TUS FORUM 2023「災害多発時代に向けた東京理科大学の新たな挑戦」を開催

プレスリリース発表元企業:東京理科大学

配信日時: 2023-10-20 11:14:11

東京理科大学(学長:石川 正俊)は、都市防災に関する研究の強みを生かし、『マルチハザード都市防災研究拠点』の活動に焦点を当てた「TUS FORUM 2023 災害多発時代に向けた東京理科大学の新たな挑戦~美しく安心な未来都市構築に向けて~」を12月6日(水)に開催します。



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開催要旨


東京理科大学は、2023年8月、研究推進機構総合研究院に『マルチハザード都市防災研究拠点』を設置しました。

我が国は地震や洪水、津波、火山噴火等の自然災害が発生しやすい立地であり、近年これらのハザードはその頻度と規模が増大していること、かつ、一つのハザートが別のハザードの発生に連鎖することや、複数のハザードが同時期・同地域に発生するなどの「マルチハザード」へ発展するケースが散見されています。

このような背景を踏まえ、東京理科大学は都市防災に関する研究の強みを生かし、『マルチハザード都市防災研究拠点』の活動に焦点を当てた「TUS FORUM 2023 災害多発時代に向けた東京理科大学の新たな挑戦~美しく安心な未来都市構築に向けて~」を開催します。

開催概要


日時:2023年12月6日(水) 13:00~16:00
場所:ホテルメトロポリタンエドモント(飯田橋駅・水道橋駅 徒歩5分)
   https://edmont.metropolitan.jp/access/index.html

プログラム


13:00~13:20 学長挨拶、研究推進機構総合研究院の紹介
13:20~14:20 特別講演
   (国研)防災科学技術研究所 総合防災情報センター長 臼田 裕一郎 氏
   工学院大学 建築学部 まちづくり学科 久田 喜章 氏
14:30~15:25 マルチハザード都市防災研究拠点の概要及び研究紹介
15:25~16:00 パネルディスカッション
   コーディネーター マルチハザード都市防災研究拠点長 二瓶 泰雄
   内閣府 政策統括官(防災担当付参事菅) 朝田 将 氏
   五洋建設株式会社 執行役員技術研究所長 水流 正人 氏
   及び特別公演をいただく臼田氏、久田氏。同副拠点長(松山 賢)

題目等の詳細は以下リーフレットをご確認ください
https://prtimes.jp/a/?f=d102047-31-64162ff806bde747b7195265586722c2.pdf
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お申込み


参加費:無料
お申込み:TUS FORUM 2023特設サイト(https://www.tus.ac.jp/tusforum/2023/)からお申し込みください。

特別講演 詳細


(国研)防災科学技術研究所 総合防災情報センター長 臼田 裕一郎 氏
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「デジタル技術による防災と防災研究の新しい形」
頻発化・巨大化・複雑化する自然災害に対し、人口減少・少子高齢化・施設の老朽化が進む社会が打ち克つためには、デジタル技術を活用し、いかに効率的・効果的な防災を行っていくかが重要です。デジタル庁、デジタル田園都市国家構想、デジタル社会の実現に向けた重点計画など、国としてデジタル施策の強化・加速化が進められる中、防災、そして防災研究のデジタルトランスフォーメーション(DX)をいかにして進めるべきか、国の動向や地域の課題を踏まえて議論します。


工学院大学 建築学部 まちづくり学科 久田 喜章 氏
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「マルチハザードを想定した 都市防災研究への期待」
1923年関東大震災から100年を経て、建築物の耐震・耐火対策は大いに進展しました。一方、都心部の建物は高層化され、大規模地下街や巨大ターミナル駅が出現し、震災時の高層難民や膨大な帰宅困難者・避難者、群衆事故など巨大都市に特有な新たな課題に直面しています。さらに本来は居住に適していない低地・湿地、傾斜地・谷地などで市街化が進み、地球温暖化などの影響で水害や土砂災害も多発しています。従いまして、今後はマルチハザードを想定し、複合災害に対応可能な都市に関する防災研究とその実現化が強く求められています。

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