STYLY都市型XRエンターテインメント 次世代モータースポーツ「AIR RACE X」を渋谷で実現

プレスリリース発表元企業:株式会社Psychic VR Lab

配信日時: 2023-07-13 13:00:00

~2023年10月15日(日)デジタルラウンド「AIR RACE X - SHIBUYA DIGITAL ROUND」決勝開催~

リアルメタバースプラットフォーム「STYLY( https://styly.cc )」を提供する株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区、以下 PVL)は、株式会社パスファインダー(東京都新宿区)、一般社団法人渋谷未来デザイン(東京都渋谷区)とともに、小型飛行機による空のモータースポーツ「エアレース」の世界初となるXR観戦*を実現します。
STYLYによる現実の都市空間での観戦を「デジタルラウンド」として、2023年10月15日(日)に渋谷にて「AIR RACE X - SHIBUYA DIGITAL ROUND」決勝戦を行う予定です。



*世界初:株式会社パスファインダー調べ
XR:MR(複合現実)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)の総称
[画像1: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-2e10b52ae37a1ddf68fd-0.jpg ]



エアレースについて 


エアレースとは、飛行機を用いて飛行技術や機体性能、スピードを競い合うモータースポーツです。最高速度370 km/h、最大負荷10Gにおよぶ過酷な空中タイムトライアルの連続でイベントが構成され、「空のF1」とも形容されています。

2022年のエアレースシリーズに向け、世界的レーサーたちが万全の準備をしていましたが、コロナ禍などの問題により、エアレースシリーズは結局キャンセルとなってしまいました。
しかし2023年3月28日、日本人で初めてエアレース世界チャンピオンに輝いた室屋義秀選手(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)が、現在のエアレース世界チャンピオンでありオーストラリア在住のMatt Hall(マット・ホール)選手、カナダ在住のPete McLeod(ピート・マクロード)選手とともに、XR技術を活用した新しいエアレースシリーズ「AIR RACE X」を立ち上げることを発表しました。

世界中に感動と興奮を与えたエアレースが、「AIR RACE X(エアレースエックス)」として復活します!


AIR RACE Xについて 


AIR RACE X は、実際のフライトと超高精度な測量、そしてSTYLYのXR技術を融合させた新たなレースフォーマットにより、これまでにない革新的な競技形式と観戦スタイルを確立させた次世代モータースポーツです。
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=emvkPDhy7jk ]

パイロットたちは、実際に世界各地の拠点でフライトを行い、リモート形式でタイムを競います。観客は遠く離れたパイロットたちのフライトを、STYLYを活用することで間近で観戦できるようになります。
この形式は「デジタルラウンド」と呼ばれ、6日間にわたって行われる予選と、1日で行われる決勝トーナメントで構成されます。

その記念すべき世界初の大会に日本の室屋義秀選手、オーストラリアのマット・ホール選手、カナダのピート・マクロード選手など、計8名のエアレースパイロットが参戦して、2023年10月15日(日)に日本のカルチャーの発信地「渋谷」を舞台に決勝トーナメントが繰り広げられます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-357f67647a756da9f172-1.jpg ]

本大会はリアルラウンドはもちろん、デジタルラウンドにおいても、パイロットたちがオーストラリアやカナダ、日本で実際にレース機で大空を飛びタイムを競います。

デジタルラウンドでは世界各地にいるパイロットの超高精度なフライトデータを集積・分析して競技データを生成し、その競技データをXR技術で映像化しています。決勝当日、パイロットたちのフライトを渋谷の街中で観戦するという新しいモータースポーツの楽しみ方です。


関係者コメント


【日本人パイロット室屋義秀氏】
これまでのような“エアレース”を復活させるには、越えなければならない数多くの要素があります。しかしその一方で、今までは不可能だったことが、デジタル技術の進歩により可能になってきたことも多くあります。
そういったテクノロジーも駆使しながら、まず自分たちにできることから始めようと決意しました。”エアレース”の熱狂を知るファンからすると、物足りなさを感じる方もいるのではないかと思いますが、それも理解した上で、歩みを止めず、今できる事から着実に積み上げていきます。AIR RACE Xは一歩ずつ進化していきますので、応援していただきたいと思います。

【ホストシティ 渋谷区長 長谷部健氏】
世界で初めてエアレースエックスが渋谷で行われるという報に接し、この街のエネルギーと調和する素晴らしいイベントが開催されることを心より喜ばしく思います。渋谷で航空機の迫力や速度感を間近で体感できること、リアルとバーチャルの融合における新しいスポーツエンターテインメントとしてこのイベントが渋谷にもたらす刺激や活気を積極的に歓迎し、地域の魅力を一層高める機会となることを心から期待しています。

