2023年1月31日 経済産業省に「次代を担う繊維産業企業100選」に選出いただきました。

プレスリリース発表元企業:株式会社フクシン

配信日時: 2023-02-02 10:10:00

全部過疎市町村指定の香川県東かがわ市にある小さな手袋屋さんの取り組みが、経済産業省より認定いただきました。

ファッション手袋等の企画・製造・流通・販売などをおこなう株式会社フクシン(〒769-2705 うどん県てぶくろ市白鳥78-1 TEL:0879-25-2285 FAX:0879-24-1070 代表取締役 福崎二郎)は、経済産業省より「次世代を担う繊維産業企業100選」に選出認定いただきました。



経済産業省は、繊維産業で優れた技術を持つ企業や優れた取り組みをしている企業を広く周知することを目的に「次代を担う繊維産業企業100選」を選定することを決め、2022年度の募集をいたしました。
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(1)サステナビリティ(2)デジタル化(3)技術力やデザイン力による付加価値の創出(4)新規性のある事業・サービスの展開(5)海外展開—の5つの分野で優れた企業を選ぶとのこと。
 それを受けて株式会社フクシンも応募いたしました。

 趣旨:日本の繊維産業は、担い手不足や海外生産拠点の増加など、製造現場をめぐる環境は大きく変化しており、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの企業で売り上げが減少している。これを踏まえ、経産省は令和4年5月に、産業としての進むべき方向性や今後の政策を「2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)」として策定。同ビジョンで掲げるサステナビリティや海外展開など5つの分野を推進するため、「次代を担う繊維産業企業100選」として対外発信することにした。経済産業省ホームページより
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(株)フクシン取り組み紹介

1.サスティナビリティ(環境配慮やサーキュラーエコノミーの実現に向けたSDGs経営に取り組んでいる)

・オリジナルブランド「ecuvo,(エクボ)」においては、原材料をリサイクル素材や天然素材にこだわることや、廃棄予定の食品(コーヒー豆、ブルーベリー、赤かぶ等)から抽出した染料で染めた商品の開発など、地球環境に配慮したサスティナブルブランドを目指している。また、永久定番にすることで商品や原材料のバーゲンや廃棄を減らし事や、永久修理保証、片手片足だけの販売など、愛着のある商品を末永く大切に使ってもらう精神を従業員に理解させ製造し、消費者にも作り方使い方商品との付き合い方を提案して共感を得ている。
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・本社(本社工場)では、建物屋上の太陽光発電と非化石証書付電力の購入により使用電力の100%を再生可能エネルギー化することを実現している。

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・社長の趣味であるプロギング(ゴミを拾いながらのジョギング)から感化され、社員による海岸清掃活動を定期的に行うなど、会社として海ゴミ削減に向けた貢献などを行い、地域社会を愛し地域社会からも愛される企業を目指している。

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・SDGs経営やサスティナブルブランドの展開をきっかけに、当社の取組や商品コンセプトに共感いただいた大手百貨店やおしゃれコンセプトショップ等との新規取引が増加し、持続可能な企業としての成長に繋がっている。

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3.技術力やデザイン力による付加価値の創出(原材料や製造工程で環境に配慮、家族で長く使ってもらえるデザインを採用している)

・オリジナルブランド「ecuvo,(エクボ)」においては、原材料や製造工程で環境に配慮、また家族で長く使ってもらえる飽きのこないシンプルなデザインや工夫を行っている。
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・原材料は、秋冬商品では、リサイクルウール50%+リサイクルポリエステル50%のecuvo,ヤーンを使用、春夏商品では廃棄予定の食品(コーヒー豆、ブルーベリー、赤かぶ等)から抽出した染料で染めたオーガニックコットン100%等の天然素材を使用している。パッケージ等も極力再生紙や自然に優しい素材を厳選している。

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・製造過程においてで出る捨て糸等の廃棄を極限まで削減する「ゼロゴミ編み立て法」の技術開発を行っている。

・「ecuvo,」の全商品対象で「2021年度グッドデザイン賞」を受賞。秋冬商品限定で「おもてなしセレクション・欧米選定委員賞特別賞」。マスクおよび春夏商品(廃棄予定の食材から染色された商品)で「かがわ食品ロス削減大賞・たるる賞(優秀賞)」をそれぞれ受賞した。

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4.新規性のある事業・サービス(環境配慮や使う人の笑顔を最優先したモノづくりを行っている)

・当社は瀬戸内海や山々に囲まれる自然豊かな東かがわ市に所在することや、主力商品は防寒に関連するものであり、気候変動や地球温暖化には以前より高い関心があった。その課題解決のためにSDGs経営を取り入れ、サスティナブルブランド「ecuvo,(エクボ)」を立ち上げた。
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・買換え需要によるに売上げや販売数の増加を目指すのではなく、環境配慮や使う人の笑顔を最優先に思うモノづくりに共感を得てファンを増やすビジネスモデルはファッション手袋業界では新規性がある。

・オーガニック素材を使用するだけでなく、廃棄予定の食品を使用した染色などフードロスの課題解決に繋がる取組は新規性がある。製造過程において出る捨て糸等の廃棄を極限まで削減する「ゼロゴミ編み立て法」や永久定番商品の開発、永久修理保証、片手片足だけの販売など廃棄物の削減にを目指す取組もカーボンニュートラルに繋がるSDGs取組として新規性がある。

・サスティナブルブランド「ecuvo,」をゼロから産み出すチャレンジにはリスクも伴ったが、ファッション手袋業界にはこれまでになかった取組や商品に共感をいただいた大手百貨店等の新規取引先の拡大に繋がった。


5.海外展開(地球にやさしくみんなの笑顔を紡ぐサスティナブルブランドは世界でも共感を得る

・「ecuvo,(エクボ)」を届けることで世界の人々を笑顔にしたい思いで海外展開を2020年10月より開始。その後、2021年2022年と連続してNYで開催された「SHOPPE OBJECT」に参加、2023年も参加予定である。

・商品コンセプトや作り手の思いをより理解してもらうために「SDGs」による表現も行い、「モノを大切に長く使っていただくことが、一番環境に優しいこと。」と伝えている。

・2020年発表当初から、ニューヨークのセレクトショップ「180 THE STORE」に採用される。

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