低用量ピル服薬支援サービス「mederi for biz」を福利厚生制度に導入 グループで働く女性全員を対象として提供開始

プレスリリース発表元企業:GMOインターネットグループ

配信日時: 2022-10-03 10:00:00

~社内・管理者・家族の理解も促進しながら、働く女性の健康課題の解決に向けたサポートを強化~

 GMOインターネットグループ(代表:熊谷 正寿)は、フェムテックカンパニー・mederi(メデリ)株式会社(代表取締役:坂梨 亜里咲)が提供する低用量ピル服薬支援サービス「mederi for biz」を、本日2022年10月3日(月)より福利厚生制度として導入することをお知らせいたします。職種や雇用形態を問わず、グループで働くすべての女性パートナー(従業員)を対象とし、利用者の費用の半額を会社が負担いたします。

 「mederi for biz」は、提携医療機関の産婦人科医によるオンライン診療と、定期的な低用量ピル処方がセットになった低用量ピル服薬支援サービスです。オンライン診療予約から処方までの手続きをスマートフォン上で完結させることが可能となっており、すきま時間で手軽に利用できるのが大きな特徴となっています。



 GMOインターネットグループでは、利用者のプライバシーに配慮し、利用者の特定をしない形で活用を進めてまいります。また、生理や関連症状、低用量ピルに関する正しい知識を伝え、当事者のみならず社内・管理者・家族の理解を促進するために、定期的に産婦人科医監修・mederi主催のウェルネスセミナーを開催する予定です。本取組を通じて働く女性の健康課題の解決をサポートするとともに、女性の健康課題に対する周囲のパートナーの理解促進につなげることで、女性一人ひとりがより働きやすく、活躍できる職場づくりを進めてまいります。

【背景】
■生理や関連症状は働く女性の健康課題の一つに
 健康寿命が延び、出産年齢が高齢化する中で、女性が一生のうちに経験する生理(月経)の回数は増え、働く女性の健康課題の一つとなっており、生理痛やPMS(月経前症候群)などの症状が、仕事に影響を生じていると感じている女性も多くなっています。経済産業省の調査(※1)によると、働く女性のうち、勤務先で生理痛等の生理に関する症状や疾病に困った経験のある人は72%、PMSで困った経験のある人は43%にも上っています。

(※1)経済産業省「働く女性の健康推進に関する実態調査」(2018年1月)
 URL:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/josei-kenkou.pdf

■約3,000人の女性パートナーを有するGMOインターネットグループ
 一方、GMOインターネットグループは、2011年8月、第1本社(セルリアンタワー)内に託児所「GMO Bears」を開所したのを皮切りに、パートナーが働きやすい職場づくりに注力してまいりました。その結果、グループの女性パートナー数は年々増加し、2022年6月末時点で約3,000人となり、全パートナーの約4割を占めています。

 生理や関連症状という女性の健康課題の解決に向けたサポートをすることで、より女性が働きやすく、活躍できる職場づくりを進めるとともに、女性の健康課題に対する周囲のパートナーの理解促進につなげるべく、この度「mederi for biz」を導入し、全女性パートナーを対象として提供開始することといたしました。

【「mederi for biz」について】(URL:https://mederi.jp/mederiforbiz/

[画像1: https://prtimes.jp/i/136/3741/resize/d136-3741-5e9cada113f608d502eb-0.png ]

 「mederi for biz」は、提携医療機関の産婦人科医の指導・診察のもと、体調やお悩みに応じて最適なピルの処方を受けることができる、オンライン完結型の低用量ピル服薬支援サービスです。GMOインターネットグループでは、利用者のプライバシーに配慮し、会社側が利用者を特定しない形で費用負担を行い、活用を進めてまいります。

(1)産婦人科医による診療
 提携医療機関の産婦人科医によるオンライン診療を、スマートフォンから簡単に受診することができます。また、不安解消のため、初診時には服用時のリスクを医師から説明し、診察の結果リスクが高いと判断された方には処方しません。

 服用期間中も、いつでも再診が可能となっており、対面での診療が必要となった場合においても、提携医療機関への紹介状を作成し、スムーズな診療・検査をサポートします。

(2)低用量ピルの定期的な処方
 一人ひとりのお悩みや体質に合わせ、最適なピルを処方します。診療後、最短翌日で自宅のポストにお届けします。

(3)生理や低用量ピルに関する正しい知識を学べるセミナーの定期開催
 産婦人科医監修のもと、mederiが主催するウェルネスセミナーをオンラインで開催します。グループで働く人であれば、性別や年齢を問わず参加可能で、参加者は生理や関連症状、低用量ピルについての正しい知識を知ることができます。GMOインターネットグループでは、セミナーを定期的に開催することで、利用者のみならず社内・管理者・家族の理解を促進してまいります。

【「mederi for biz」導入に対するコメント】
■フェムテックカンパニー・mederi株式会社 代表取締役 坂梨 亜里咲様

[画像2: https://prtimes.jp/i/136/3741/resize/d136-3741-dc56d1838e8c9a340adb-1.jpg ]

 
 この度、社員様の働きやすい職場づくりのために、低用量ピルの服薬支援を即決即断された熊谷代表、福井グループ執行役員をはじめとするGMOインターネットグループ様の企業姿勢に感銘を受けました。

 月1回女性には生理が起き、その際に生理痛やPMSと呼ばれる生理前の不快症状があります。女性は閉経する40後半から50代まで生理と長くつきあっていかなければならない。だからこそ、自分にあった対処法を知っておくことがとても大切です。


 生理ケアの選択肢の1つとして「ピル」の正しい知識の普及、そして女性のお身体の専門家である産婦人科医との接点を通して、忙しい女性の健やかな毎日をサポートしたい。そんな弊社の想いにご共感いただき、ESG経営を実践するGMOインターネットグループ様の約3,000人という多くの女性パートナーをサポートさせていただけること、とても光栄です。

 引き続き、忙しい女性でも自分と向き合う時間を楽しめる社会をつくるため、誠実なプロダクト・サービスを提供してまいります。

■GMOインターネットグループ株式会社
 グループ執行役員 グループ広報・ファシリティ担当 グループコミュニケーション部長 福井 敦子

[画像3: https://prtimes.jp/i/136/3741/resize/d136-3741-8ec8af2a4e3d2cd91828-2.jpg ]

 
 女性の身体のサイクルには個人差もあり、周囲に相談しにくいなど精神的・身体的な負担が見えにくい形で顕在化しています。プライバシーと経済負担に配慮することで、安心して専門医に相談しながらココロと身体のコンディションを整えられる選択肢が増えたことを大変嬉しく思っています。

 また、女性のみの課題とすることなく、共に働くパートナーの意識向上に向けた活動を通じて、誰もが働きやすい職場づくりに、これからも取り組んでまいります。


【GMOインターネットグループのパートナーが働きやすい職場づくりについて】
■託児所「GMO Bears」
 仕事と育児を両立したいというパートナーの声を受け、2011年8月に第1本社(セルリアンタワー)に託児所「GMO Bears」をオープンしました。2021年3月には企業主導型保育施設として認定され、設備・面積を増強しリニューアルオープンしました。柔軟な保育時間と、専用調理室で調理された給食やお散歩などの豊富な保育プログラムが特徴で、これまでに累計約300名のお子様をお預かりしてきました。

■ベビーシッターサービス
 3時間から利用可能なベビーシッターサービスを提供しています。グループで利用補助金を設けているため、パートナーはお得に利用することが可能です。在宅勤務時や急な保育園の休園時等に活用できると好評を得ています。

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■GMO INTERNET GROUP■ www.gmo.jp

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