「全仏オープンテニス」6月6日(火)に開幕の車いす部門に出場する小田凱人、上地結衣のWOWOW独占インタビューが到着!

プレスリリース発表元企業:株式会社WOWOW

配信日時: 2023-06-06 14:46:05

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「全仏オープンテニス」5/28(日)~6/11(日) 
WOWOWで全日生中継!WOWOWオンデマンドでライブ配信!



後半戦に突入した今年2つめのグランドスラム「全仏オープンテニス」。本日6月6日(火)に開幕する車いす部門に出場する小田凱人、上地結衣がWOWOWの独占インタビューに応じた。
17歳・小田は男子シングルス第2シードからで身初の四大大会優勝を狙う。女子シングルス第2シードの上地はで3年ぶりの優勝を目指す。本日6日、小田はコート12の第1試合、上地コート13の第2試合に登場する。WOWOWオンデマンドでは両選手の試合をライブ配信する。

小田凱人選手インタビュー


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――髪型を変えたはどういう心境の変化?

特に理由はないんですけど、気分で…。七三分けのイメージがあったかなと思うんですけど、そろそろ変えようかなと。もともと短髪にしたくて、もっと短くしたかったので。気に入っています(笑)。

――この1年でいろんなことが変わりました。スポンサーもつきましたし、国枝慎吾さんも引退しました。注目度も増えましたけど、環境の変化に追いつけていますか?

感覚的にはほぼ何も変わりません。練習もそうですけど、試合に関しても、とにかく自分のやりたいプレーをするということを1年間かけて作り上げてきたので、それも今後変わらずやっていくと思います。ランキングが上がったり反響はありましたけど、うれしかったですし、その都度SNSだったりで反響を感じるところもかなり多かったですけれど、テニスに関する感覚は変わらず1年前とそんなに変化はないです。

――いろんな面で成長していると思うのですが、自分のなかで1年前と比べて成長したなと感じるところはどういうところですか?

1年でかなりの試合数をこなしたので、経験値が上がったっていうのはあります。特にクレーコートだと、クレーコートでの試合というのを何度も経験してきたので、経験という面では去年のこの大会より明らかに違う、経験値というものを得られていると思います。いろんな勝ち方、負け方をしてきたので、これからの試合に対するデータとして出ると思うので、そこは成長した部分かなと思いますね。

――全豪のときは開幕直前に国枝さんが引退されて、国枝さんがいない中での大会でした。数カ月経ちましたけど、自分が今後、車いすテニスを変えていく自負というのは感じますか?

そこに関してはずっと前から感じていたというか、そういう思いでやっていたので、国枝さんがいざ引退されてからはより濃く思うようになりました。国枝選手の後継者だったりとか、いろんなところで言われていますけど、そうじゃなくて単純な選手としての小田凱人として、取り上げてもらえるぐらいビッグな選手になっていきたいです。知名度だったり反響という面ではこれから上げていかないといけないなと思うので、自分の名前をより大きくしていくというところは、国枝さんが引退されてからは特に言われるようになったので、そこはうれしいです。
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――クレーシーズンに入ってからの調整と前哨戦の様子と調子はどんな状態ですか。

感覚的にはすごく良いですし、徐々に上がってきている感覚はあります。それまで日本のクレーコートで練習していたので、フィーリングの違いは感じましたけど、すぐにアジャストできて、試合に向けてかなり良い準備はできています。準備に関してはいろんな面で順調にきていると思うので、あとは試合で生かせるかどうかというところですね。

――クレーでの車いすテニスの難しさはどういうところにありますか。

自分の場合はクレーでもハードでもしっかり自分から打っていくスタイルです。かなり強いボールを打つタイプだと思うので、その分クレーコートだと、チェアワークの技術が必要になってくると思います。ハードコートであれば惰性で動ける部分はありますけど、クレーだと車いすが土に埋まってしまったり、惰性が出せずに漕ぐことになるので、チェアワークという面ではハードコートよりも負荷がかかりますし、疲れがたまりやすいので、そこはクレーコートならではのここに向けて頑張ってきたところのひとつではあります。

