SVP注目市場分析 「バイオマスプラスチック」を公開

～CO2排出量やプラスチック廃棄物の削減に役立つ環境にやさしい素材として注目～

　会員企業に対して公開情報を⽤いたビジネス情報提供を行う、株式会社SVPジャパン（本社：東京都中央区、代表取締役社⻑：橋本 雅、以下「SVPジャパン」）は、2023年3月より新たに当社オリジナルコンテンツ「SVPナレッジ」を提供することとなりました。
　本日は、SVP注目市場分析レポートの「バイオマスプラスチック国内市場の現状と将来展望」について会員企業向けに公開いたしました。

■バイオマスプラスチックの国内市場

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　環境省によると、適切に処分されず廃棄されたプラスチック製品が海に流れ着く量は、世界で年間800万トンと試算されており、2050年には海洋にあるプラスチックが魚の総重量を上回るとの試算もある。バイオマスプラスチックには生分解性を持つものもあり、プラスチック廃棄物の削減にも貢献する。また、焼却処分してもCO2の排出量を実質的に削減できるというメリットがあるため、環境にやさしい素材として採⽤が進んでいる。

■バイオマスプラスチックの市場概況

・バイオマスプラスチックは、原料に再生可能なバイオマス（動植物由来の有機資源）を部分的に、または100％使⽤したプラスチックである。主なバイオマスとして、サトウキビ、トウモロコシ、ひまし油、廃食⽤油などが使⽤されている。
・レジ袋やスプーンやフォークをはじめ、食品の容器や飲料⽤PETボトル、土嚢袋や農業⽤マルチシートなどの資材、電気・電子部品や自動車部品まで、幅広い⽤途で採⽤が増えている。
・国内の市場規模は、2022年にメーカー出荷ベース約20万トン、1,100億円であったと推定される。種類別には酢酸セルロースがもっとも多く、数量ベースで50％以上を占める。
・市場規模の推移として、2020年、21年は大幅な成⻑となった。要因として、2020年のレジ袋の有料化で、植物由来の素材を使⽤した袋が対象外とされたことを契機に、同⽤途向けの需要が増加したこと等があげられる。

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■本レポートの構成

Ⅰ．市場の定義
Ⅱ．市場動向
Ⅲ．市場規模・予測
Ⅳ．マーケットシェア
Ⅴ. 参入企業の動向

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■SVPジャパンについて

「成功に導くビジネスの知を、もっと身近に」をミッションとした、会員制ビジネス情報提供サービスプロバイダー。
会員企業には、ビジネス公開情報に基づくクイックリサーチ、カスタムメイド型プロジェクトリサーチを提供。日本は1974年に創業し、現在世界40カ国に渡るネットワークのメンバーとして、大手企業を中心とした会員企業の意思決定を情報力でサポートしています。
　2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。

《会社概要》
社名： 株式会社SVPジャパン
代表取締役： 橋本 雅
所在地： 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日： 1974年7月1日
事業内容： 会員制のビジネス情報提供サービス
URL： https://www.svpjapan.com/

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