1枚の和紙から最高97羽の連なった鶴を折る「桑名の千羽鶴」222年前に作られた、最古の原点資料を発見!!2月15日(日)まで、桑名博物館にて特別公開中!!

プレスリリース発表元企業:桑名市

配信日時: 2015-02-04 18:00:00


桑名市博物館(三重県桑名市京町37-1)は、222年前に作成
され、先日、桑名市の長円寺で発見された、「桑名の千羽鶴」の原
点資料を特別公開しています。

2015年2月4日
桑名市
http://www.city.kuwana.lg.jp

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

1枚の和紙から最高97羽の連なった鶴を折る「桑名の千羽鶴」
222年前に作られた、最古の原点資料を発見!!
2月15日(日)まで、桑名博物館にて特別公開中!!

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏


 桑名市博物館(三重県桑名市京町37-1)は、222年前に作成
され、先日、桑名市の長円寺で発見された、「桑名の千羽鶴」の原
点資料を特別公開しています。

 「桑名の千羽鶴(桑名の連鶴)」は、一枚の和紙に切込みを入れ
て展開図を作り、最高で97羽の鶴が連なる形で折られた、大変複雑
な折り方をされた鶴の折り紙です。
 この折り方を考案したのは現在の三重県桑名市の長円寺11世住職・
義道一円(ぎどういちえん、1762年 - 1834年)で、彼は長い年月
をかけて100種類以上の連鶴を考案し、後にその折り方をまとめた
『素雲鶴』(そうんかく)を著したといわれていました。

 しかしこれまで、『素雲鶴』はすでに失われていたと思われてお
り、今では1797年(寛政9年)京都の吉野屋為八によって初版が発
行された遊戯折紙集『秘傳千羽鶴折形』(ひでんせんばづるおりか
た)に収録された展開図49種類、姿図50種類のみが伝えられていま
した。ところが2014年11月、長円寺から『新撰 素雲鶴』と書かれ
た冊子と『折鶴三十品壱百壱羽』と記した一枚の美濃紙が発見され
ました。

 桑名市博物館が確認したところ、美濃紙には「寛政五年」(1793
年)の記述と義道の署名があり、これらを本物と断定。現時点で最
も古い連鶴資料の発見で、連鶴の考案者が義道一円であるとの確証
を得ることができました。
 冊子には158種類の連鶴が収録され、『秘傳千羽鶴折形』では挿
絵でしか示されておらず、その折り方がわかっていなかった「釣花
瓶」(つりかびん)の展開図も明らかになりました。

 桑名市博物館では、これらの貴重な資料を特別に一般公開してい
ます。220年以上の歳月を経て姿を現した郷土文化の一級資料をぜ
ひご覧ください。



=記=

■会期
  平成27年2月15日(日)まで
  
■会場
  桑名市博物館 2階企画展示室
  (三重県桑名市京町37-1)

■休館日
月曜日(ただし、月曜が祝日の場合は開館)、祝日の翌日
( 2/9(月)、12(木) )

■開館時間
午前9時30分から午後5時まで(入館は閉館の30分前)

■入館料
無料

■催し
  2月7日(土)午後1時30分より、博物館学芸員による
  展示解説を博物館にて行います。(予約不要)

■主催
  桑名市博物館

■交通案内
 ◎車にて
東名阪自動車道桑名I.C、伊勢湾岸自動車道桑名I.Cより約10分

〔無料駐車場20台〕

 ◎電車にて
  JR・近鉄・養老鉄道「桑名」駅、三岐鉄道「西桑名」駅より

  徒歩20分
  
 ◎バスにて
  市内循環バス「宮通」より徒歩3分



【本件に関するお問い合わせ先】
桑名市博物館
  〒511-0039 三重県桑名市京町37-1
  TEL 0594-21-3171 FAX 0594-21-3173
  Email hakubutum@city.kuwana.lg.jp


提供元:ValuePress!プレスリリース詳細へ

プレスリリース情報提供元:valuepress