――今、テニスの面で重点的に取り組んでいるところがあれば教えてください。

クレーコートだと走りづらくなるので、その分ショートクロスだったりドロップだったり、相手を動かすというところがより大事です。ただ速いボールただ強いボールだけじゃなくて、そういうところはクレーコートだからこそ効くボールというものも、ハードコートよりは増えると思うので、そこは重点的にやってきました。今でも上手くいっているので、試合でしっかり対応していきたいと思いますね。

――今大会の目標と意気込みを聞かせてください。

目標はひとつなので。もちろん優勝は狙いますけど、まずは1回戦、荒井(大輔)選手なので、久しぶりの対戦になると思うので、しっかり楽しんで、自分の場合、楽しまないとなかなか良いプレーが生まれてこないので、グランドスラムという場を味わいながらプレーできれば。試合を重ねていく中で、成長できると思うので、ワクワクしています。

上地結衣選手インタビュー


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――クレーシーズンに入ってからの調子はどんな状態ですか。

前哨戦のスペインからヨーロッパに来ていて、その翌週のロイヤンという新しいフランスでの大会で単複優勝して、クレーとしてはまずまずのシーズンかなと思っています。

――クレーも相当慣れていらっしゃいますけど、今シーズンは感覚でもだいぶ慣れてきた感じですか?

新しい車いすに3月末に替えて、韓国だったりジャパンオープンだったり、ハードコートで試合をしてみて、車いす自体は良いのですけれども、少し調整しなければいけない部分があって、ヨーロッパ遠征の前に、手を加えたところが、クレーでプレーするには必要な機動力だったり、瞬発力だったりとかというところで、替えて良かったかなと思います。また、替えて準備する期間、試合をして試してみる期間が2大会作れているので、まだまだ試しながらの部分はありますけど、良い感覚でここまでこれているかなと、良くなっていくような感覚が得られています。

――テニスの面で改良されていたり、課題など、あれば教えてください。

少し秘密なところもあるので、試合を見ていただけたらなと思いますね。昨年もう少し前から取り組んでいる積極的なプレースタイルは変わらずに続けているので、オンとオフというか前につめるとき積極的にいくところと、反対にこれまでのスタイルというか土台を固めて攻撃をするためのひとつ前の段階をしっかりと作るというところも意識しながら、特に先週は試合をプレーしました。どんどん前に前にいって速いタイミングで打つというだけでは、クレーコートは足元もとられますし、それでタイミングよくパンパンと返されてしまうと、次に自分がディフェンスの形に入るようなことにもなるので、そのあたりの見極めというか、決して消極的になるっていう意味ではなくて、積極的にいくための前の段階として、きちんと入っていくボール、後ろで待つボールというのを見極めているところが今の課題かなと思います。これはクレーだけではなく、ハードでも生きてくると思うので取り組んでいます。
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――いよいよ開幕ですが、どのようなマインドセットで臨んでいきますか?

ドローも昨年からさらに拡張されて、車いすの試合を多く見ていただける、昨日も日曜日ですごくたくさんのお客さんがいらっしゃっているのを見たので、そういったお客さんの前でプレーができることがまずうれしいですし、メインコートで自分たちが試合できるかもしれないと聞いているので、良いプレーをお見せしたいなと思います。

**WOWOW放送・配信情報**
「全仏オープンテニス」
5/28(日)~6/11(日) 
WOWOWで全日生中継!WOWOWオンデマンドでライブ配信!

【車いすテニス 主な配信予定】
6/6(火)(コート12 第1試合)車いす男子シングルス1回戦 荒井大輔 vs 小田凱人
6/6(火)(コート13 第2試合)車いす女子シングルス1回戦 ジュ・ジェンジェン vs 上地結衣

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