元AVEXの音楽制作ディレクターが企画した高齢者のフレイル、認知症対策のゲーミング型LINEヘルスケアDXが、岸田首相の「デジ田」を目指す3自治体から連続受注!

プレスリリース発表元企業:サンド ディー・アイ・ジー株式会社

配信日時: 2022-04-25 10:00:00

~静岡県三島市は、4月から実証実験開始~

サンド ディー・アイ・ジー株式会社(本社:東京都港区、CEO:青木 忠大/あおき ただひろ)は、岸田首相の「デジタル田園都市国家構想」実現のための「ガバメントピッチ」において、当社が開発したLINEヘルスケアDX「COMAKI(コマキ)ロゲイニング」が、6自治体中、3自治体【豊島区(東京)、三島市(静岡)、松本市(長野)】とのマッチングが成立し、先行する三島市とは2022年4月から実証実験を開始したことを発表します。
3件以上の自治体とのマッチングに成功したのは、当社の「COMAKIロゲイニング」だけです。




日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると予測されており、高齢社会の日本では認知症に向けた取組が今後ますます重要になります。

当社の「COMAKIロゲイニング」は、ゲーム感覚で楽しく、散歩をしてもらうことで、高齢者の運動不足を解消→サルコペニア肥満*1と認知症減らす→フレイル*2対策ができるLINEヘルスケアDXです。

*1 サルコペニア肥満:BMI(体格指数)が25以上の肥満、かつ握力が弱い(男性28kg、女性18kg未満) サルコペニア肥満があると、軽度認知機能障害のリスクが2倍、認知症のリスクが6倍に上昇すると言われています。(保険指導リソースガイド)
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2022/011026.php

*2 フレイル:日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります。
https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/press_seminar/report/seminar_02_01.html

今後は、マッチングした3自治体との実証実験を活かし、政府が発表した2022年「デジ田(でん)甲子園」へ参加し、優勝を目指します。

「COMAKIロゲイニング」デモの実施、開発者であるCEO青木のインタビューなどの取材をお受けしますので、気軽にお問い合わせいください。

[画像1: https://prtimes.jp/i/100269/1/resize/d100269-1-f4e7e3098222c975b0c6-0.png ]

今回受注した「COMAKIロゲイニング」は、高齢者が「楽しく散歩をしながら」健康習慣を身につけていただくための「ヘルスケアDX*」で、LINEを利用した健康記録管理システムです。

*DX(デジタルトランスフォーメーション)は、進化したデジタル技術により人々の生活をより良いものへと変革すること

「COMAKIロゲイニング」は、独自のアプリではなく、一般に広く浸透しているLINEを利用したチャットボット型システムなので、高齢者が使いやすいことが最大の特長です。
ロゲイニングとは、チェックポイントを巡るオリエンテーリングのことで、それをLINEアプリと連動させることで、スマホだけで楽しく、街歩きができるシステムです。
他にも、トーク機能を使った使用者同士のコミュニケーションや、歩数計測、カロリー消費量、フレイル(筋肉量)チェックなどの健康記録管理機能を備え、さらには災害や防犯などのニュース配信なども行うことができます。

これまで高齢化社会を見据えたヘルスケアのための取り組みが数多行われていますが、「高齢者が、楽しみながら健康維持ができる」ゲーム感覚のシステムがありませんでした。


【「COMAKIロゲイニング」が各自治体から高い評価を受けた点】
1) LINEという国内で最も浸透しているアプリを利用することで、初めて参加する高齢者のハードルを低くし、使いやすさによる継続性を高められる。
2) 運動量、歩数、カロリー消費といったヘルスケア指標そのものを入口にせず、「街歩きを楽しむ(ロゲイニング)」ことで、自然にヘルスケアにつながるという「エンターテインメント性のある「ヘルスケアDX」のユニークさ。
3) 街歩きの中に、歴史、文化、名所、名物、自然といったコンテンツを織り込むことで、地元の良さを再発見し、地元への愛着が生まれ、地域経済が活性化される。
4) LINE運用ツールとしては、当社が国内で唯一提供している記事提供システムを応用した、高齢者向けの健康関連記事の自動提供・更新ができる。
5) 高齢者が散歩に行く頻度が増えることで、運動不足を解消し、サルコペニア肥満を減らすことで、認知症になるリスクを減らす。それによって、保険、介護予算が削減できる。

「COMAKIロゲイニング」というエンターテインメント性のあるユニークな「ヘルスケアDX」が生まれた背景は、CEOである青木忠大が、元々、レコード会社エイベックスの音楽制作ディレクターとして、エンターテインメントに深く関わっていた経験があったからです。

