世界の医療団「スマイル作戦・マダガスカル2014」 エクスコムグローバル株式会社様「イモトのWiFi」のレンタル支援により実施

プレスリリース発表元企業:世界の医療団(認定NPO法人)

配信日時: 2014-11-10 13:43:16

認定NPO法人「世界の医療団」(本部:東京・港区 理事長:オスタン・ガエル)は、エクスコムグローバル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表:西村誠司)による「イモトのWiFi」のレンタル支援により、2014年8月1日(金)~8月11日(月)『スマイル作戦・マダガスカル2014』を実施しました。

スマイル作戦とは
スマイル作戦は、口唇裂、口蓋裂、多指症などいった先天性の奇形、事故、暴力の犠牲などの後天的な機能および外見上の障害に対し、無償で形成外科手術を行います。しかし、スマイル作戦は、ただ外見を修復するだけのプロジェクトではありません。手術を通し、人としての誇りと尊厳を取り戻してもらい、より豊かな社会生活を送ってもらうことを目的としています。

特に、スマイル作戦のイメージになっているのは唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)です。これは上口唇に皮膚、上顎・口蓋骨の欠損をもちます。これらの部位に組織の欠損があると、機能的に「笑い」特に「ほほえみ」が作れません。唇が左右に広がり特異な表情となります。笑いを表現できない顔は社会生活において大きな欠点となります。特に隣近所の交流が密な途上国では、周囲の仲間からの差別や拒否は、本人のみならず家族にも向けられます。結果、村社会から排他されることも生じます。貧しい国における最も大きな財産は遺伝子の優位性となるからです。それを手術で改善し「ほほえみ」を作れるようにする、これが「スマイル作戦」の目的です。

スマイル作戦・マダガスカル2014を実施
2014年8月1日(金)~11日(月)、世界の医療団は来年で10年目を迎えるスマイル作戦・マダガスカル2014を実施しました。日本から与座聡医師と新井朋美看護師が参加し、計7名のスタッフで実施しました。今回は、診察は80名、手術数は36名(全身麻酔35名、局部麻酔1名)でした。

■活動地
アンタナナリボ市内

■日程
2014年8月1日(金) 〜 8月11日(月)

■派遣ボランティア
・日本チーム(医師、看護師2名)
与座 聡(形成外科医)
新井 朋美(看護師)

・フランスチーム(形成外科医、麻酔科医、看護師)5名
フランソワ・フサディエ(形成外科医)
ジャン・ミシェル・モンディエ(形成外科医)
オスマン・イサ(形成外科医)
ジェラール・マシュー(麻酔科医)
キャロルリヌ・フンベール(看護師)

■活動病院
アンタナナリボ大学病院

世界の医療団、「イモトのWiFi」で海外活動を強化
スマイル作戦は、多くをパソコンで管理しているためインターネット環境は不可欠です。しかし、スマイル作戦で訪れる10カ国以上の途上国で、インターネット環境が整っているところはまだまだ少ないです。そこで、多くの国で使うことができる「イモトのWiFi」のエクスコムグローバル株式会社様に協力していただくことにより、今後スマイル作戦の活動を強化して参ります。今回のスマイル作戦・マダガスカルにて「イモトのWiFi」を使用させて頂きました。早速、次回は、11/13(木)~11/22(土)のスマイル作戦・バングラデシュです。今後も、世界の医療団の海外ミッションにおいて、「イモトのWiFi」を無償でスタッフにレンタルのご協力を頂くことで、海外でさらに多くの方々を支援できればと思っております。

お問い合わせ先

報道関係の方: 世界の医療団 広報・片岡英彦 メール: kataoka@mdm.or.jp 
申込方法: 社名、媒体名、お名前、取材人数、ご連絡先をメールにてお送りください。電話:03-3585-6436


世界の医療団について

1980年にフランスで設立。現在は14ヶ国に事務局組織を持つ国際ネットワークです。2010年は約80の国と地域で350ものミッションを展開しました。医療・保健衛生分野の専門家ボランティアが中心となり、国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべる活動をしています。世界の医療団 日本の設立は、1995年阪神・淡路大震災の際、フランスから緊急支援に駆けつけたことが契機となっています。

関連リンク
エクスコムグローバル株式会社
http://www.xcomglobal.co.jp/

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform