NHK朝ドラ実在モデル 幻のエッセイを収録 文藝春秋 電子オリジナルコンテンツ『告白手記でよみがえる「白蓮事件の真実」』を緊急発売!

プレスリリース発表元企業:株式会社文藝春秋

配信日時: 2014-08-06 13:00:00

 株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松井清人)は、8月8日より、『文春e-Books 告白手記でよみがえる「白蓮事件の真実」』を緊急発売します。電子書籍オリジナル作品になります。


 NHK連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン花子(吉高由里子)の“腹心の友”葉山蓮子(仲間由紀恵)。そのモデルとされるのが大正天皇の従妹に当る歌人で「大正三美人」の一人として知られる柳原白蓮(本名・燁子)です。
 福岡の炭鉱王・伊藤伝右衛門の妻だった白蓮は、滞在先の東京で、社会活動家の宮崎龍介と駆け落ち――これがいわゆる「白蓮事件」です。白蓮の一途に恋に生きた様が90年以上たった今改めて注目されています。


 彼女が「白蓮事件」の約5年後の昭和2年『文藝春秋』に書いた幻のエッセイがありました。題名は「我が恋愛観」。「思はぬ人の妻!それこそ地獄ですわ、それは浮き川竹の遊女よりももつと哀れな可愛想な身の上だと思ひます」と白蓮事件を想像させる一文もあり、フリーラブを訴える白蓮の恋愛観が凝縮されています。
 このエッセイに加えて、彼女の夫・宮崎龍介が昭和42年『文藝春秋』に寄せた手記『柳原白蓮との半世紀』、白蓮の娘が亡き母の思い出を語った『週刊文春』記事『「花子とアン」と「真珠夫人」実在モデル柳原白蓮 実娘が語る素顔』(平成26年7月10日号)も収録。「白蓮事件の真実」がわかる一冊となっています。

 ドラマが盛り上がり、白蓮が話題になっているまさにこの時期に発売される、電子書籍のスピード感を生かした、電子オリジナルコンテンツになります。

【「我が恋愛観」抜粋】(ご自由にお使いください)
「恋愛の自由は、男よりも女にゆるやかでなければならないと思ひます、それが男のためであり、女の為であり、つまりは社会のためなんですもの。
貞女といふ言葉はあつても、貞夫の話といふものをあんまり聞かないのはどういふわけなんでせう。」


柳原白蓮(本名・燁子)
1885年生まれ。大正天皇の生母である柳原愛子の姪で大正天皇の従妹。歌人。1911年、九州の炭鉱王伊藤伝右衛門と再婚。1921年、滞在先の東京で社会活動家の宮崎龍介と駆け落ち。いわゆる「白蓮事件」として知られる。NHK朝ドラ「花子とアン」ヒロイン村岡花子の親友・葉山蓮子のモデル。1967年没。


■書誌情報
『文春e-Books 告白手記でよみがえる「白蓮事件の真実」』(文藝春秋編)
販売価格:200円 ※書店により異なる場合があります
発売日 :8月8日

主要販売書店
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