2023年3月の自動車用タイヤ・エンジンオイル・バッテリー販売速報

プレスリリース発表元企業:GfK Japan

配信日時: 2023-04-27 11:00:00







GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。


タイヤ


2023年3月の自動車用タイヤ販売は、4月のメーカー出荷価格引き上げ前の特需はあったものの、本数前年比は3%減と前年同月には届かなかった。店頭では同10%減であったことに対し、インターネットでは同4%増と前年を上回った。夏タイヤが本数前年比6%減と低調であった一方で、オールシーズンタイヤは同28%増と大幅に販売を伸ばした。タイヤ全体の税抜き平均価格は9,962円と前年同月から13%上昇し、店頭では9%、インターネットでは20%上昇した。平均価格が上昇したことで、本数前年比はマイナス成長であったものの、金額前年比は10%増と大幅な成長を見せた。店頭では同1%減に留まり、インターネットでは同24%増と二桁成長を遂げた。


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エンジンオイル


2023年3月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比23%減と不調であった。4L缶の販売は数量前年比6%減で、店頭では同3%減であった一方、インターネットでは同25%減と大幅に減少した。4L缶を粘度別にみると、主要な粘度では5W-30が数量前年比8%減、10W-30が同16%減と減少し、他方0W-30は同25%増、0W-16は同20%増と好調に推移した。4L缶の税抜き平均価格は4,135円と前年同月から14%上昇し、店頭では15%、インターネットでは8%上昇した。その結果、4L缶の金額前年比は7%増と堅調であった。店頭では同11%増であったことに対し、インターネットでは同19%減と前年同月を大幅に下回った。


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バッテリー


2023年3月の自動車用バッテリー販売は数量前年比3%減と微減であった。店頭では同8%減であったものの、インターネットでは同6%増と堅調な伸長を見せた。JIS規格別にみると、構成比の高いB19は数量前年比14%減、D23は同6%減であったことに対し、D26は同5%増と前年を上回った。バッテリー全体の平均価格は前年同月から10%上昇し13,381円となり、店頭では9%、インターネットでは17%上昇した。結果、金額前年比は7%増と堅調であった。店頭では同0.4%増と前年並みを維持し、インターネットでは同24%増と大幅に伸長した。


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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。




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