Trilioが「継続的復元」の技術プレビューを発表、異種インフラ間のクラウドネイティブ・アプリケーションの数秒での移植・復元を実現

プレスリリース発表元企業:Trilio

配信日時: 2022-05-21 05:47:00

Trilioが「継続的復元」の技術プレビューを発表、異種インフラ間のクラウドネイティブ・アプリケーションの数秒での移植・復元を実現

新機能がデータの重力を解放し、データ駆動型組織は本番環境のクラウドネイティブ・アプリケーションをあらゆる場所で迅速に複製可能

(スペイン・バレンシア)-(ビジネスワイヤ) -- KUBECON + CLOUDNATIVECON欧州 - クラウドネイティブなデータ保護を提供するリーダー企業のTrilioは本日、KubeCon + CloudNativeCon欧州カンファレンスでクラウドネイティブ・コミュニティーに紹介する「継続的復元」の技術プレビューを発表しました。継続的復元は、あらゆるストレージとクラウド・プラットフォームから別のものへと、高速なデータおよびメタデータの複製、復元、移行を提供し、クラウドネイティブ・アプリケーションの復旧時間を飛躍的に改善します。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20220517005523/ja/

新機能がデータの重力を解放し、データ駆動型組織は本番環境のクラウドネイティブ・アプリケーションを数秒で迅速にあらゆるクラウドに複製可能(画像:ビジネスワイヤ)新機能がデータの重力を解放し、データ駆動型組織は本番環境のクラウドネイティブ・アプリケーションを数秒で迅速にあらゆるクラウドに複製可能(画像:ビジネスワイヤ)

Trilioの「継続的復元」は、ストレージ、クラウド、ディストリビューションの制約を全く受けないため、ユーザーは複数の異種クラウドで継続的なデータのステージングを行うことができます。つまり、アプリケーションのある場所に関わらず、そのデータにアクセスして、数秒後にはオンラインで利用可能になるため、ほかにないレベルの目標復旧時間(RTO)を達成できます。この機能は、クラウドネイティブなデータ保護・管理プラットフォームであるTrilioVault for Kubernetesの一部として導入されます。

Trilioの創立者で最高技術責任者(CTO)のMurali Balchaは、次のように述べています。「コア、エッジ、クラウドのリソースから成る分散環境は、現在の企業で主要なアーキテクチャーになりつつあります。企業はそうした多様な環境間で、ステートフル・アプリケーションとそのデータボリュームを頻繁に移動させながら、コスト効率、性能、セキュリティー、障害復旧のニーズを満たさなければいけません。残念なことに、現在、異種インフラ環境間でデータボリュームの継続的な複製を行うことができる使いやすく廉価なソリューションはありません。」

Balchaは、次のように述べています。「Trilioの継続的復元能力は、ステートフル・アプリケーションの移行と複製をわずか数秒ないし数分で行うことを可能にするため、すべての企業はアプリケーションの実行環境やデータの保存場所にかかわらず、データを保護して使用できます。これにより組織は、トップレベルのアプリケーション稼働時間を実現し、本番環境レベルのアプリケーションで求められるサービスレベル契約(SLA)を、手頃なコストで達成できます。継続的復元は、現代の企業が競争力と回復力をさらに高めることができる画期的な機能です。」

***継続的復元のデモをご覧になるには、KubeCon + CloudNativeCon欧州のTrilioのブースP11にお越しいただくか、当社のK8s専門家とのミーティングをご予約ください***

継続的復元のユースケースとして、次のようなものがあります。

1. 障害復旧:ユーザーは可用性の目標を達成し、停電や障害から数日または数週間ではなく、わずか数秒ないし数分で回復できます。継続的復元を使用することで、目標復旧時間(RTO)を従来の手法と比べて80%以上向上させることができます。

2. アプリケーションの移行:継続的復元により、ITチームは現在のニーズに最適なインフラストラクチャーを選択することで、パフォーマンスを最適化し、より優れた総所有コスト(TCO)を達成できます。継続的復元機能はインフラストラクチャーの統一も可能にし、とりわけ、さまざまな計算プラットフォームやストレージ・ソリューションを導入して独自のニーズに対応してきた急成長企業で利用できます。継続的復元は、サイロ化されたインフラストラクチャーをまたいで、高速なアプリケーションの移動性を実現するため、サイロ化を解消できます。

3. テスト・開発:開発者は、複数のテスト・開発環境向けにデータをステージングすることで、CI/CDパイプラインの速度を改善できます。このようなテスト・開発環境は、本番データを継続的に複製し、検証済みの変更の本番環境への反映を加速できるため、数秒で立ち上げることができます。実際、DevOpsチームは、この機能を使用して「復元」プロトコルをテストし、必要な時に復元が機能することを確認できます。

4. エッジクラウドからのデータの収集:将来、分散環境が普及すると、大量のデータがエッジで収集されるようになるでしょう。そして多様なアーキテクチャーから収集されたこのような情報は、多数の異なるアプリケーションに取り込んで、集中的に分析するために、迅速に複製して、分散システム全体を移動する必要があります。

Trilioのセッションにご参加ください:5月19日木曜日午後3時(中央欧州時間)より、マイクロソフトのAzureブースP12で、「Cloud-Native App Recoverability & Portability in a Matter of Seconds thru the Unification of Information Silos」を開催します。Trilioのソリューションアーキテクトのベン・モリソンが発表とデモを行い、オンプレミスのRed Hat OpenShiftからAzure AKSに、ステートフル・アプリケーションを数秒で移行できるTrilioの能力を紹介し、TrilioVault for Kubernetesプラットフォームが実現する柔軟性とスピードに光を当てます。

継続的復元は、TrilioVault for Kubernetesの機能であり、2022年第3四半期の製品リリースの一環として、一般提供を行います。プレビューやテストをご希望の方は、Trilioまでお問い合わせください

Trilioについて

Trilioは、Kubernetes、OpenStack、Red Hat Virtualization環境向けのクラウドネイティブ・データ保護のリーダー企業です。当社のTrilioVault技術は、バックアップと復元、移行とアプリケーションモビリティーで、クラウド・インフラストラクチャー事業者や開発者から信頼されています。通信、防衛、自動車、金融サービスの顧客は、TrilioVaultを活用して、災害復旧、ワークロードの移行、新しいインフラストラクチャーのワークロードの移動、新しいソフトウエア・ディストリビューションへの移行を行っています。Trilio.ioツイッターリンクトインをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20220517005523/ja/

連絡先
Media:
Robert Cathey
Cathey.co for Trilio
robert@cathey.com
865-386-6118

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