The APB Foundation Signature Art Prize ファイナリスト決定のお知らせ

このたび、アジア太平洋地域を拠点とする現代アーティストによる作品を選出するアワード、The APB Foundation Signature Art Prize 2014のファイナリスト15名が発表されました。日本人アーティスト、渡辺豪氏の作品もノミネートされています。

このたび、アジア太平洋地域を拠点とする現代アーティストによる作品を選出するアワード、The APB FoundationSignature Art Prize 2014のファイナリスト15名が発表されました。
24の国・地域からノミネートされた105名のアーティストによる作品の中から、絵画、彫刻、フォトグラフィー、ビデオ作品、パフォーマンスアートなど、ジャンルにとらわれない革新的かつエキサイティングな作品が選ばれました。

15名のファイナリストは、タイ、韓国、パキスタン、日本、シンガポール、ニュージーランド、中国、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、インド、バングラデシュ、台湾から選出され、日本人アーティスト、渡辺豪氏の作品もノミネートされています。

審査にあたったのは、Singapore Art MuseumディレクターのDr. Susie Linghamをはじめ、中国、インド、タイ、オーストラリア各国のアート界で重要な役割を担う5名です。審査員たちは下記のようにコメントしています。

「このたび、The APB Foundation Signature Art Prize 2014のファイナリストを発表できることを、とても嬉しく思います。100以上の作品を15に絞るのは非常に困難なプロセスでしたが、成長著しいアジア太平洋地域のアートシーンの未来が垣間見えるセレクションになったと思います。ファイナリストの作品は、コンテキストやバックグラウンドは多種多様でありながら、コンセプトの力強さと完成度の高さで際立っており、アイデンティティ、移民問題、都市膨張、自然資源の枯渇、伝統的な価値観の消失、文化多様性など、共通する問題を扱っています。」

ファイナリストの作品は2014年11月14日から2015年3月15日までSingapore Art Museumにて展示され、2015年1月22日に行われるセレモニーで受賞者が発表されます。
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The APBFoundation Signature Art prizeとは
このアワードは、Singapore Art Museum (SAM)とAsia PacificBreweries (APB) Foundation主催によるもので、今年で3回目の開催となります。アジア太平洋地域を拠点とする現代アーティストによる作品を対象とし、選出されたファイナリストたちの作品はSingapore Art Museum にて4ヶ月間展示されるほか、活動をサポートするために副賞として賞金が贈られるなど、次世代に羽ばたくアーティストをサポートするアワードです。

The APBFoundation Signature Art Prizeで与えられる副賞の総額は$100,000にのぼり、優勝者には$60,000、審査員賞の2名には$15,000が授与されます。また、展示期間中に美術館を訪れた方や、オンラインでの投票をもとに選ばれるPeople’s Choice Award受賞者には、$10,000がおくられます（投票は11月14日から開始）。
http://www.singaporeartmuseum.sg/apbfSAP2014.html




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