国や企業、消費者が連携「国民運動」として推進されるフードロス削減

プレスリリース発表元企業:株式会社ナビット

配信日時: 2022-08-25 15:13:18



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日本人1人あたりのフードロスは年間41kg



「フードロス(食品ロス)」とは、本来食べられるのに捨てられる食品のことです。

農林水産省によると、日本のフードロスは2020年の推計値で522万t(トン)。日本人1人あたり、1年に約41kg。1日に113g・お茶碗1杯分の計算になります。1人あたり1年間の米の消費量53kgに匹敵するそうですから、大変なロスです。
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フードロスは、家庭系食品ロスと企業活動などによって出る事業系食品ロスに分けられます。522万tのうち事業系は275万tで53%。その内訳は、食品製造業121万t、食品卸売業13万t、食品小売業60万t、外食産業81万tです。

一方、家庭系のフードロスは247万tと全体の47%を占めており、事業系のロストと肩を並べる量であることがわかります。

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「フードロス(食品ロス)」についてアンケートを実施しました。

《調査概要》
調査期間:2022年7月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査


フードロスという言葉は、9割近くが「知っている」


【調査】
質問:フードロス(食品ロス)を知っていますか?(対象:1,000人)
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回答者の88.6%が「フードロス(食品ロス)」という言葉を知っています。「内容は知らないが聞いたことがある」(9.1%)を加えると97.7%の高率になります。



食品・食材を捨てることが「まったくない」人は12%


【調査】
質問:どのくらいの頻度で、食品や食材を捨ててしまうことがありますか?(対象:1,000人)
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捨てることが「まったくない」人は12.3%。「年1・2回程度」と比較的少ない人は22.7%でした。逆に「ほぼ毎日」は2.9%止まりでした。「週1・2回程度」と「月1・2回程度」の合計が6割近くを占めました。



捨てるのは「腐らせてしまったとき」が最多で3分の2


【調査】
質問:どんなときに、食品や食材を捨ててしまいますか?(対象:1,000人)
(複数回答可、回答数:1,799)
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捨てるのは「腐らせてしまったとき」が最も多くて、66.4%と回答数の3分の2を占めました。「消費期限が切れてしまったとき」「賞味期限が切れてしまったとき」「食べきれなかったとき」などが、これに続きました。



捨ててしまいがちな食品・食材のトップは野菜類


【調査】
質問:捨ててしまいがちな食品や食材は何ですか?(対象:1,000人)
(複数回答可、回答数:1,587)
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数が多くて円グラフではおさまらないので、件数を棒グラフで表示しています。

突出して多いのは「野菜類」(661件)で、回答者の3分の2、総回答数の4割余りを占めました。次いで多かったのは「調味料・油」(105件)で、回答者のほぼ1割、総回答数の6.6%でした。



2030年に食品ロス半減を目指し国民運動を推進


国は2019年10月に「食品ロス削減推進法」(食品ロスの削減の推進に関する法律)を施行し、翌2020年3月には同法に基づく基本方針を閣議決定。国・地方公共団体・事業者と消費者が連携して、食品ロスの削減を「国民運動」として推進しています。
そして、運動の目標を2030年度までに2000年度比で半減に置いています。



賞味期限と消費期限


質問「どんなときに、食品や食材を捨ててしまいますか?」の回答の中に「消費期限が切れてしまったとき」と「賞味期限が切れてしまったとき」があります。

加工食品には「賞味期限」か「消費期限」のいずれかが表示されています。「賞味期限」は、袋や容器を開封しないままの状態で「おいしく食べられる期限」を示しています。また「消費期限」は「期限が過ぎたら安全上食べない方がよい年月日」を示しています。
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最近、賞味期限切れの商品を専門に販売する店が増えています。企業から食品衛生上問題のない廃棄予定品を引き受けて、全国展開したショップで販売し、慈善団体や生活困窮者の支援を行うNPO法人もあります。

もちろん売る側も買う側も「賞味期限切れ商品」であることを承知のうえで、一定のルールを守ることが、正常なフードロス削減運動に貢献することになります。



1000人アンケート


今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。
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1000人アンケートとは



「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。



お気軽にご利用下さい!


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ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!

★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://www.navit-j.com/media/?p=62470

★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://www.navit-j.com/inquiry/soho_enquete_entry.html

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

【本リリースの引用・転載時のお願い】
・事前に株式会社ナビット 広報担当まで連絡頂けますようお願い申し上げます。
・クレジットと出典元のリンクを明記していただきますようお願い申し上げます。

<例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
<リンク先>https://www.navit-j.com/media/?p=77364

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