2022年度 電動アシスト自転車の販売動向
配信日時: 2023-04-20 11:00:00
GfK Japan(東京:中野区)は、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店における2022年度(2022年4月~2023年3月)の電動アシスト自転車販売動向を2023年4月13日に発表した。
【概要】
・2022年度の電動アシスト自転車市場は、数量前年比3%減と微減
・メーカー各社の価格改定により平均価格は7%上昇し、結果、金額前年比は3%増とプラス成長を維持
・通勤、通学向けのシティー車 、タイヤ径の小さいミニサイクルが数量前年比11%増、15%増と二桁成長を見せた。
【電動アシスト自転車の販売動向】
2022年度の電動アシスト自転車販売は、数量前年比3%減と微減であった(図1)。4-6月は同2%増と前年を上回ったものの、為替の変動や原材料高騰のあおりを受け、6月から相次いで価格改定が実施されたことで、7-9月以降はマイナス成長に転じた。特に10-12月期では数量前年比11%減と大幅な減少が見られた。
電動アシスト自転車の平均価格(税抜)は、上述の価格改定により前年から7%上昇し107,084円となった。その結果、販売数量は前年を下回ったものの、販売金額は前年比3%増とプラス成長を維持した。
画像 : https://newscast.jp/attachments/LrSbFtu0A23moHchTvrQ.png
【タイプ別販売動向】
電動アシスト自転車で数量構成比51%を占めるホーム車*1は数量前年比1%増とほぼ前年並みであった(図2)。次いで販売が多い子供乗せ*2は数量前年比6%減と低調で、数量構成比では22%となった。出生数が減少していることもあり、子供乗せの減少トレンドは今後も続くと考えられる。
一方、シティー車*3 、ミニサイクル*4が好調でそれぞれ数量前年比11%増、15%増の伸長を見せ、数量構成比ではシティー車が11%、ミニサイクルが10%を占めるに至った。通勤、通学における需要から、いずれもここ数年で販売数量は増加傾向にあり、今後のさらなる拡大が期待される。
画像 : https://newscast.jp/attachments/GIkgXhAUm4wXf4ra0ucg.png
*1:普段使いを主目的として設計された自転車
*2:幼児2人同乗基準に適合した自転車
*3:通勤・通学を主目的として設計された自転車
*4:タイヤサイズ20インチ以下の自転車
GfK JapanのYouTubeチャンネルへご登録を
独自の消費者調査、データサイエンスやプラットフォームサービスgfknewronによる価格戦略や市場分析をビデオコンテンツでご視聴いただけるサイトです。新鮮な情報をお届けする当チャンネルへのご登録を宜しくお願い致します。
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=f7GtNgONKms
GfK Japan: データ情報解析・コンサルティング サイエンス : https://www.gfk.com/ja/home
詳細はこちら
プレスリリース提供元:NEWSCAST
スポンサードリンク
「GfK Japan」のプレスリリース
「ビジネス全般」のプレスリリース
- ~中国における事業体制の強化と業務効率化~2025年1月 中国現地法人統合12/27 16:15
- NTTが東京国立博物館 「オフィシャルパートナー」に就任12/27 15:07
- 組織改正並びに役員等の異動及び人事異動のお知らせ12/27 14:28
- 「ビジネス全般」のプレスリリースをもっと読む
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 業界を牽引するトップリーダー約50名の”成功の共通項”とは?12/28 17:00
- まぐろ問屋の看板メニュー「まぐろの恵」【ジャパン・フード・セレクション グランプリ受賞!】食の専門家が認めたひと皿。12/28 17:00
- 【京町湯屋SOKOTOTO】お風呂好き必見『新春 大抽選会』1/3(金)~1/5(日)ハズレなしで豪華景品が当たる!12/28 17:00
- ヒュンメルが次の100年を目指して、「FCカルマ」スタート!12/28 16:56
- モデル【エビちゃん】がダンスを『STORY』のインスタグラムのアカウントで初披露! 楽曲はなんと夫のイルマリさんがMCを務めるRIP SLYMEの代表曲!12/28 16:45
- 最新のプレスリリースをもっと見る