マベニール・システムズがアルティコムの買収契約を発表

ダイアメーター・シグナリング・ソリューションが加わり、次世代ソフトウエアのポートフォリオが拡大

（米テキサス州リチャードソン）- （ビジネスワイヤ）-- ソフトウエアベース・ネットワーク・ソリューションを提供する一流企業のマベニール・システムズ（NYSE：MVNR）は本日、テレコム向けシグナリングソリューションの業界リーダー企業であるアルティコムを買収する正式契約を締結したと発表しました。本買収は慣習的な取引完了条件の履行が前提となります。

この買収により、マベニールは当社の次世代ソフトウエアの製品とソリューションを拡大して、拡張性があり仮想化されたダイアメーター・シグナリング・コントローラー（DSC）を獲得することになります。DSCはモバイル通信事業者のネットワークを効率的に拡大し、相互運用可能な4G LTEとボイスオーバーLTE（VoLTE）のサービスをセキュアに提供できるため、以前にも増して重要なネットワーク要素となっています。

アルティコムは、4G LTEへの世界的な移行を実現するテレコム向けシグナリングソリューションを提供する一流企業です。同社の重要なダイアメーター・ソリューションは、世界のモバイルネットワーク事業者（MNO）トップ10に数えられる2社を含め、世界の一流通信事業者10社のネットワークで採用されています。マベニールはこれまで、アルティコムと提携し、同社のダイアメーター・シグナリング・ソリューションを顧客の一流モバイル通信事業者5社に世界規模で再販してきました。

マベニール・システムズの社長兼最高経営責任者（CEO）であるパーディーブ・コーリは、次のように述べています。｢モバイルデータトラフィックの爆発的な増加と、VoLTEの導入の拡大によって、シグナリングトラフィックの大規模な管理を向上させるニーズが生まれているのは間違いありません。一流企業の顧客が、アルティコムのDSCを既に採用しているのは、同社チームの専門力と市場における戦略的な重要性を示す強力な証拠です。またアルティコムは、マベニールの1株当たり利益を増大させる本買収により、充実したチャネル関係を当社に持ち寄ることになります。」

アルティコムのダイアメーター・ソフトウエア製品は、高トランザクション性能を発揮できるように特別設計されており、適応型信号制御機能によって、NFVネットワークの融通性とオーケストレーション機能を最適化・調整することができます。業界がNFVへ移行している中で、アルティコムは差別化が可能な能力によって、競争力がある有利な位置に付けています。差別化が可能な能力とは、ネットワーク設計を簡素化し、4G LTEソフトウエアネットワークを拡張する際の業務負担を軽減することで、既存の加入者とトラフィックに加え、加速度的に急増する加入者とトラフィックに対応できる能力のことです。

アルティコムのブルース・スワイルCEOは、次のように述べています。「私たちは、マベニール・システムズのチームに加わり、同社の拡大する製品ポートフォリオを強化でき、うれしく思います。当社は仮想化DSCソフトウエアと、キャリアのクラウド環境におけるNFVの促進に傾注してきました。アルティコムのグローバルシグナリングの実績は他に類を見ないため、マベニールが顧客に提供する革新的ソリューションにうってつけです。」

コーリ社長は、次のようにつけ加えています。「アルティコムは、マベニールとの提携で成功を収め、ダイアメーターとシグナリング制御の世界市場に精通した強力なチームをもたらしてくれます。マベニールのチームの一員として迎え入れるのを楽しみにしています。」

買収完了は慣習的な取引条件の履行が前提となり、2015年1月30日またはそれ以前に完了する見通しです。

電話会議

マベニールはこの買収案について検討するため、電話会議を本日、2015年1月30日の東部標準時午前8時30分に設定しました。この電話会議には、マベニールの社長兼CEOであるパーディーブ・コーリと、最高財務責任者（CFO）のテリー・ハングルが参加します。事前に準備した発表に続き、質疑応答を行ないます。

会議への参加を希望する投資家は、フリーダイヤルの1-855-302-8830（国内）または1-330-871-6073までお電話ください。IDは#63899500です。

