【台湾情報】台湾産業の研究開発費、14%増の8200億元<ワイズ機械業界ジャーナル2023年10月第2週号発行>

プレスリリース発表元企業:威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

配信日時: 2023-10-12 10:50:00

~台湾自動車・機械・半導体・製造業の研究開発投資の最新動向を分析する~

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年10月第2週号を発行しました。今週号では自動車業界、半導体業界、機械設備業界、産業の研究開発投資額の動向を紹介します。



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<最新刊目次>
台湾自動車・バイク産業の動向と2023年第3四半期の展望

台湾半導体産業の人材流出リスクと2023年通年の展望

築富科技、台湾初の非破壊X線検査装置を開発

台湾産業の研究開発費、14%増の8200億元


<台湾産業の研究開発費、14%増の8200億元>
 台湾産業の2020年の研究開発(R&D)費は7188億台湾元と前年比8.8%増加し、21年は8206億元と14.2%増加した。コロナ禍の中も半導体関連企業が研究開発費を増やした。台湾の研究開発費の12~21年の平均増加率は7%。

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対GDP比が米国・日本・ドイツを上回る
 経済協力開発機構(OECD)の統計によると、台湾の21年の研究開発費の対域内総生産(GDP)比は前年比0.2ポイント上昇の3.8%で、過去最高を記録した。先進国の▽米国、3.5%、▽日本、3.3%、▽ドイツ、3.1%などを上回った。台湾の研究開発費の対GDP比は過去10年で0.8ポイント上昇した。
 21年の研究開発費の対GDP比が最高だったのはイスラエルで、前年比0.1ポイント低下の5.6%だった。イスラエルは近年、ハイテク分野のイノベーションに注力している。2位は韓国で、0.1ポイント上昇の4.9%だった。

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企業部門の割合84.3%で2位、うち製造業が80%以上
 研究開発費全体に占める企業部門の割合では、台湾は18年に80%を超え、21年は84.3%とイスラエル(91%)に次いで2位だった。▽韓国、▽日本、▽米国は約80%だった。
 企業部門の研究開発費に占める製造業の割合では、▽台湾、▽ドイツ、▽日本、▽韓国はいずれも80%以上だった。米国は57.1%だった。イスラエルはサービス業の研究開発費が企業部門の83.4%を占めた。

コンピューター・電子・光学製品製造業が企業全体の78.1%
 台湾と韓国、米国は企業部門の研究開発費のうち、コンピューター・電子・光学製品(電子部品含む)製造業の占める割合が最大で、台湾は78.1%(21年)、韓国は49.3%(同)、米国は18.4%(20年)だった。
 台湾の企業部門の研究開発費のうち、機械設備業の占める割合は16年に化学材料および化学製品業を抜いて業種別2位となり、21年は2.4%だった。
 日本とドイツは企業部門の研究開発費のうち、自動車・トレーラーおよびセミトレーラー製造業の占める割合が最大で、日本(20年)は34.4%、ドイツ(21年)は26.9%だった。
 イスラエルは企業部門の研究開発費のうち、サービス業の情報・通信・放送産業の割合が50%を超え、米国は同産業が27.2%を占めた。

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ワイズ機械業界ジャーナル
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