エクサウィザーズ、ChatGPTの企業向けサービス 「exaBase 生成AI built with GPT-4」を受付開始

プレスリリース発表元企業:株式会社エクサウィザーズ

配信日時: 2023-04-26 12:00:59

~月900円の基本料金、セキュリティ・コンプライアンス管理を標準搭載~

株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下、エクサウィザーズ)は、企業向けの生成・対話型AIサービス「exaBase 生成AI built with GPT-4」の予約受付を開始いたしました。どのような企業でも安全に生成・対話型AIを本格的に利用できるように、「ChatGPT」の課題とされるセキュリティの確保やコンプライアンス遵守の機能を標準で搭載いたします。



 1ユーザー当たり月額900円(税別)の基本料金、利用に応じた従量料金には上限を設定できるため、運用コストの面でも安心してお使いいただけます。本年5月中旬のサービス開始に向け、無料トライアルを受け付けています。(お申し込みはこちらから:https://exawizards.com/exabase/gpt
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☑︎サービス開発の背景
 ChatGPTは米OpenAI社が開発し提供する生成・対話型AIのサービスで、2022年11月末の提供開始からAIの利用を促進する新基軸として注目を集めています。簡易なユーザーインターフェース(UI)にプロンプトと呼ばれる指示を入力するだけで、インターネットなどから膨大な知見を学んだAIの生成結果をチャット形式ですぐに得ることができます。

 一方で、企業や官公庁などで利用する場合、入力した情報がChatGPTのAIモデルの最適化に利用される可能性がある規約である(Webブラウザーからの利用の場合)、また従業員が入力するプロンプトや利用状況の管理ができないなどの課題があります。このため、情報管理のリスクへの懸念から使用を禁止したり、導入を見送ったりしているケースが少なくありません。

 エクサウィザーズは金融/保険、製造業/産業財、消費財、ヘルスケア、通信/インフラ、エネルギー、人材、物流などに各業界を代表する顧客を有しています。現在、それらの顧客からセキュリティとコンプライアンスに配慮した生成・対話型AIサービスへの要望が急増してます。このようなニーズに応える形で当社はChatGPTをベースとして安心・安全に利用できるexaBase 生成AI built with GPT-4(以下、 exaBase 生成AI )を独自に開発しました。

 ユーザー企業は自社独自のセキュリティ水準やコンプライアンスのルールに則った形で生成・対話型AIサービスの運用が可能となります。回答を生成するAIモデルとしては最新版の「GPT-4」を採用しており、高い精度が期待できます。

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画面:exaBase 生成AI built with GPT-4のプロンプト画面(開発中のものであり提供時は異なる場合があります)

☑︎セキュリティ・コンプライアンスを確保する4大機能
 exaBase 生成AIは「入力するプロンプトの監視」「チャット履歴の保管」「従業員のアカウント管理」など、セキュリティやコンプライアンスの確保と運用のしやすさを両立する機能を提供します。

(1)入力情報は原則オプトアウト ~AIによる入力データの学習を回避~
 当社でOpenAIとAPIでの利用契約をすることで、ユーザー企業の利用者が入力するプロンプトのデータは原則オプトアウトとなります。オプトアウトの状況を各ユーザーに確認したり、AIの学習用データとして利用されたりすることはありません(※1)
(2)禁止ワードや機微情報の入力を阻止 ~重要情報の漏えいを回避~
 社内の機密情報が社外に漏洩しないよう、(1)のオプトアウトのほか、入力禁止ワードの設定、機微情報の検知の2つの安心機能が利用できます。あらかじめ管理者側で設定した禁止ワード、銀行口座やマイナンバーカードなど特定の重要情報をプロンプトとして入力したと判断した場合は、データを送信できません(※2)
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画面:禁止ワードの設定画面

(3)チャット履歴の蓄積・活用 ~管理とベストプラクティスの横展開~
 ユーザーの入力したプロンプトと返信のチャット履歴は蓄積され、企業内の管理者が確認可能です(※3)。不適切なプロンプトの入力がないかなどモニタリングする目的のほか、業務に役立つ活用をしているプロンプトを見いだして横展開することが可能です。
(4)ユーザーのID・利用ログ管理 ~シングルサインオンが可能に~
 ユーザーのログインなどの利用状況を管理できます。企業内のディレクトリーサービスと連携したシングルサインオンが可能で、管理者がユーザー情報を逐一登録したり、ユーザーがIDやパスワードを個別に設定したりする必要がありません(※4)。個人やグループなどの単位で利用動向をレポート形式で出力。活用が不十分な場合に利用を促進したり、コストのコントロールのために利用の上限額を設定したりする根拠として活用できます。

※1 オプトアウトとは情報の利用を拒否する設定のことです。ただしOpenAI側でサービスのセキュリティ確保のため、一定期間データを保有する仕様となっています。
※2 入力情報に各管理者や当社が設定した違反がなくなるまで「送信ボタン」を押下できません。
※3 初期設定では当社サーバーで、チャット履歴のデータ、ユーザーのログイン状況を6カ月間管理いたします。
※4 企業側の管理画面で個別にユーザーIDを発行することも可能です。

☑︎各産業・業務のプロンプトテンプレートを提供予定
 生成・対話型AIを業務で活用し効果を出すには、適切なプロンプトを入力する必要があります。エクサウィザーズはさまざまな産業において年間250件以上のAI・DXプロジェクトを実施しております。これらに参画するAIコンサルタント・エンジニアの知見を生かし、exaBase 生成AIをフル活用するためのプロンプトのテンプレートを提供いたします。各産業や業務に応じたプロンプトテンプレートをサービス開始以降、随時提供予定です。

☑︎料金体系
基本料金:1ユーザー当たり月額900円(税抜)
従量料金:入力と回答1000文字当たり27円(同)
採用AIモデル:GPT-4
利用開始に当たっての初期設定料金は不要です。
無料トライアルキャンペーン

 2023年5月中旬のサービス提供にあわせて、同年4月26日から無料トライアルの予約申し込みを受け付けております※5。お申し込みは以下のURLをご覧ください。https://exawizards.com/exabase/gpt
※5 上限額に一定の条件があります。

☑︎リリース後に対応予定の機能連携
[画像4: https://prtimes.jp/i/30192/160/resize/d30192-160-15caec8fb7f3ffc90b03-2.png ]


画面:exaBase Studioの開発ユーザーインターフェースであるキャンバス(プロトタイプ)

 エクサウィザーズは企業ユーザーがAIソフトウェアを容易に開発できる「exaBase Studio」を今期(2024年3月期)中に投入予定です。exaBase Studioではキャンバスと呼ぶ開発画面に、AIアルゴリズムや処理、入力データなどを定義できるソフトウェア開発環境です。キャンバスを利用して、ビジネス部門の担当者とエンジニア・開発者などのステークホルダーが目標を共有しながら、アジャイル型で迅速に構築し、その後の環境変化に応じて進化させることもできます。

 こうした特徴を持つexaBase Studioを活用することで、生成・対話型AIであるexaBase 生成AIの機能を高めたり、社内のシステムやデータベースと連携するAIソフトウェアを構築したりできます。個々の企業で異なる要望を盛り込むことで情報の秘匿性も高められます。exaBase Studioの詳細については当社サイト(https://exawizards.com/exabase/studio)をご覧ください。

【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/

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