20代地方女子の挑戦、トレーラーホテルが9月1日に開業!

プレスリリース発表元企業:株式会社イツノマ

配信日時: 2022-09-01 10:01:30

人口1万人の宮崎県都農町「まちづくりホステルALA」に増設

まちづくりベンチャーの株式会社イツノマ(所在地:宮崎県都農町 代表取締役:中川敬文)は、都農町で昨年9月に開業した「まちづくりホステルALA」(以後「ALA」)に「トレーラーホテル」を増設、開業します。
地元出身者と移住者の20代地方女子社員2名が企画・デザイン・クラウドファンディングを行い、同世代の働く若者たちと滞在・交流できる拠点を目指して運営してまいります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-917be0477642b0fd86ab-0.jpg ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-5fa247601677451c30fb-1.jpg ]



【トレーラーホテル開業の背景】

1.リモートワーカーのニーズ

「ALA」は、約5,000平方メートルの耕作放棄地と2軒の空き家を再生し、2021年9月13日に開業しました。「働く」「学ぶ」を楽しむ町内外の人たちと、「まちづくり」を共に学び、実践する拠点として運営しています。
定額多拠点居住サービスのADDressやHafH、Living Anywhere Commons(LAC)と提携し、ワーケーションや旅しながら働くリモートワーカーに多くご利用いただいています。

ご愛用されるなかで、「ALA」がドミトリー方式のホステルのため、ワーケーションとしてご利用いただくには作業スペースやオンライン会議環境の不足が課題になっていました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-a3e2c047926aff615289-2.png ]

2.使われていなかったトレーラーの再利用

「ALA」の敷地・建物の元オーナー様からトレーラーの処分に困っているというお話を頂きました。都農町では2021年9月に「ゼロカーボンタウン宣言」を表明、「ALA」の電力はすべて再生可能エネルギーで賄っています。トレーラーを無償で譲り受け、ホテルとして再利用すれば、ひとつのサーキュラーエコノミーの実践事例にも繋がるのではないかと考えています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-585fb9f5d7f6da55c77f-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-36f3364254429b8185c8-4.png ]



3.20代女子が各年代で最も少ない都農町

都農町は人口減少・高齢化が進み過疎地指定を受けています。全年代の中で、20代女性の比率がもっとも低く、町としても課題になっています。男女別のカテゴリーでもっとも人口が少ないのが25~29歳の女性で166人、その次に少ないのが、20~24歳の女性で184人です。

20代の移住者や都農町出身者にとって、町内に同世代の若者がいないことで、結果的に町外へ流出していってしまうという課題を抱えていました。トレーラーホテルをつくることで、町外からの若者も集まって、他のゲストに遠慮することなく、まちづくりやキャリアについて語り合うことができると考えました

[画像6: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-a3e426f51e5699c5aa10-5.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-4be52e9bc9a9bb347d05-6.jpg ]



上記の背景を踏まえ、今年1月に、廃校活用やまちづくりをやりたいとの思いで兵庫県から移住してきた建築担当の渡邊佳(25歳)と、2021年3月で廃校になった都農高校最後の卒業生で新卒入社、運営担当の黒木翼(20歳)が、企画・デザイン・運営を担当し、トレーラーホテルプロジェクトを立ち上げました。

4.クラウドファンディングとDIY

プロジェクトを進めていく内に、トレーラーを移設するための農地転用手続きや浄化槽などのインフラ投資、当初の予想よりも腐敗が進んだ内外装の補修などに費用がかさむことが想定されたため、不足する資金をクラウドファンディングによって調達しました。
町内外の支援者131名の方々のお陰で目標金額を158%上回るご支援をいただき内外装補修を実現することができました。町内の支援者からは「都農町のためになるなら」「都農町に若い人が来てくれるなら」との期待をいただいています。

[画像8: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-2178701f846152bed2c0-7.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-34d489c7d3117baaaa1f-8.png ]



さらに、HafHコミュニティからDIYツアーを組んでいただき、東京や大阪からHafHユーザーが来町、「ALA」に宿泊し、トレーラーホテルの入口につながる階段・デッキをDIY。自分たちで出来る限りのことを行いながら、人を巻き込み、手作り感を大事に製作しました。
[画像10: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-2184e880773ef5e6da83-9.jpg ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-e9397284c39dbad1cf9e-10.jpg ]



【トレーラーホテルの内装デザイン】

内装はトレーラーそのものの居心地を活かすため、天井と床は木材で仕上げ、なるべくシンプルに。
[画像12: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-f94eb3856b59bd9fa9b3-11.jpg ]


窓から見える畑を望みながら、ゆったりワーケーションができるように、広めのカウンターデスクを設けました。
[画像13: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-5c70bc0f4d54f4001222-12.jpg ]

[画像14: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-7d3d2950fe2732abc90d-13.jpg ]


外のデッキからは朝日や夕日、ブドウ畑や電車越しに海を眺めることができ、お一人でも、家族や友人同士でもゆっくり時間を過ごして頂けます。
[画像15: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-d6dd9a594726a31ff11d-14.jpg ]


【今後の展望|スタディツアーの誘致】

「ALA」では、ワーケーション、テレワーク対応とともに、大学生・高校生のまちづくりスタディツアーの受け入れに力を入れています。
昨年度は、東京大学「東大むら塾」や立教大学観光学部の大学生が「ALA」に宿泊し、滞在中に廃校になった都農高校跡地の活用法を企画し、都農町長、町役場に提案しています。
今年度は、新渡戸文化高校のスタディツアー、京都市立日吉ヶ丘高校のフィールドワークの受け入れを行っています。
廃校や老朽化した公民館など、都農町の地域課題をテーマに、高校生の視点で解決策を考え町に提案、夜は地元の経営者や若者たちと交流を推進。今後も、事業の柱として積極的に大学・高校の誘致を進めていきます。
[画像16: https://prtimes.jp/i/59257/8/resize/d59257-8-8e331bbe83f6670c176d-15.jpg ]



【施設概要】
名称:まちづくりホステルALA
住所:宮崎県児湯郡都農町川北3539-7
開業日:2022年09月01日
宿泊人数:最大3人
料金:1室あたり1泊9,000円
室内設備:ベッド・ワークスペース・エアコン・冷蔵庫・洗面台・トイレ

予約サイトhttps://www.chillnn.com/17b805e2321237
メールinfo-ala@itsunoma.co.jp
Website:https://ala-tsuno.com
Instagram:https://www.instagram.com/hostel.ala
Facebook:https://www.facebook.com/hostelala

施工:秀建設株式会社
企画・デザイン・運営:株式会社イツノマ


【株式会社イツノマ】https://itsunoma.co.jp/
「人からはじまる、まちづくり」をミッションに掲げ、2020年1月、人口1万人の宮崎県都農町に設立されたまちづくりベンチャー企業。 「場づくり」「デジタル推進」「キャリア教育」の3つの事業領域を重ね合わせながら、都農町をはじめ地方自治体のまちづくりを推進している。
住所:宮崎県児湯郡都農町4822-1
連絡先:info@itsunoma.co.jp

PR TIMESプレスリリース詳細へ