リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)のモデルケースを目指す「大雪いきもの図鑑プロジェクト2023」を実施
配信日時: 2023-06-30 17:45:34
北海道上川町(町長:佐藤芳治)は、昨年に続き、リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)のモデルケースを目指し、「大雪いきもの図鑑プロジェクト2023」を、昨年から期間・対象エリアを拡大して実施いたします。
期間中、参加者の皆さんにはいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)*1」をスマートフォンにダウンロードしていただき、アプリを立ち上げ、「クエスト」と呼ばれるゲーム機能を通して、楽しみながら大雪山や上川町に生息する生き物をアプリ上で撮影、収集していただきます。皆さんに収集していただいた生き物の生息域や数などのデータから、生き物の最新の生息分布状況を把握、可視化し、北海道大学 地球環境科学研究院における研究活動にも役立てていくことで、大雪山、上川周辺エリアの自然保護、再生に繋げていきます。(なお、絶滅危惧種等の希少種の位置情報についてはアプリ内で公開されることはありません。)
本プロジェクトは趣旨にご賛同いただき、企業版ふるさと納税を寄付いただいております株式会社TSIホールディングス*2と、北海道大学 地球環境科学研究院にご協力いただき実施しております。
【プロジェクト概要】
[画像1: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-177384298041e3e3d1f8-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-ecdd619e1a68e0054687-0.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-130ff396192cf939da13-0.jpg ]
1.背景と目的
〇近年、地球温暖化等の影響により、大雪山に植生する高山植物の生息域が徐々に笹原と化してしまい、高山域に限られてきているなど大雪山の生態系が変わってきてしまっている状況がある。
〇次世代の観光様式として、サステナブル・ツーリズムよりも一歩踏み込んだリジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)の機運が高まってきている。
〇ポストコロナの時代において、今後登山客や観光客が増加していくことは避けられず、登山客や観光客が増えることによって、自然が人間と共再生することを目指すリジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)の仕組みを模索し、実証的に昨年より「大雪いきもの図鑑プロジェクト」をスタート。楽しく学びのある自然体験を提供し、旅の満足度を上げるとともに、環境保全や研究に役に立つデータを集積し、再生型観光のモデルケースとなることを目指す。
2.実施内容
●実施期間:2023年7月1日(土)~10月15日(土)
※「まちクエスト」は7月15日(土)~10月15日(土)
●実施場所:上川町市街地エリア及び大雪山黒岳ロープウェイ、黒岳周辺エリア(下記MAP参照)
●主 催:上川町
●協 力:株式会社TSIホールディングス、北海道大学 地球環境科学研究院
●参加費用:無料
●参加方法:「Biome」アプリをご自身のスマートフォンでダウンロードして、アプリを起動。
アプリ内のクエスト「大雪いきもの図鑑プロジェクト」を選択。
ルールやガイドを参考に指定エリア内で発見した植物、昆虫、動物をアプリで写真撮影し、投稿する
ことでクエストの達成を目指す。
●クエスト:1.やまクエスト(層雲峡~7合目エリア、7合目~山頂エリア)
2.まちクエスト(上川町中心部及び、大雪 森のガーデンエリア)
[画像4: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-c5e2bffaff0a3b8b04db-0.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-ac1c8ba71da9a045dd02-0.jpg ]
●アプリダウンロードURL:
https://biome.page.link/k3SE(iOS、 Android 共通)
[画像6: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-2cde68b4d3da099f5d5f-0.jpg ]
上川町は今後も大雪山及び上川町周辺の自然環境を維持・存続させていくために様々な取り組みを行ってまいります。ご期待ください。
以上
[画像7: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-7c00d2e72dea34b87af1-0.jpg ]
資料
*1 Biome
[画像8: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-b6e27691dc0d881b0b7e-8.jpg ]
スマートフォンで撮影した身近な動植物の名前をAIで判定し、自分だけの図鑑を作れる無料のスマートフォンアプリ。最近では、ユーザーの投稿がきっかけとなりその地域では未確認だった外来種の発見につながるなど、生物多様性保全のためのモニタリングにも役立てられている。
*2 株式会社TSIホールディングス
[画像9: https://prtimes.jp/i/59288/15/resize/d59288-15-9118a3a5169d801cd031-8.jpg ]
TSIホールディングスは(株)東京スタイルと(株)サンエー・インターナショナルが2011年に経営統合し、発足。
50を超えるブランドを有し、幅広い事業ポートフォリオと多様な販売チャネル、性別・年齢を問わない顧客との接点など独自の強みを持つ。2022年4月にパーパスとして「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」を掲げ、時代の流れを先取りするファッションエンターテインメント創造企業を目指している。
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