ISACAがサイバーセキュリティーの新たな資格認定を開始

プレスリリース発表元企業:ISACA

配信日時: 2014-10-08 20:53:00

試験監督官立ち会い下でのオンライン試験でCybersecurity Fundamentals Certificateが受験可能に

(米イリノイ州ローリングメドーズ)- (ビジネスワイヤ) -- Cybersecurity Nexus(CSX)を策定した世界的IT団体のISACAは本日、Cybersecurity Fundamentals Certificate(サイバーセキュリティー基礎認定)を開始しました。この認定は、大学生、最近大学を卒業した人、初級レベルのセキュリティー専門家、転職を検討中の人を対象とし知識を問う試験であり、験監督官立ち会いのオンライン試験に合格する必要があります。

Cybersecurity Fundamentals Certificateは、Skills Framework for the Information Age(SFIA:情報化時代のスキルフレームワーク)およびNational Initiative for Cybersecurity Education(NICE:サイバーセキュリティー教育のための国家プログラム)のCybersecurity Workforce Framework(サイバーセキュリティー・ワークフォース・フレームワーク)に沿うものです。この認定試験では、サイバーセキュリティーの基礎に関し、以下の5つの分野で知識を判定します。

サイバーセキュリティーの概念 サイバーセキュリティーのアーキテクチャーの原則 ネットワーク、システム、アプリケーション、データのサイバーセキュリティー インシデントへの対応 進歩する技術のセキュリティー ISACAのインターナショナル・プレジデントでCAテクノロジーズの戦略・革新担当副社長のロバートEストラウド(CGEIT、CRISC)は、次のように語っています。「今日では、サイバーセキュリティーのスキルを持つ人が世界中で危機的に不足していることから、証明できるレベルでサイバーセキュリティーの知識を持つ候補者には世界的に高い需要があります。ISACAのCybersecurity Fundamentals Certificateにより、組織は候補者がサイバーセキュリティーを基礎レベルで理解していると容易に判断できる一方、十分な知識を持った候補者は他の人との差別化を図ることができます。」

この認定試験への申し込みは、www.isaca.org/cybersecuritycertificateで行うことができます。この試験にはウェブカメラを介して試験官が立ち会い、受験料は150米ドルです。受験のための参考書が販売されています。

この資格は、ISACAが行う4つの資格認定(CISA、CISM、CGEIT、CRISC)とは異なります。従来の4資格では、最低限の年数以上、該当職種に従事している必要があり、その上で試験に合格する必要があります。

Cybersecurity Fundamentals Certificateは、ISACAがCybersecurity Nexusに関して提供する最新のリソースです。ISACAはCSXを通じ、サイバーセキュリティーのためのリソースを、各レベルに対応して専門家に提供しています。

Cybersecurity Month(サイバーセキュリティー月間)

今月はCybersecurity Month(サイバーセキュリティー月間)でもあります。ISACAは今月、Cybersecurity Awareness Month(サイバーセキュリティー意識啓発月間)およびEuropean Cyber Security Month(欧州サイバーセキュリティー月間)の支援者として、サイバーセキュリティーに関する以下の2つの無料ウェビナーを開催します。

10月9日—なぜNICE Cybersecurity Workforce Framework(サイバーセキュリティー・ワークフォース・フレームワーク)を実行するのか 10月28日—クラウド侵入者に対する自己防衛戦略 またISACAは、サイバーセキュリティーに関する2つのトレーニングコース、Implementing the NIST Cybersecurity Framework Using COBIT 5(COBIT 5を使用したNISTサイバーセキュリティー・フレームワークの実行)、およびCOBIT 5 Assessor for Security(セキュリティーのためのCOBIT 5アセッサー)を開設し、またサイバーセキュリティーのための教材と学生用ハンドブックの配布を開始します。

ストラウドは、次のように語っています。「ISACAの学生会員に対する最近のアンケート調査から、自分が大学卒業後の希望職種に十分なほどサイバーセキュリティーに関して知識を持っている、と考える学生は半数に満たないことが分かりました。ISACAは、価値のあるリソースでそのギャップを埋めるつもりです。こうしたリソースにより、個々の人はサイバーセキュリティーに関するスキルや知識を修得でき、企業はサイバーセキュリティー要員を育成することができます。」

サイバーセキュリティーに関するISACAのリソースの詳細については、www.isaca.org/cyberをご覧ください。

ISACAについて

180カ国、11万5000人の会員で構成されるISACA®(www.isaca.org)は、ビジネスおよびITリーダーが情報および情報システムに信頼を醸成し、そこから価値を生むための支援を行っています。ISACAは、サイバーセキュリティー専門家のための包括的リソースセットであるCybersecurity Nexus™(サイバーセキュリティー・ネクサス)を策定しました。1969年に設立されたISACAはCOBITも策定し、CISA、CISM、CGEIT、CRISCの認定を通じ、ビジネスに重要なスキルや知識の向上と検証を行っています。

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