【未来につながる脱炭素素材『スロームウッド』】多くの廃プラスチックを燃やさず、廃木材と複合して活用する新しい水平リサイクル型再生木材テクノロジーを開発

プレスリリース発表元企業:ハンディテクノ株式会社

配信日時: 2023-05-17 10:20:00

リサイクル困難な廃プラスチックを再資源化対象とし、脱炭素に貢献する屋外向け建材素材

再生木材専業メーカーのハンディテクノ株式会社(本社:東京都渋谷区南平台町15-8、以下ハンディテクノ)は、これまでマテリアルリサイクルが困難で多くが焼却されてきた廃プラスチックと廃木材を融合し、製品化する水平リサイクル型再生木材テクノロジー「スロームウッドテクノロジー」を開発いたしました。このテクノロジーにより、多くの廃プラスチックの資源循環が可能となり、燃やさないことによるCO2排出削減にも貢献します。このテクノロジーによって製造される「スロームウッド」は歩道や広場、公園などの景観に木の風合いをプラスする屋外向け建材商品として、2023年5月より、様々な用途・製品へ順次展開いたします。



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【開発背景】
<廃プラスチックの現状>
天然資源である石油を原料とし、軽量でありながら耐久性、加工性に優れたプラスチック。
今では様々な用途で使用されていますが、一方で使用後の廃棄による環境汚染が世界的な問題となっています。
日本でも廃プラスチックの多くがエネルギー利用として焼却処理されており、再利用されているものはわずか24%にすぎません。
また、廃プラスチックのうち約50%はマテリアルリサイクルが困難で、焼却によるエネルギー回収又は単純焼却され、年間約100万トンのCO2の発生源ともなっています。

<求められる持続可能性>
天然資源の消費・廃棄の一方通行型の消費から、資源を再利用する持続可能な利用を増やしていくことが急務です。
ハンディテクノが開発したのは製品から製品へ、使用済みの製品がいったん資源となり、同じ製品として生まれ変わる水平リサイクルを可能にした『スロームウッドテクノロジー』です。

【スロームウッドテクノロジーの特徴】
1.リサイクル困難材を再生
スロームウッドテクノロジーは世界初※のマテリアルリサイクルシステムとして、多くの廃プラスチックを再資源化・リサイクル対象とし、工場端材等の廃木材と融合することで再び製品として活かすことを可能にした再生木材テクノロジーです。(特許申請中)※当社調べ

2.CO2排出量をスロームウッド1トンあたり約1.93トン・82%削減
従来は焼却されてきた資源をマテリアルリサイクルすることで、スロームウッド1トンあたり約1.93トン、82%のCO2排出量を削減します。(スロームウッド1トンに使用する資源を焼却した際に排出されるCO2と、スロームウッド原料として使用し製品製造した場合に排出するCO2の比較)※第三者機関による認証済み

3.水平リサイクルを実現
スロームウッドは製品の使用終了後は再びリサイクルして新たなスロームウッド製品として生まれ変わる水平リサイクルを可能にしています。

【今後の製品展開】
[画像2: https://prtimes.jp/i/104975/4/resize/d104975-4-ca7c1542111fccc81be3-2.jpg ]

スロームウッドの製品第一弾として、歩行用舗装材『スロームウッド ウッドペイブ」』を2023年5月より発売いたします。



【ハンディテクノ株式会社について】
2004年の創業以来、再生木材専業メーカーとして「燃やさない、捨てない」を理念に、環境素材があたりまえの時代を目指し、再生木材の企画・開発・製造を行っている環境先進企業です。
創業以来の製品である「100%リサイクル再生木材 ハンディウッド」その環境性能や製品性能が評価され、ウッドデッキ、ルーバー、ベンチ等の用途において数多くの納入実績を重ねています。
かけがえのない地球資源を有効活用した再生木材事業は、自然(地球環境)と人類(消費者)へ貢献し、持続可能な社会を目指すSDGsの目標と多くの点で合致しています。

会社名:ハンディテクノ株式会社
所在地:〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-8
URL:https://www.srom-wood.com

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