第47回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー「新たな地域主義の構想に向けて」を12月17日(土)に開催 田中優子法政大学名誉教授が基調講演

プレスリリース発表元企業:学校法人 法政大学

配信日時: 2022-11-17 14:00:00

法政大学大学院は、12月17日(土)に第47回まちづくり都市政策セミナー「新たな地域主義の構想に向けて」を開催します。(参加費無料、事前申込制)

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/335248/LL_img_335248_1.jpg
第47回まちづくり都市政策セミナー開催告知ポスター

2021年度のまちづくり都市政策セミナーでは、「コロナ、都市の危機と再生を問う」をテーマとして、持続可能な都市への道筋について考えました。特に基調講演「今、真の都市再生とは?―自然・歴史・コモンズから」(陣内秀信/法政大学特任教授)では、1970年代のポスト高度経済成長期に登場した「地域主義」を想起し、あらためて地域固有の自然・歴史を基盤として社会・経済を持続させる「新たな地域主義」が提唱されました。

そこで2022年度の本セミナーでは、近年、SDGsとともに、地域循環共生圏などの考え方や実践が各地に広がっていることもふまえながら、時代を導く価値の転換を図るために、まず、水俣文学を築いた石牟礼道子の世界観の核心にある「生命たちの賑わい」に着目し、書き残された言葉と響き合う地域の営みとともに日本社会をとらえ直します。さらに、人口減少時代の空き家問題に象徴される社会システムの限界を乗り越えるために、私的所有権を相対化しながら自治・協同の再構築をめざす「現代総有」の考え方や、地域の自然・歴史・共同体・文化の結晶である食の可能性から、21世紀における「新たな地域主義」の構想への手がかりを得たいと思います。


<開催概要>
■日時 : 2022年12月17日(土)10:00~15:30
■会場 : 法政大学市ケ谷キャンパス
※コロナウイルス感染拡大防止対策を
徹底したうえでの開催となります。
※感染拡大状況によっては、オンラインに切り替えることも
ありますことをご了承ください。その場合、当日までに
申込者のメールアドレスにご連絡いたします。
■詳細 : 法政大学大学院ホームページ セミナー案内
https://www.hosei.ac.jp/gs/pickup/article-20221009123558/
■申込 : https://forms.gle/kVPEgrS42esbhErs5
■プログラム: 10:00~ 開会
10:10~11:20 基調講演「石牟礼道子の世界と地域の未来
~生命たちの賑わいを感じ取れるか?~」
田中 優子(法政大学名誉教授)
11:40~12:50 ポスターセッション(学生による研究・実践発表)
13:00~15:30 分科会1
「共同性の再構築~現代総有の提唱と実践」
分科会2
「食が紡ぐ地域の可能性」
■参加費 : 無料


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