テレダイン・レクロイ、次世代車載イーサネット規格に対応した自動コンプライアンス・テスト・ソフトウェア QPHY-MultiGBase-T1を発表
配信日時: 2022-05-25 11:00:00
テレダイン・レクロイ(所在地:東京都府中市、代表取締役:原 直)は、本日、オシロスコープ上で次世代車載イーサネット規格、MultiGBase-T1(IEEE 802.3ch)に対応した自動コンプライアンス・テスト・ソフトウェアQPHY-MultiGBase-T1を発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/310887/LL_img_310887_1.jpg
トランスミッタ・リニアリティ・テスト
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/310887/LL_img_310887_2.jpg
トランスミッタ・タイミング・ジッタ・テスト
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/310887/LL_img_310887_3.jpg
テスト・レポート(左:テーブル、右:テスト結果詳細)
【背景】
車載イーサネットに関しては、世界で初めてBroadR-Reachに対応した自動コンプライアンス・テスト・ソフトウェアQPHY-BroadR-Reachを発表して以来、10Base-T1、100Base-T1、1000Base-T1と各規格に対応した自動コンプライアンス・テスト・ソフトウェアを提供し高い評価をいただいております。そして、この度、車載ネットワークの高速化に伴い規格化されたMultiGBase-T1に対応した製品をご提供いたします。
【新製品の特徴】
従来のテスト・ソフトウェアと同じフレームワークQualiPHYをベースとしているため、従来品とまったく同じ手順での操作が可能です。
操作ミスを防ぐ、接続図表示を含めたガイダンス、オシロスコープの自動制御、テスト終了時にテスト結果レポートの発行といった流れはそのままに、高精度なテストを実施することができます。
また、テスト中の波形データが保存されるため、テスト不合格時にさらなる波形解析を行い不良原因の究明につながるデバッグ機能にも対応しています。
【対応オシロスコープ】
◆MultiGBase-T1における転送速度:2.5Gbps、5Gbps、10Gbpsの3種類をサポート
◆使用するオシロスコープの帯域:2.5Gbpsでは3GHz、5Gbpsでは6GHz、10Gbpsでは13GHzを推奨
◆具体的なモデル:2.5GbpsではWavePro404HDを推奨、5GbpsではWavePro604HD、10GbpsではWaveMaster813Zi-B
◆注) QPHY-MultiGBase-T1を用いて試験を行う際には、使用するオシロスコープに別途SDA IIIシリアル・データ解析ソフトウェアがインストールされている必要があります。
【テスト・フィクスチャ】
◆2.5Gbpsおよび5Gbpsの転送速度では、TF-AUTO-ENETが利用可能
◆10Gbpsに関しては、標準コネクタが仕様化されていないためサードパーティ製のものを推奨
【ラインナップ・価格】
製品名:QPHY-MultiGBase-T1
仕様 :MultiGBase-T1 コンプライアンス・テスト・オプション
価格 :お問い合わせください
◆自動コンプライアンス・テスト・ソフトウェアQPHY-MultiGBase-T1の詳細
https://teledynelecroy.com/japan/solutions/qphy-multigbase-t1/default.asp
◆車載イーサネット・カタログ
https://teledynelecroy.com/japan/pdf/cata/auto-ethernet-test-ds-j.pdf
◆取り扱い説明書(英文)
https://cdn.teledynelecroy.com/files/manuals/qphy-multigbase-t1manual.pdf
◆本プレスリリース
https://teledynelecroy.com/japan/news/20220525/default.asp
【Teledyne LeCroy Inc.について】
ニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置く、Teledyne LeCroy Inc.(テレダイン・レクロイ)は、性能検証、コンプライアンス試験、複雑な電子システムのデバッグを迅速かつ高精度に行うための先進的なオシロスコープ、プロトコル・アナライザ、その他のテスト機器を製造・販売するリーディングカンパニーです。1964年の創業以来、当社は「Time-to-Insight」を向上させる革新的な製品に強力なツールを組み込むことに注力してきました。解析結果を得るまでの時間を短縮することで、ユーザーは複雑な電子システムの欠陥を迅速に発見して修正することができ、様々なアプリケーションや製品の市場投入までの時間を劇的に短縮することができます。
詳細は、( https://teledynelecroy.com )をご覧ください。
(C) 2022 by Teledyne LeCroy. All rights reserved.
※) 製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。
<本製品に関するお問い合わせ>
テレダイン・ジャパン株式会社
マーケティング 広報担当
Email : lecroy_infojapan@teledyne.com
公式サイト: https://teledynelecroy.com/japan/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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