インフィニオンとpmdtechnologiesがMagic Leap 2向けに3D深度検出技術を開発
配信日時: 2022-05-30 16:00:00
インフィニオンとpmdtechnologiesがMagic Leap 2向けに3D深度検出技術を開発
(ミュンヘン)-(ビジネスワイヤ) -- 拡張現実(AR)アプリケーションは、私たちの生活や仕事のあり方を根本的に変えようとしています。ARの先駆的企業であるマジック・リープは、年内に最新のARデバイスであるMagic Leap 2を発表できる見込みです。企業での使用向けに特別設計したMagic Leap 2は、市場で最も没入感のある企業向けARヘッドセットとなります。業界有数の光学系とパワフルなコンピューティングを人間工学的デザインに取り込んだMagic Leap 2は、オペレーターがより効率的に作業を行い、企業が複雑なプロセスを最適化し、スタッフがシームレスに連携できるようにします。Magic Leap 2の主な特徴の1つは、インフィニオン・テクノロジーズ(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)とpmdtechnologies ag(pmd)が共同開発した3D間接飛行時間(iToF)深度検出技術にあります。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20220530005013/ja/
Magic Leap 2の主な特徴の1つは、インフィニオン・テクノロジーズとpmdtechnologiesが共同開発した3D間接飛行時間型(iToF)深度検出技術にある。(写真:ビジネスワイヤ)
Magic Leap 2は、REAL3™ 3Dイメージセンサーの潜在力を実証するものです。新しく改良されたIRS2877C飛行時間型イメージャーは、ユーザーの周囲の物理的環境を撮像し、デバイスがそれを理解し、最終的に相互作用できるようにします。3DイメージャーのVGA解像度により、多くの異なる物体を詳細に検知することができます。
インフィニオンとpmdが開発した飛行時間型技術は、環境の正確な3Dマッピングに加え、顔、手の詳細、物体の3D画像をリアルタイムで作成します。この成果により、Magic Leap 2において環境との正確な情報交換を実現することができます。さらに、このセンサーにより、Magic Leap 2でのジェスチャーコントロールが強化されます。インフィニオンとpmdは、この3Dセンサーを最適化して消費電力を最小限に抑え、熱を減らすとともにMagic Leap 2のバッテリー駆動時間を延ばしました。
マジック・リープの最高技術責任者(CTO)であるジュリー・グリーン氏は、次のように述べています。「環境を正確かつリアルタイムに検知することは、拡張現実アプリケーションにとって重要です。Magic Leap 2は、より没入感のあるユーザー体験を提供します。これらの優れた機能は、物理的な世界とデジタルな世界をさらにシームレスにつなげることに貢献するものとなります。」
インフィニオンのパワー&センサーシステム事業部長兼次期CMOであるアンドレアス・ウルシッツは、次のように述べています。「私たちは、精度と信頼性が命を救う機能となるプロの環境で、3Dイメージャー技術を導入しました。」
「最新の3D飛行時間型技術によって、医療や産業のための新しい拡張現実や複合現実のアプリケーションが実現されることになります。私たちの生活や仕事の仕方を根本的に変えようとしているのです。」
pmdのベルント・ブクスバウム最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちの技術は、Magic Leap 2が物理環境において物体の位置をミリメートル単位で正確に検出できるよう支えます。仮想オブジェクトを現実の世界に配置することができ、それはユーザーが部屋を歩き回る時にととどまり、他の現実のオブジェクトが目の前に現れると見えなくなるようなものです。また、他の深度検出ソリューションがすぐに限界に達してしまう明るい日光や完全な暗闇でも、確実に動作します。」
これらの技術進歩を利用した産業・医療環境でARの適用がますます進むでしょう。例えば、ミュンヘンのデジタル医療技術企業であるブレインラボは、AIを駆使した個別患者向け解剖学的分画可視化ソフトウエアとマジック・リープの空間コンピューティングを組み合わせ、外科医が患者の解剖学的構造に対する理解を深めることができるようにしています。
ハノーバー・メッセ2022の来場者は、ホール9、ブースD36(ifm electronics)で、Magic Leap 2のライブデモを体験することができます。
pmdについて
pmdは3D飛行時間型CMOSデジタルイメージング技術を提供する世界一流企業であり、ドイツのジーゲンに本社を構え、米国、中国、韓国に子会社を置いています。当社は、す。2002年に設立された当社は、飛行時間型のアプリケーションやPMD測定原理およびその実現に関する450件以上の世界特許を保有しています。pmdの3Dセンサーを採用したシステムとソフトウエアが対象とする市場には、産業自動化、車載用途、そして拡張現実、スマートフォン、ドローン、掃除ロボットなどの幅広いコンシューマーアプリケーションがあります。
詳細情報についてはwww.pmdtec.comをご覧ください。
インフィニオンについて
インフィニオン・テクノロジーズは、生活をさらに楽にし、その安全を高め、より環境に配慮したものにする半導体ソリューションの世界的リーダー企業です。インフィニオンのマイクロエレクトロニクスは、より良い未来への鍵です。世界で約5万280人の従業員を擁するインフィニオンは、2021会計年度(9月30日締め)に約111億ユーロの売上高を計上しました。
インフィニオンは、フランクフルト証券取引所(ティッカーシンボル:IFX)と、米国では店頭市場OTCQXインターナショナル・プレミア(ティッカーシンボル:IFNNY)に上場しています。詳細情報については、www.infineon.comをご覧ください。
このプレスリリースは、www.infineon.com/pressでもオンラインで確認できます。
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連絡先
Media Contact
Sabrina Buxbaum (Director)
Marketing & Corporate Strategy
s.buxbaum@pmdtec.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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