【株式会社Psychic VR Lab COO渡邊信彦氏】
「AIR RACE X」は、デジタル技術によって世界中の都市空間をレース会場に変える世界初の試みとなります。そしてその実現を支えるコアテクノロジーこそが、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」です。
「STYLY」は現実の都市空間そのものを、XR技術で体験型メディアへと拡張します。今後、スポーツは単なる観戦に留まらず、Web3やNFTのコミュニティを活用しながら、スポーツ観戦における新たなルールすら創り出すことができるようになり、スポーツの楽しみ方はさらに変化していきます。
私たちが創り上げるこれらの都市型XRエンターテインメントは、現実世界の「代替」ではなく、現実世界にバーチャルテクノロジーを「融合」することで、全く新しい体験を生み出します。それによって街に人流を生み、新たなライフスタイルを提案するものであると考えています。
スポーツ観戦における未来の形を示す「AIR RACE X」はまさに、これまで誰も実現してこなかった、新たなエンターテインメントを象徴するプロジェクトです。


 都市型XRエンターテインメントとは 


都市型XRエンターテインメントは、STYLYが推進する、商業施設や都市空間そのものをXR技術で体験型メディアへと拡張する新たなエンターテインメントの形です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-639f28cf11e6055f058a-2.jpg ]

ユーザーは街を訪れるとテレビのチャンネルを切り替えるように、様々なXRコンテンツを体験することができます。現実世界にXR技術で様々なストーリーを重ね、高い没入体験を生み出すことで街に人流を生み出します。

本大会ではXR技術により、実際には飛行が不可能な渋谷をはじめ、世界各地の都市空間をレース会場化することで、大会のエンターテインメントとしての可能性だけでなく、都市の利用の可能性をも拡張します。
これによりスポーツ観戦における新しい未来のカタチを示す、時空を超えた革新的パブリックビューイングの実現が可能になりました。これまでにない体験から生まれる新たな熱狂を提供します。


AIR RACE X開催概要 


・大会名:AIR RACE X 2023 - SHIBUYA DIGITAL ROUND
・日程:2023年10月15日(日)
・パブリックビューイング会場:近日発表(渋谷)※日本時間16時から、AIR RACE X 渋谷 特設サイトで中継番組配信予定
・主催:エアレース エックス 実行委員会(株式会社パスファインダー、ストラテジックパートナーズ株式会社、STYLY、NOIZ、一般社団法人渋谷未来デザイン)
・オフィシャルサイト:https://www.airracex.com/
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=-KBOG_DXO4o ]



リアルラウンドとデジタルラウンドについて


【リアルラウンド】
2003年から2019年まで開催されていた「Red Bull Air Race World Championship」のレースフォーマットを踏襲。大会開催地にパイロットたちが集結し、実際に大空を飛んでタイムを競います。現在大会準備中です。

【デジタルラウンド】
世界中から集められた実際の超高精度なフライトデータによってタイムを競い合います。決勝では競技データをXR技術で映像化。デジタルラウンドの決勝当日に各レース機のフライトの模様を現実世界にリアルに再現して勝敗を決めます。


 デジタルラウンド観戦方法について 


今大会では渋谷の複数箇所に観戦エリア(有料観覧席とパブリックビューイング会場)を設けます。観客はリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」のアプリケーションをインストールしたXRデバイスやスマートフォンをかざすことで、渋谷の街中をレース機が駆け抜ける様子を現実さながらに楽しむことができます。
STYLY:https://gallery.styly.cc/about/ja
[画像4: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-f7131a79398d0c9eb6bf-3.png ]


 選手について 


【室屋 義秀(むろや よしひで)】
[画像5: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-cdb693e7442ef23f185c-4.jpg ]

生年月日:1973年1月27日
拠点:日本(福島県)
1991年、18歳でグライダー飛行訓練を開始。
2009年、3次元モータースポーツシリーズ、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに初のアジア人パイロットとして参戦し、2016年、千葉大会で初優勝。翌2017年、ワールドシリーズ全8戦中4大会を制し、アジア人初の年間総合優勝を果たす。


【Matt Hall(マット・ホール)】
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生年月日:1971年9月16日
拠点:オーストラリア
15歳の時、グライダーで初の単独飛行を遂げ、18歳でパイロットの免許を取得。
元オーストラリア空軍の戦闘機パイロットとして空軍在籍中には、年間最優秀戦闘機パイロットなど数々の勲章を受章。2009年にレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに初参戦。2019年のエアレース最終シーズンではワールドチャンピオンに輝いた。

【Pete McLeod(ピート・マクロード)】
[画像7: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-b7ca1fdce794ada8336a-6.jpg ]

生年月日:1984年2月23日
拠点:カナダ
生後2カ月にも満たない頃、家族が所有する飛行機に初搭乗。幼いころから父の膝の上に乗り、飛行を繰り返し、空に親しみながら成長。16歳の時、パイロットの免許を取得し、2004年には全米各地の曲技飛行大会に参戦。負けなしで勝ち続け、北米の大学生チャンピオンとなった。
レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップには2009年からカナダ人パイロットとして初めて参戦を決め、2017年には年間総合3位に輝く。

