以下に詳細URLあり)の次に、12月が多く見られました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/4204/19/resize/d4204-19-e84cb0d86dff718e89ab-0.jpg ]

この他、タイでは4月が14.3%と2位になりました。これはソンクラーン祭りと呼ばれる「水かけ祭り」をさしているものと思われます。

現代のフランスではグレゴリオ暦を使用しています。しかし、それ以前はユリウス暦が用いられ、当時はイースターから一年が始まるものとみなされていて、イースターが移動祝日のため、これに近い4月1日に新年が祝われたという説もあります。結果、フランスで4月の回答があったと推測できます。


世界の正月 森枝report↓
https:/www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/worldosechi/index.html



「あなたは、正月(新年)は何をする?」 (自由回答)・(以下は各国ごとに5つ抽出)
●タ  イ:旅行をする、仏様に敬意を表して功徳を積む、水をかける、年上の親戚に電話する、施しをする
●フランス:パーティーをする、ダンスをする、家族と過ごす、贈り物で祝う、ボードゲームをする
●アメリカ:ボールドロップを見る、パーティーをする、花火をする、カウントダウンをする、ショーに行く
●ブラジル:パーティーをする、海にいく、花火を見る、家族で集まる、波を跳ねる

[画像2: https://prtimes.jp/i/4204/19/resize/d4204-19-697c43dcf2b83a342c54-1.jpg ]

除夜の鐘の音が厳かに響く日本の大晦日とは違い、ブラジルでは「海にいく」「花火を鑑賞する」など真夏の楽しそうな正月の光景が目に浮かびます。

また、タイでは「仏様に敬意を表して功徳を積む」などお国柄を反映した回答があがりました。

アメリカの「ボールドロップ」とは、ニューヨーク・マンハッタンで行われるカウントダウンのイベントでテレビで中継もされるそうです。





「あなたは、正月(新年)は何を食べる?」 (自由回答)・(各国ごとに5つ選択)
●タ  イ:ムーガタ(タイ式焼き肉)、カオチェー(冷やしがゆ)、ラープ(肉とハーブの和え物)、ろうそく菓子(葉に餅のようなものを包んだ、ろうそくのような形の菓子)、子豚の丸焼き
●フランス:カキ、フォアグラ、サーモン、カタツムリ、七面鳥
●アメリカ:ブラックアイドビーンズ(黒目豆)、ブドウ、タマレス(メキシコ料理)、ジョロフライス(西アフリカの料理)、七面鳥
●ブラジル:レンズ豆、バーベキュー、ザクロ、チェスター(鶏の丸焼き)、ラザニア

[画像3: https://prtimes.jp/i/4204/19/resize/d4204-19-879ef9abe33d140351a2-2.jpg ]

タイでは、肉料理が多く、また、酷暑時の3月から4月に食すことが多いといわれるカオチェーもあがりました。

アメリカやブラジルでは様ざまな国にルーツを持つ方々の回答だと推測される、料理や、ザクロやブドウなど果物も散見されました。(写真:ブドウ:大晦日に12粒食べると幸福になるというスペインの風習)

さらに、豆類では、アメリカがブラックアイドビーンズ、ブラジルはレンズ豆があがりました。

フランスは、カキ、フォアグラなど少し豪華なオードブルが多くあがりました。

世界の正月食マップ
紀文では、今回の4か国の海外アンケートとともに、上述の森枝卓士さんと、江上料理学院 副院長の江上佳奈美さんにお話を伺いました。
以下はその結果をまとめた、「世界の正月食マップ」になります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/4204/19/resize/d4204-19-c0803b3185f2cf6d592d-3.png ]


以下、紀文の公式サイトでは、正月が3月のキルギスやラオスの食習慣などの10数か国の正月を紹介する「森枝さんのレポート」、イラン・ジュージア・アメリカ・ブラジルの料理再現をした「江上さんのレポート」を公開しています。

~暦から紐解く、正月の時期と食習慣~ 世界の正月料理 森枝report/index2.html ↓
https:/www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/worldosechi/index.html

~イラン、ジュージア・アメリカ・ブラジルの料理再現~ 世界の正月料理 江上report ↓
https:/www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/worldosechi/index2.html

《 調査概要 》
■調査名:紀文・海外4か国 日本食アンケート 
■調査機関:株式会社紀文食品
■調査手法:インターネットによるアンケート方式(株式会社マーケティングアプリケーションズ提供サーベロイド)
■調査日:タイ:2023年6月23日から30日、フランス:2023年7月21日、アメリカ:2023年6月23日、ブラジル:2023年6月23日
■調査対象::各国210人(内訳:男性20代35人、男性30代35人、男性40代以上35人、女性20代35人、女性30代35人、女性40代以上35人)

以上

参考文献
書籍名:『世界のお正月百科事典』 第1刷:2018年12月 発行所:柊風舎

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