録音再生は電話会議が終了した後、マベニール・システムズの投資家向け情報ウェブサイト（http://investor.mavenir.com）で1週間、聴くことができます。電話番号は855-859-2056（国内）または404-537-3406（海外）で、IDは#63899500です。

将来見通しに関する記述

本リリースにある記述のうち歴史的事実に当たらない記述は、マベニールのダイアメーター・シグナリング市場における成功、4G LTEネットワークにおける暗号化／暗号解読システムへの通信事業者による投資、買収取引の完了を含め、将来見通しに関する記述です。将来見通しに関する記述は、一般的に「予期する」、「かもしれない」、「可能性がある」、「考える」、「期待する」、「予測する」、「意図する」、「あり得る」、「目標とする」、「つもりである」、「予定である」などの言葉に加え、その他にも予測を示す表現や将来の出来事・動向・見通しを示す表現によって識別できます。ただし、将来見通しに関する記述すべてが、識別のためにこれらの言葉を含んでいるわけではありません。実際の結果が将来見通しに関する記述により示された結果と大きく異なる場合の要因になり得るものとしては、4G LTE通信事業者がシグナリングソリューション技術に投資するタイミングに関するリスク、アルティコムの事業を統合する当社の能力、買収完了の成功、買収の取引完了条件を満たすこと、補償義務と買収価格の調整、買収案の発表が顧客関係に及ぼす影響、製品をアルティコムの顧客に販売する当社の能力などがあります。これら将来見通しに関する記述に過剰な信頼を寄せるべきではありません。マベニールは、法によって要求される場合を除き、将来見通しに関する記述がなされた日付以降に発生する出来事または現存する状況を反映する目的の義務として、本リリースにおける将来見通しに関する記述を更新する義務を一切負いません。

マベニール・システムズについて

マベニール・システムズ（NYSE：MVNR）は、移動体通信事業者が4G LTEネットワーク上で次世代サービスを提供できるようにするソフトウエアベースのネットワーキングソリューションを提供しています。マベニールは、IPマルチメディア・サブシステム（IMS）、エボルブド・パケット・コア（EPC）、セッション・ボーダー・コントローラー（SBC）を含め、音声／ビデオ、メッセージング、モバイル・コアの完全に仮想化されたエンドツーエンド製品ポートフォリオを有しています。受賞歴のあるmOne®ソフトウエアプラットフォームを基盤としたマベニールのソリューションは、NFV技術やSDN技術を活用してクラウドベースインフラで展開できます。

© 2015 Mavenir Systems, Inc. All rights reserved. Mavenir Systems®、mOne®、AirMessenger®、Mavenir™、mStore™、mCloud™、Transforming Mobile Networks™は、Mavenir Systems, Inc.の商標です。

アルティコムについて

アルティコムは、通信ネットワーク向けシグナリングソフトウエアを提供する一流企業です。世界7000カ所以上に配備されている当社の主力製品Signalwareは、アプリケーションとサービスをワイヤレス、IP、有線のネットワーク内に導入する際の優れたプラットフォームになります。アルティコムのダイアメーター・シグナリング・コントローラー（DSC）は商業的に展開されているNFV対応ソフトウエアソリューションで、4G LTEへの移行を世界で実現している多数の一流事業者によって選ばれています。ソフトウエアベースのダイアメーターソリューションは、世界のモバイルネットワーク事業者（MNO）トップ10に数えられる2社を含め、世界で通信事業者10社のネットワークで採用されています。アルティコムは30年以上にわたり、ロバスト性と信頼性のあるキャリアグレードのソリューションを提供してきました。これらのソリューションはすべて、アルティコムが提供する専用のサービスとサポートによって支えられています。モバイルネットワーク事業者（MNO）、シグナリング・ハブ・プロバイダー（IPX、GRX）、通信機器メーカー（TEM）、システムインテグレーター（SI）は、アルティコムのソリューションを信頼し、効率とセキュリティーの向上によって情報とアプリケーションの配信を最適化しています。

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連絡先
Mavenir Systems, Inc.
Maryvonne Tubb, +1 469-916-4393
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