(合)プシケメンタルスクール代表、都立飛鳥高校(定時制)でメンタルヘルスワークショップを提供

プレスリリース発表元企業:合同会社プシケメンタルスクール

配信日時: 2022-09-16 18:23:43

悩みが深まりがちな夏休み前にメンタルヘルスを学ぶ機会を提供

 2022年7月4日、プシケメンタルスクール代表松尾(臨床心理士・公認心理師)が、ストレスケア東京上野駅前クリニックの委託により、都立飛鳥高校の定時制2年生に対し、「学びあうコミュニケーション力アップ」をテーマにしたメンタルヘルスワークショップを提供しました。オンラインツールと現物資料を併用し、安心して自由に発言できる雰囲気づくりと互いの考えを取り入れやすくなる工夫を行い、関わり合いながら学べるものになりました。



【ワークショップ実施の背景】
 東京都立飛鳥高校(定時制)はストレスケア東京上野駅前クリニックと連携した教育相談特別支援教育の試みを行っています。外国籍の生徒も多く通っていることが特徴です。担当教員・スクールカウンセラー・養護教諭等にヒアリングを行い、言葉の壁やカルチャーの違いがあってか、同じ国籍の生徒同士で固まりがちになること、相談を控えて、抱え込んでしまいがちな生徒も散見されると伺いました。生徒にも、無記名のアンケートを実施してニーズを確かめたところ、コミュニケーションやメンタルヘルスに課題を感じている生徒と課題に感じていない生徒に二分されるような結果となりました。

【ワークショップづくりの工夫】
 以上のことから、次のような点を押さえ、ワークショップを構成することにしました。

みんなが自分ごとにできるリアルな出来事を扱う
互いのいいところを取り入れる交流が持てるようなワークにする
言語の壁を越えて自己表現でき伝わったと感じられるよう工夫する


【ワークショップの概要紹介】
1.アイスブレイク

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 言葉を使わない伝言ゲームを考案しました。順番に次の人に伝えていき、最後の人が理解したものと最初の人が思い浮かべたものが一致していれば成功となります。失敗しても成功しても、大変盛り上がりました。母国語が異なる生徒たちの間の普段のコミュニケーションが表れており、講師を務めた代表の松尾は、コミュニケーションは言葉だけでないこと、相手目線を想像することがミソとなることを伝えました。

2.ワーク


[画像2: https://prtimes.jp/i/101551/2/resize/d101551-2-c631d301317fb07ea3c9-1.png ]

 ストレスの対処法に正解はなく、まず対処法をたくさん持つことが大切と説明したうえ、「友達から深刻な相談をされた」状況でどんな対処ができそうかブレーンストーミングを行いました。母国語で表現して翻訳し、そのまま貼り付けて全員で見れるように、オンラインホワイトボードを活用しました。ユニークな対処法が次々と出て、自分では思いつかなかったアイデアを知って考えが深まった生徒もいた様子でした。

3.ワークショップの最後に
 最後に、適切に人に頼ることも重要な対処法だと伝え、学校に登校しない夏休み期間に悩みを抱え込んでしまわないよう、行政の相談窓口一覧を配布しました。


夏休みはメンタルヘルスの重要な期間
 東京都立飛鳥高校(定時制)では、2学期最初の不安の軽減などに役立つよう、夏休み明けにもワークショップを実施する見通しでいます。
 また、登校不安は夏休み終盤に強まることもあり、合同会社プシケメンタルスクールでは、8月28日(日)に無料オンラインイベントを実施しました。
イベントページ:https://www.kokuchpro.com/event/psyche/


合同会社プシケメンタルスクールについて
 「心の免疫力を上げる!」を理念に、臨床心理士・公認心理師の心の専門家が、「面白くてためになる」実践的なメンタルヘルスワークショップを、子ども・若者に提供しています。オンラインワークショップのほか、教育機関や教育系民間企業、精神科クリニック等でのプログラムを提供しています。2020年度の東京都主催のビジネスコンテストTOKYO STARTUP GATEWAY でレジリエンス賞を受賞しました。
HP:https://psyche.hp.peraichi.com/mental-school
note:https://note.com/psyche_school
Twitter:https://twitter.com/psyche_mental21

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