気温差ストレスによる“寒暖差疲労”の蓄積で、“冷え”が深刻化!?
配信日時: 2014-11-12 14:46:22
~“冷え”対策には、血管応答性を高める炭酸入浴などの温活がカギ~
監修:東京有明医療大学 教授 川嶋 朗先生
女性の健康力向上を通した社会の活性化への貢献を目指す『ウーマンウェルネス研究会supported by Kao』(代表:対馬ルリ子/産婦人科医)では、1日の最低・最高の気温差や室内・外の気温差が大きくなるこれからの冬の季節、“寒暖差疲労”が蓄積することで“冷え”が深刻化すると予想しています。
■5年前に比べて、最低・最高気温の差は1.1℃も上昇!
東京都で1日の平均最低気温が10℃を下回り始める11月は、1日の最低・最高気温の差、いわゆる寒暖差が大きくなる時期です。また、暖房の使用により室内外の気温差も大きくなり、私たちの身体は寒暖差のある環境にさらされることになります。
さらに、5年前と比べて、1日の最高・最低気温の差、いわゆる寒暖差は大きくなっている傾向にあります。2009年と2013年を比べると、11月で+0.7℃、12月で+1.0℃、1月で+1.1℃(2014年比では1.4℃)と、寒さが本格的になるに従い、寒暖差は広がっています。
※詳細の表はこちらを参照ください
http://www.well-lab.jp/201411/feature/2868
東京有明医療大学 教授 川嶋 朗先生は、1日の最低・最高気温や室内外の気温差が大きくなるこれからの季節について、『寒暖差の激しい環境にいることで、その気温差に対応しようとして、私たちの身体は必要以上にエネルギーを消費してしまいます。この“寒暖差疲労”が蓄積すると、“冷え”が深刻化します。』と警鐘を鳴らします。
■気温差による過剰なエネルギー消費が”寒暖差疲労”に。冬の冷えが深刻化!
川嶋先生は、『人間の身体は、寒い環境では熱を作り、暑い環境では熱を逃がそうとします。よって、気温差のある環境では熱を作ったり、逃がしたり、といった相反する行動を繰り返すため、より多くのエネルギーを必要とします。エネルギーを必要以上に消費してしまうことで、“寒暖差疲労”に陥り、自律神経が乱れ、自分が意識している以上に冷えの症状が急速に進行する危険性があります。最近は、空調が完備される環境が多くなったため、寒暖差に対する耐性が弱い人が増えている傾向がみられます。さらに、“寒暖差疲労”は冷えだけではなく、肩こり、めまい、顔のほてり、食欲不振など、様々な不調を連鎖的に引き起こす可能性が高いため、本格的な寒さになる前から対策をとることが重要なのです。』と指摘しています。
※寒暖差疲労を感じるメカニズムはこちらを参照ください
http://www.well-lab.jp/201411/feature/2868
■冬本番には女性の「2人に1人」が冷え性に悩んでいます
首都圏在住の20代から40代の女性373人を対象とした「冬に感じる症状」への実態調査によると、女性が感じる冬の不調として多かったのは、1)「肩こり(65.1%)」、2)「冷え(48..8%)」、3)「肌のかさつき(47.2%)」という結果となりました。
寒さの本格シーズンである時期には、実に女性の2人に1人が「冷え」を感じています。
“寒暖差疲労”による冷え対策をする前に、まずは自分が寒暖差に対して弱いタイプなのか、強いタイプなのかを知ることが重要です。自分の耐性レベルを知った上で、1)身体を外から温める 2)日常生活での軽い運動を心がける 3)温性の食事を摂る の3つの温活術で、「冬の冷え」を和らげましょう。
※寒暖差耐性の自己チェックはこちら
http://www.well-lab.jp/201411/feature/2868
■「冬の冷え」対策に、毎日の生活に取り入れたい3つの温活術
温活1) 身体を外から温める
1.炭酸ガス入りの入浴剤で温めて、血管応答性を高める。
2.冷えを感じたら、蒸気温熱で温める
温活2)“ちょっとだけきつい”動作を日常生活に取り入れる
温活3)温性の食事を心がける
※詳しくはこちらを参照ください
http://www.well-lab.jp/201411/feature/2868
本件に関するお問合わせ先
ウーマンウェルネス研究会supported by Kao
事務局
info@well-lab.jp
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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