「コエテコ総研 byGMO」民間の子ども向けプログラミング教育の実態を調査
配信日時: 2022-04-28 12:00:00
~プログラミングを習い始めるのは9才が最も多く、地域は首都圏に集中。生徒は女の子が2割以下と男女差が顕著に~
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が運営する日本最大のプログラミング教室数の掲載を誇る(※1)プログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」の調査機関である「コエテコ総研 byGMO」は、民間の子ども向けプログラミング教育の実態を調査しました。調査では、2022年3月1日~31日までの期間に「コエテコ byGMO」を通じて子ども向けプログラミング教室に体験申込みを行ったユーザーのデータをもとに、民間のプログラミング教室への通学を検討する子の年齢や地域などの傾向をまとめました。
(※1)2020年12月時点。MMD研究所調べ。
[画像1: https://prtimes.jp/i/136/3579/resize/d136-3579-f8ebf7a2472cc37bc13e-0.png ]
【調査結果サマリ】
■プログラミングを習い始める年齢は9才が最多!小学生の申込みが全体の8割以上、女の子が2割以下と男女の差が顕著に
■都道府県別申込状況は首都圏を含む「関東」が4割超。地域の偏りが大きい結果に
■曜日・時間に偏りはある?体験申し込みは金曜日が少ない傾向に
■教材は「Scratch(スクラッチ)」が多いが、大人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を用いたプログラミング教室も人気
【調査結果概要】
■プログラミングを習い始める年齢は9才が最多!小学生の申込みが全体の8割以上、女の子が2割以下と男女の差が顕著に
まず、「コエテコ byGMO」で2022年3月中に子ども向けプログラミング教室に申込みを行ったお子さんの年齢に関しては、9才が全体の23.9%で最多となりました。年齢の分布は小学校に通う年齢で8割超となり(7~9才(50.0%)、10~12才(36.1%))、プログラミングを習い始める子は小学生がほとんどということがわかりました。
また、申込みを行った子の性別を見てみると、男の子が81.8%となり、女の子は18.2%と少数派となりました。民間の子供向けプログラミング教育においては、まだまだ男女の差が大きいようです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/136/3579/resize/d136-3579-835776df2ad2bfbaa422-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/136/3579/resize/d136-3579-83665bc1b46301fc1e73-2.png ]
■都道府県別申込状況は首都圏を含む「関東」が4割超。地域の偏りが大きい結果に
次に、都道府県別にどのぐらい申込状況に差があるのかを調査しました。その結果、関東が44.9%と4割近くになり、近畿(20.9%)、中部(14.8%)と続きました。都道府県の人口分布や「コエテコ byGMO」における掲載教室の割合と比較すると、関東におけるプログラミング教室への体験申し込みの割合は10ポイントほど高くなっています(体験申し込み割合:44.9%、人口分布:34.6%、掲載教室割合:35.3%)。
また、関東の中でも東京(19.5%)、神奈川(11.2%)が約3割を占めており、2都県に集中していることがわかりました。
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■曜日・時間に偏りはある?体験申し込みは金曜日が少ない傾向に
次に、体験申し込みを行う曜日・時間帯に偏りはあるのか調査を行ったところ、曜日に大きな偏りは見られなかったものの、金曜日が10.7%となり、他の曜日と比較して、申し込みが少し低い傾向にある可能性があることがわかりました。
時間帯に関しては、「12時~18時」(36.2%)と「18時~24時」(35.0%)で7割を占めており、午後に体験申し込みが多くなる傾向となりました。さらに細かく見てみると、「20時」(7.4%)「18時」(7.1%)が7%を超え他の時間帯よりも多くなっていました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/136/3579/resize/d136-3579-62d495771566e015236f-4.png ]
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■教材は「Scratch(スクラッチ)」が多いが、大人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を用いたプログラミング教室も人気
さらに、体験申込みのあった教室において使用されている教材の種類に関しても調査しました。その結果、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボによって開発され、全世界で広く普及しているビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」(11.0%)が最多となり、次いで大人気ゲームソフト「Minecraft(マインクラフト)」(9.3%)を用いるプログラミング教室が多いことがわかりました。
