【神保町シアター】生涯をかけて芝居の道を極めた全身女優の名作が一堂に!! ──特集上映「没後10年 女優・山田五十鈴」11月26日(土)より開催

プレスリリース発表元企業:株式会社小学館

配信日時: 2022-11-22 11:30:00



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監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き昭和の日本映画をフィルムで上映する本の街の名画座・神保町シアター。11月26日(土)からの特集上映は、「没後10年 女優・山田五十鈴」です。

新派の俳優と人気芸者の間に大阪で生まれた山田五十鈴(1917-2012、やまだ・いすず)は、13歳で銀幕デビューすると時代劇の娘役で売れっ子となり、19歳で主演した溝口健二監督『浪華悲歌』『祇園の姉妹』でその確かな演技力を認められ、一躍スター女優の仲間入りを果たしました。以後、小津安二郎、成瀬巳喜男、黒澤明ら巨匠たちの作品には欠かせない存在となり、今もなお忘れがたい存在として映画ファンに愛され続けています。

日本映画史上に燦然と輝く、麗しき女優魂。没後10年の機会に、名演の数々をぜひスクリーンでお楽しみください。

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特集上映
没後10年
女優・山田五十鈴

2022年11月26日(土)~12月23日(金)
神保町シアター
(千代田区神田神保町1-23 TEL03-5281-5132)

入場料金=一般1300円、シニア1100円、学生900円
*12月6日(火)は、設備点検のため休館します

神保町シアター ホームページ
http://jinbocho-theater.jp/

『女優・山田五十鈴』特集上映ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/isuzu3.html
同、作品紹介詳細ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/isuzu3_list.html#movie01
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【主な上映作品】

祇園の姉妹
監督=溝口健二/昭和11(1936)年
共演=梅村蓉子、志賀廼家弁慶、進藤英太郎

婦系図(総集篇)
監督=マキノ正博/昭和17(1942)年
共演=長谷川一夫、古川緑波、高峰秀子

鶴八鶴次郎
監督=成瀬巳喜男/昭和13(1938)年
共演=長谷川一夫、藤原釜足、大川平八郎

現代人
監督=渋谷実/昭和27(1952)年
共演=池部良、山村聰、小林トシ子

昨日消えた男
監督=マキノ正博/昭和16(1941)年
共演=長谷川一夫、高峰秀子、徳川夢声

猫と庄造と二人のをんな
監督=豊田四郎/昭和31(1956)年
共演=森繁久彌、香川京子、浪花千栄子

流れる
監督=成瀬巳喜男/昭和31(1956)年
共演=田中絹代、高峰秀子、岡田茉莉子

他、全16作品


◎全上映作品、および上映スケジュールは劇場ホームページでご確認ください。
また、昨今の事情により営業・上映の変更の可能性がございますので、その場合は劇場ホームページや劇場スタッフTwitter(https://twitter.com/jinbocho123)でお知らせいたします。

【山田五十鈴(やまだ・いすず)略歴】
1917年、大阪市出身。新派の俳優と人気芸者との間に生まれた山田は、1930年に13歳で銀幕デビュー。大河内傳次郎主演作など時代劇の娘役で活躍し、1936年、溝口健二監督『浪華悲歌』『祇園の姉妹』での演技が高く評価され、19歳にして一躍スター女優となった。マキノ雅弘、成瀬巳喜男ら巨匠たちに愛され、日本映画史に残る多くの名作に出演。60年代以降は活動の場が舞台中心となったが、テレビ時代劇「必殺シリーズ」なども印象深く、2002年に病に倒れるまで精力的に活動した。2000年、女優として初めての文化勲章を受章。2012年、95歳で逝去。

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