※その他5名のパイロットについては後日発表予定です。


AIR RACE X デジタルラウンド競技ルールについて


【レースフォーマット】
AIR RACE X は、実際のフライトとデジタル技術を融合させた新たなレースフォーマットで多くのファンに向けた新しい観戦スタイルを提供します。各チームは、リモート形式で数戦行われるデジタルラウンドでチャンピオンシップポイントを積み重ね、ポイント上位のチームがグランドチャンピオンシップ(最終戦)にリアルに集結し、年間チャンピンをかけて戦います。
[画像8: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-581efe7706b1e9f608bd-7.png ]

【リモート対戦】
リモート形式で行われるデジタルラウンドのレースコースは、各パイロットの拠点で正確に位置と間隔を計測して作成します。最新のセンシング技術により飛行内容の全データが計測され、そのフライトデータを大会本部が収集・分析し、これらのデータにより競技が行われます。
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【予選(6日間)】
1対1の総当り形式。各チームはフライト前に対戦相手をAIR RACE Xの提供するオンラインプラットフォーム上で指名してフライトを実施。指名されたチームは、予選期間内にフライトを実施。これを全チーム総当たりで対戦し、ゲームポイント(勝ち点)を集計します。ゲームポイント(勝ち点)の上位4チームが決勝トーナメントへ進出できます。
[画像10: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-d55b9b63a6096ab3332d-9.png ]

【決勝の行方】
決勝トーナメントは、予選を勝ち上がってきた4チームによる1対1のトーナメント形式。セミファイナル(準決勝 HEAT 1、HEAT 2)は、各チーム1フライトを実施。予選期間中にセミファイナル用に計測したタイムを使用して対戦。HEAT 1とHEAT 2の各勝者がファイナル(決勝)へ進出。ファイナル(決勝 FINAL HEAT)は2チームで最終決戦を実施。予選期間中にファイナル用に計測したタイムを使用して対戦。勝者が大会の優勝となります。
[画像11: https://prtimes.jp/i/23281/207/resize/d23281-207-c5aa6ed9e38dbdc5d885-10.png ]

【決勝トーナメントの結果発表】
決勝トーナメント用のフライトデータは予選期間中に収録され、決勝当日まで大会側で非公開で管理されます。決勝では、レース中継番組を世界一斉配信し結果を公開。決勝当日に公開される結果により、大会の優勝者が決定します。
観戦会場では、レース中継番組に合わせてSTYLYのXR技術で再現されたレース機が目の前で飛行し、大迫力のレースが眼前で繰り広げられます。最高時速400kmでの戦いを、リアルでは実現不可能な街中などこれまでにない環境で観戦できます。


株式会社パスファインダーについて 


株式会社パスファインダーは、航空プロモーション事業の開発や航空イベント制作、近年では航空人材の育成にいたるまで、空の総合カンパニーとして航空に関するあらゆる業務を行なっています。
特に航空イベントにおいては、世界各国でのエアレース運営や参戦経験をもとに、世界最高レベルの業務提供が可能です。また、ふくしまスカイパークにある自社施設(HANGAR 1)を拠点に、行政とも連携しながら人材育成事業にも力を注いでいます。
URL:https://path-finder.co.jp/


一般社団法人 渋谷未来デザインについて 


渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。
URL: https://www.fds.or.jp/


STYLYについて 


STYLYは、都市空間と連動したXRコンテンツを制作・配信できるリアルメタバースプラットフォームであり、クリエイター育成・ロケーションベースのプロジェクトを数多く推進してきました。
STYLYには世界中の都市の3Dデータが実装されており、これを活用することで実空間と連動したコンテンツを制作・配信することができます。さらに、STYLYはマルチデバイスに対応しており、スマートフォンでのAR体験をはじめ、AR/MRグラスやWebブラウザ、そしてVRHMDなど多彩なデバイスでコンテンツを体験することが可能です。
今後も世界中のクリエイターや各都市と連携し合いながら、現実世界をテクノロジーで拡張させる「リアルメタバース」を推進していき、ライフスタイルの中でXR/リアルメタバースを利用する「空間を身にまとう時代」の創造を行ってまいります。
URL:https://styly.cc/


株式会社Psychic VR Lab について 


・本社所在地 :東京都新宿区新宿1丁目34−2 MORIAURA 2F
・代表者 :代表取締役 山口征浩

Psychic VR Labはリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開する会社です。
現実とバーチャルが重なり合う時代において、XR技術を活用した文化的・経済的エコシステムを創り出すことで、誰もが空間を身にまとうことができる世界を目指しています。
URL:https://psychic-vr-lab.com/

<プレスキットについて>
各種画像及び動画については以下よりダウンロードくださいませ
・プレスキットダウンロードページ:https://00m.in/abLmw

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社Psychic VR Lab
担当:森逸崎(もりいざき)
info@psychic-vr-lab.com

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