その他、ゲームづくりを通じてプログラミングを学ぶ「QUREO(キュレオ)」(8.8%)、ヒューマンアカデミーのオリジナルロボット教材の「ヒューマンオリジナルロボット」(6.1%)を加えた4つの教材が5%を超える結果となりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/136/3579/resize/d136-3579-bb29d215f23cf76c534f-6.png ]
【調査概要】
■ 調査テーマ:体験申し込みデータから見る民間プログラミング教育の実態
■ 調査対象 :「コエテコ byGMO」を通して子ども向けプログラミング教室に体験申し込みを行った方
■ 調査期間 :2022年3月1日(火)~3月31日(木)
■ 調査方法 :調査期間中に「コエテコ byGMO」を通じて子供向けプログラミング教室に体験申し込みを行ったユーザーのデータを集計
■ 調査主体 :「コエテコ総研 byGMO」
*本調査レポートの百分率表示は四捨五入で端数処理を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
*メディア媒体での本調査結果の引用時には、以下のご対応をお願いいたします。
クレジットに『「コエテコ総研 byGMO」調べ』と明記してください。
WEB上で引用いただく際には、「コエテコ byGMO」へのリンク(URL: https://coeteco.jp/)をお願いいたします。
*メディア媒体以外での本調査結果の引用を希望の方はGMOメディアにお問い合わせください。
【今回の調査結果に対する「コエテコ総研 byGMO」所長・沼田 直之の見解】
今回は、「コエテコ byGMO」で実際に体験申し込みをいただいたデータから、民間におけるプログラミング教育の実態をお伝えしました。
男女の差に関しては、以前から課題として上げておりましたが、「コエテコ byGMO」でもジェンダーギャップの解消に向けてガールズプログラミングフェス「KIKKAKE(きっかけ)」を開催しています。
また、特に驚いたのは、人口分布や「コエテコ byGMO」に掲載されている教室の分布以上に「関東」に集中していたことです。特に東京・神奈川で3割を占めており、地域の偏りに対しての底上げも必要だと感じました。
今後も、「コエテコ総研 byGMO」では、ポータルサイトとしてプログラミング教育にかかわる皆様にとって有意義な調査を行っていきます。
【「コエテコ byGMO」とは】(URL:https://coeteco.jp/)
■小学生向けのプログラミング・ロボット教室情報掲載数業界No.1
GMOメディアが運営する「コエテコ byGMO」は、「プログラミング教育がわかる、プログラミング・ロボット教室がみつかる」をコンセプトに、2017年11月に開設した小学生向けのプログラミング・ロボット教室情報掲載数業界No.1のプログラミング教育ポータルサイトです。2022年3月時点で掲載された教室数は12,000を超えています。
■プログラミング教育解説記事など関連情報も充実し、保護者の方々のスクール選びをサポート
2020年4月からの小学校でのプログラミング教育の必修化に伴いプログラミング教室への注目が高まっていることから、国内のプログラミング教室の数も10,000を超えるなど急激に拡大しています。また、保護者の多くはプログラミング学習が未経験ということから「子どもに合うプログラミング教室がわからない」という悩みを抱える方も少なくありません。
「コエテコ byGMO」では、サービス開始当初から「わからないことをわかりやすく」という理念の基、プログラミング教育の解説記事や教室の情報を充実させることで、保護者のニーズを満たしてきました。
また、SDGsの1つである「4.質の高い教育をみんなに」の達成に向け、プログラミング教育に関する最新ニュースや調査結果をはじめ、様々なプログラミング教室の情報を伝えることで、小学生のお子さんを持つ親御さんを対象に、プログラミング教育への理解を深めるとともに、プログラミング教室選びの参考となることを目指しています。
【「KIKKAKE(きっかけ)~ガールズプログラミングフェス」とは】(URL: https://kikkake2022.coeteco.jp/)
「コエテコ byGMO」とアフレルが2021年6月に初めて開催した高校生までの女の子を対象としたプログラミング体験イベントです。SDGs「4.質の高い教育をみんなに」と「5.ジェンダー平等を実現しよう」を達成することを目的に開催しました。
2021年のイベントは、全国20都府県のプログラミングスクール107ブランドがブランドの垣根を超えて「女の子への質の高いプログラミング教育の提供」「プログラミング教育への女の子の参加率向上」という課題に対して業界全体で向き合った画期的な取り組みとなり、合わせて1,500名以上に参加いただきました。
2022年6月に第2弾の開催も決定しています。
※記載されている会社名・製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
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■GMO INTERNET GROUP■ www.gmo.jp
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