朝日広告社、『予防医療に関する調査』を実施。 意向はあるのに実践できていない人が4割弱という結果に!

プレスリリース発表元企業:株式会社朝日広告社

配信日時: 2023-03-29 13:43:05

ー予防対策を促す「17のヘルスケアドライバー(TM)」も開発ー

 株式会社朝日広告社(本社:東京都中央区/代表取締役 社長執行役員:福地 献一)は、予防医療におけるヘルスケアマーケティングの支援に注力しています。
 この度、全国20~70代男女10,001名を対象に予防医療に関する調査を実施。予防医療に対しての認知や実践の割合、部位等について聴取し、「予防医療」という言葉の認知は全体で7割を超えているが、現在予防対策を行っているのは約4割。実践出来ていないが今後行いたいとする意向者も4割弱存在することが分かりました。
 また、同時に予防対策実践者1,200名に対し「文章完成法」によるアンケートも行い、その結果から、予防対策に気持ちを駆り立てるモチベーションを抽出。当社独自の、予防対策を促すキーワード「17のヘルスケアドライバー(TM)」を開発いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-664e942e8510e15fb203-0.jpg ]



■調査結果のポイント


「予防医療」という言葉の認知は全体で7割を超えているが、実践出来ているのは約4割
「予防医療」の認知は年齢と共に上昇するが、内容の詳細理解は相反で年齢と共に下降傾向
予防対策の実践率が一番低い部位は「肛門」
不調に対して一番対策が取れていない部位は「耳」
男性は「家族のため」「いっしょなら」という「相手軸」、女性は「身だしなみ」「儀式」など「自分軸」が予防対策行動を促すモチベーションとなっている傾向
ほか、「私しかいない」という独身者ならではのドライバー、「もっと怖い病気」を避けるために他の部位
をまず予防するなど、様々なモチベーションが発見された。


「予防医療と生活者の意識・行動に関する調査」 結果詳細
●「予防医療」という言葉の認知は年齢とともに上昇するが、内容の詳細理解は相反で下降傾向


「予防医療」という言葉の認知は全体で73.0%と7割を超えているが、「内容まで詳しく知っている」のは15.1%に留まる。
性年代別で見てみると、男女ともに「予防医療」という言葉の認知は上昇するものの、内容までの詳細理解は逆に下降傾向となっている。
男女とも60代以上ではその約8割が言葉を認知しているが、詳細理解は10%台に留まっている。

「予防医療」認知率【図表1】

[画像2: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-4c0da2698c1ef192b4be-1.jpg ]


●現在予防対策を行っているのは約4割。実践出来ていないが今後行いたいとする意向者も4割弱存在


現在予防対策を行っているのは39.2%。一方で今後意向者+過去実施者は42.2%となっており、この層を動かすことが予防医療実践率を上昇させるキーと考えられる。
性別では男性より女性の方が実践率が高い傾向。

予防対策の実施率【図表2】

[画像3: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-94cba35384e68a081c31-2.jpg ]


●不調を感じている部位で一番多いのは「生活習慣病」まわり、次いで「歯や歯肉、口腔やあご」


何らかの不調や疾患のある人は全体の約6割。性年代別では男女とも高年層ほど「生活習慣病」が高く、男性50代、女性70代では3割を超える。

部位別 不調や疾患の有無【図表3】

[画像4: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-49617c516437d8524577-3.png ]


●最も予防対策出来ている箇所は「歯や歯肉、口腔やあご」、出来ていないのは「肛門」


不調や疾患に対しての予防対策としては「歯や歯肉、口腔やあご」の実践率が最も高く、半数以上の55.1%となっている。一方で最も対策が行われていないのは「肛門」(2.2%)。

予防対策を行った箇所【図表4】

[画像5: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-cc5579224ef3e790cfaf-4.png ]


●不調の割合に対して予防対策が最も低い部位は「耳」、最も高いのは「認知機能」


心身の部位別で、予防対策の充足率を算出してみたところ、最も低い(予防よりも不調の割合が高い)のは「耳」(全体で38.3%)とわかった。 逆に、最も高い(不調よりも予防の割合が高い)のは「認知機能」(全体204.6%)であった。
男女別の予防対策充足率を図表化したものが【図表5】。全般的に女性の方が予防対策行動に積極的だが、特にその傾向が高いのが「認知機能」(男性より+169.2pt)、「歯や歯肉、口腔やあご」(+43.6pt)や「皮膚や爪」(+35.9pt)など。逆に男性の方が高いのは「肛門」(女性より+10.0pt)、「脳や神経」(+8.9pt)、「甲状腺・ホルモン」(+6.3pt)となっている。

部位別の「予防対策充足率(不調を感じる割合に対する予防対策実施率)」 男女別【図表5】

[画像6: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-cc110e2c534bbd6c905f-5.jpg ]


【当社独自指標】予防対策のモチベーションキーワード「17のヘルスケアドライバー™」を開発
●予防対策のモチベーションキーワード「17のヘルスケアドライバー™」


同調査では「予防対策を実践している」と回答した1,200名に対して「文章完成法」によるアンケートも
実施。アンケート内で、予防対策を行っている部位とそのきっかけ、継続出来ている理由などを記入してもらい、その結果から予防対策に気持ちを駆り立てる「17のヘルスケアドライバー™ 」を開発。【図表6】
予防対策のドライバーとして、男性は「家族のため」「いっしょなら」という「相手軸」、女性は「身だしなみ」「儀式」など「自分軸」がモチベーションとなっている傾向が見られた。
また、「私しかいない」という独身者ならではのドライバー、「もっと怖い病気」を避けるために他の部位をまず予防するなど、様々なモチベーションが発見された。


[画像7: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-a09aedb3ffe9ca8b6e42-6.jpg ]

ヘルスケアドライバー例

[画像8: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-9a52b9b726c365e6dc7c-7.jpg ]

【「予防医療と生活者の意識・行動に関する調査」概要】
調査対象:スクリーニング調査:全国20~70代の男女10,001名
     本調査:全国20~70代の男女1,200名
調査手法:インターネット調査
調査時期:2022年12月6日~12月8日

■ASAKOヘルスケア・ソリューション
●予防医療の「行動できない」を「行動できる」へ
人生100年時代。健康寿命延伸の鍵は、予防医療。しかし、予防医療の実践には高い壁があります。
そんな予防医療の「行動できない」を「行動できる」へ。貴社のヘルスケア・マーケティングを動かすヒントがここにあります。

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[画像10: https://prtimes.jp/i/89360/15/resize/d89360-15-62d810b238fe2aa8a016-9.jpg ]

「サステナラボ(R)」は、サステナブルな社会実現のために、一人一人のよりよく生きる、を考える活動を推進しています。企業の事業課題や広報課題に対して、サステナブルな文脈で、ビジネスを動かします。

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戦略ビジネスチームは、新しい課題、埋もれていた課題を見出し、ビジネス成長のきっかけをつくり、経済価値と社会価値の両立を目指します。ヘルスケア領域では、予防医療を推進し健康寿命の延伸に貢献すべく取り組んでいます。

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