持続可能な社会を共創するためのオンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」リニューアル版の活用推進 ~AIによるレコメンド等の新機能を実装~

プレスリリース発表元企業:MS&ADインターリスク総研株式会社

配信日時: 2023-04-03 11:45:00

Platform Cloverのトップページ画面

実装機能

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎)、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納 啓介)、およびMS&ADインターリスク総研株式会社(代表取締役社長:一本木 真史)は、2023年3月15日にリニューアルしたオンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」を活用し、ユーザーとなる自治体や企業等のSDGs取組をサポートしていきます。
今回追加した「AIによるレコメンド機能」により、ユーザー自身のSDGs取組を自動分類し、取り組みに親和性のあるユーザー同士の協働・共創を促進します。また、自治体等が「特集ページ」を持ち、地域や関係先の取り組みを発信することもできます。
当社グループは、本プラットフォームの活用を案内することでSDGsに取り組む企業や団体間のマッチングを促し、全国のSDGs取組がさらに活発化するよう推進していきます。


1. 「Platform Clover」の概要

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/351257/LL_img_351257_1.png
Platform Cloverのトップページ画面

(URL: https://platform-clover.net/ )


(1) 運営法人:一般社団法人サステナブルトランジション(代表理事:川久保 俊※1)
※1:法政大学 デザイン工学部建築学科 教授


(2) 特徴:
・日本初のSDGsアクションを促すSNSとして、産官学民の関係者が各々の知見を持ち寄るための場を提供することで、現代社会が抱えるさまざまな課題の解決を促進し、持続可能な社会の形成を目指します。
・本人確認済みのユーザーのみが情報発信可能で、なりすましやSDGsウォッシュを防ぎ情報の信頼性を確保しています。


(3)利用想定シーン
<1>情報の検索、収集
ユーザーはSDGsに関連する他のユーザーの取り組み(=プロジェクト)、日々の活動(=アクティビティ)等を検索できます。世の中の動向を把握したり、ユーザー自身の立ち位置を再確認したり、SDGsに取り組むきっかけづくりとして活用できます。


<2>情報の発信、PR
ユーザーはSDGsに関連した中長期的な計画や取り組み、日々の活動等を発信できます。自社のPRや他のユーザーと新たなパートナーシップを構築するきっかけづくり、活動のフォローアップとレビューに活用できます。また、自治体が特集ページ機能を使って、域内企業の情報を掲載することで、独自のHPと同等の発信が可能です。

<3>情報の交換、交流
連携や協働が期待されるユーザーやプロジェクトを提案します。専用のAIが、ユーザーのニーズにマッチした取り組みを提示するなど、ユーザー間のコラボレーションを支援します。メッセージ機能を利用すれば他のユーザーと1対1のコミュニケーションを図ることもできます。


2. リニューアル内容
以下の新機能が追加実装され、ユーザービリティが大幅に向上しました。特に「AIを活用したレコメンド機能」により、ユーザーが入力し投稿したSDGsに関する取り組みが、AIによって17のゴールに自動分類されます。この機能によりSDGs初級ユーザーでも簡便に利用できるようになり、ユーザー数の向上を図ります。


・AIを活用したレコメンド機能
・リアクション機能の追加
・スマホ・タブレット等への対応
・検索機能の充実(詳細検索機能の充実、地図検索の追加)
・特集ページ作成機能の追加
・既存ページのイメージ刷新

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/351257/LL_img_351257_2.png
実装機能

3. 背景と今後の展開
法政大学川久保研究室が、主に自治体を利用対象とした「ローカルSDGsプラットフォーム」を2018年から公開運用しています。これを礎にした産学官民への拡大版プラットフォームとして、同研究室が中心となり「Platform Clover」を2021年1月に公開しました。
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、MS&ADインターリスク総研とともに、全国の自治体や企業のSDGs取組をサポートしており、「Platform Clover」が自治体や企業によるSDGs実践のさらなる進展に役立つものと考え、運営メンバーとして参画しています。
また、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保はプラットフォームを運営する一般社団法人サステナブルトランジションの正会員として、MS&ADインターリスク総研は開発者として、いずれも中核的な立場で運営法人に参画しています。
3社は、一般社団法人サステナブルトランジションを構成する他の企業・自治体等※2とも連携して「Platform Clover」の普及促進を担っています。今回のリニューアルによって、多くの新機能が実装された「Platform Clover」のさらなる活用により、地域の企業等のSDGs取組の現状、目標、取組や進捗を見える化し、パートナー探し等の実践をサポートしていきます。

※2:一般社団法人 サステナブルトランジションは以下の団体により構成されています。(2023年3月16日時点)
法政大学川久保研究室、三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社、株式会社みずほ銀行、ESRIジャパン株式会社、一般社団法人SDGsマネジメント、大牟田商工会議所、福岡県北九州市、神奈川県相模原市、奈良県生駒市、岡山県真庭市、新潟県新潟市、愛知県蒲郡市、愛媛県西条市、京都府京丹後市、愛知県豊田市、福岡県直方市、静岡県富士宮市


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