2023年1月から、九州を中心に全国のつくりての商品が並ぶ「旧寺崎邸」の中に拠点を移しました

プレスリリース発表元企業:株式会社うなぎの寝床

配信日時: 2023-02-10 19:15:49

地域文化商社の中での「本」と「もの」 。本とものが共存する場で続ける、うなぎBOOKSとしての模索

旧寺崎邸1階奥に、うなぎBOOKSのコーナーを新設しています



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詳細:https://unagino-nedoko.net/archives/46095/

地域文化商社うなぎの寝床(福岡県八女市)が運営する「うなぎBOOKS」は、福岡県八女市の旧塚本邸にて、2021年9月より活動を始め、『本と人をつなぐ仕事』『本が担える役割を考える場』としての取り組みを続けていますが、2023年1月から、九州を中心に全国のつくりての商品が並ぶ旧寺崎邸の中に拠点を移しました。

“本”と“もの”を同じ場所で、これまでよりも密接した関係として取り扱うことで、ものづくりの場で本が果たせる役割や、その相乗効果を探ることが、うなぎBOOKSの次のフェーズだと捉えています。

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「うなぎBOOKSとして本を取り扱い始め、“本”と“もの”について考え続けています」

本は、それまでに知らなかったことを知ることができる道具としての役割を果たしていると思っています。
ビジネス、文芸、実用、児童書など、どんなジャンルの本であっても、読むことで未知であったことを“体験”しているようにも感じます。

地域文化商社として主に“もの”を取り扱ってきた私たちは、“もの”を知ることで、それまで知らなかった、作られている土地のことや歴史などの背景を知ることになり、実際に使うことで作られている素材そのものの特徴などを“体験”しています。

今、“本”と“もの”は、違うもののように思えても、その本質は変わらず、実は私たちに与えてくれる影響は同じなのでは、と感じています。

“本”と“もの”は知らなかったことを教えてくれます。
それは情報には違いないのですが、インターネットが情報を席巻する今の暮らしの中で、リアルな場所で出会う情報は、インターネット上で出会う精査されたデータとは違う、偶発的なものもより多く含まれていると思います。

実店舗において“紙の本”と“もの”という実在する物質を介して、また、それが同じ場所にあることで、新たな情報との出会い方があるのかもしれないという期待。 そして、今は同じだと感じている “本” と “もの” ですが、本だからこその価値、ものと同じ場所にあるからこそ生まれる、本の新たな価値を見出していきたいと思っています。

地域文化商社の活動の中で “本” はどのような作用を生み出せるのか。
“本”と“もの”と“人”、そして地域文化。その可能性の模索を続けていきます。


うなぎBOOKS 店舗情報


うなぎの寝床 旧寺崎邸 1階 本の間
営業時間:11時~17時
定休日 :火曜、水曜(祝日営業)
住所 :福岡県八女市本町327
電話:0943-24-8021



うなぎBOOKSの役割について


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1_地域の中での本の役割
(まち本屋としての役割)
地域社会の中での本の役割を考えること。地域社会に住む人たちが知識や知恵を深めたり、小説や絵本、いろんなジャンルの本を読むことでゾッとしたりワクワクしたり、世界観を広げていくということが地域文化の豊かさに繋がると考えます。

2_インターネット含めた現代社会の中での本の役割
(webコミュニケーション)
うなぎの寝床の地域文化に視点を向け、なおかつアマゾンや大手書店ではできない領域を模索します。レビューや、webでの本の出会い方、紹介の仕方などメディアとしてのあり方も思考します。

3_「ものやこと」と「本」との関係性を考える
(他業態との本との関係を考える役割)
うなぎの寝床は地域文化商社として、地域文化を体現した「もの」や「こと」を商品として取り扱っています。それ単体では生活用品であり地域文化を感じにくいです。本という情報媒体で、その商品と一緒に関連本を紹介していくことで、知恵を深めたり、また分かりやすくしていくという役割を考えます。



地域文化商社「うなぎの寝床」について



うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。 2012年7月の創業から、次世代へ継承していく「地域文化(ものづ くり、まちづくり、食文化など)」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(生産者)、つなぎて(地域文化商社)、つかいて(生活者)、そしてその先に ある地域資源や自然も含めた生態系をつないでいきます。

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