今後は、2022年4月に始まる三島市との実証実験、さらに、豊島区、松本市との調印、実証実験等を行う予定です。これら実証実験の様子は、メールマガジン、Blog、SNSなどで紹介していきます。
さらに、それらの経験を活かし、他の自治体と地元企業と連携させた「COMAKIロゲイニングDX」を開発していく予定ですので自治体、企業からのご相談もお待ちしています。
当社は、岸田首相が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現のために貢献していきます。


▼「COMAKIロゲイニング」への自治体、企業の参加応募ホームページ
https://comaki.sunds.jp/rogaining

[画像2: https://prtimes.jp/i/100269/1/resize/d100269-1-c5e5b1ef3f139255f8ea-2.png ]


【ガバメントピッチとは】
2021年10月25日に開催された経済産業省 関東経済産業局主催のデジタル化推進プロジェクト。ヘルスケア分野(健康増進・介護予防・疾病予防・生活支援等)の地域課題の解決に向け、自治体から課題・ニーズを「ガバメントピッチ」として発信し、ICT企業からの解決策の提案を受けるオーディション。
参加6自治体(豊島区、島田市、三島市、松本市、さいたま市、岩泉町)の各課題に対し、ベンチャー企業ら計76件の課題解決提案があり、面談等を行った結果、11件のマッチングが成立。
このうち、当社の「COMAKIロゲイニング」は、3自治体(豊島区、三島市、松本市)とのマッチングに成功。3つ以上の自治体とのマッチングが成立したのは、当社だけです。

▼経済産業省 関東経済産業局
「ガバメントピッチ」を通じてマッチングが成立、課題解決に向けた実証に取り組みます
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/iryokiki/healthcare/20220323jichitai_venture_matching.html

▼三島市(静岡県)
「みしまスマイル」の運用開始について(市長定例記者会見・冒頭4)
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn050870.html

【ロゲイニングとは】
ロゲイニング(ROGAINING)とは、チームワーク・持久力・戦略・読図力を特徴とする、野外での長距離ナビゲーションスポーツ「The Cross Country Navigation Sport」として1976年にオーストラリアで生まれました。日本では2002年に菅平高原(長野県旧真田町)で開催されたのが最初です。
参加者は、制限時間内に出来るだけ高得点になるようにチェックポイントを回ることを目指します。自由度の高い競技であり、チェックポイントの位置と得点が設定された地図をもとに、制限時間内にできる限り高得点を獲得するルートを自分たちで巡ります。

ロゲイニングは、それ自体がウォーキングによる健康づくりやストレス解消などに効果がありますが、本企画では、ロゲイニングを通じて、ご採用いただいた自治体周辺エリアの魅力を発見して頂きながら、ウォーキング習慣を作っていただくこと。さらに、ロゲイニングを楽しんだエリアの商圏の活性化までも目的としています。

例えば松本市の場合、「松本城コース」「ワイン畑巡りコース」「善光寺御利益コース」「動物ふれあいコース」など、アプリ上に風光明媚な松本市およびその周辺エリアの特徴(写真スポット/史跡/モニュメントなど)を生かしたロゲイニングコースを複数用意しておきます。利用者は、LINEアカウントをお友だち追加するだけで、ロゲイニングの中から好きなコースを選び、スマホひとつで街歩きを楽しむことができます。

ご利用時の複雑な操作は皆無です。大型のメニューボタンをタップするだけで、位置情報を使って自動的にスコア判定を行うため、従来ロゲイニングに欠かせなかったゴール地点に人員を配置した得点集計が不要になるほか、いつでも好きなタイミングでロゲイニングを楽しむことができるため、密集行動を避けて楽しむことが可能です。

また、ロゲイニングコースを楽しむことでポイントを集めることができ、定期的に開催される抽選会では、健康的で豊かな生活を送るために役立つ様々なアイテムに応募するといった利用持続化のための仕掛けも用意されています。

今後は、抽選会については、高齢者向けの健康商品を取扱う企業とのパートナーシップも拡大してまいります。


【COMAKIについて】
もともとは、高齢者向けのツールではなく、400アカウント以上に導入されている企業向けのチャットボット型のLINEシステムです。

当社が独自提供する記事供給システム「コンテンツ・シェアリング」によって、顧客に売り込むセールスコミュニケーションではなく、企業や商品のファンを育てる、ファンコミュニケーションを実現できる業界内でも変わり種のサービスとなっています。

現在は、三井不動産株式会社様、合同会社DMM.com様、株式会社サンドラッグ様、BOAT RACE蒲郡様、ベンチャー企業まで幅広い企業・業界に導入が進んでいます。


【サンド ディー・アイ・ジー株式会社】
CEO 青木 忠大(あおき ただひろ)
神奈川県出身、明治学院大学経済学部卒業
職歴:
2014年にエイベックスほか数社での経験を経て、サンドディー・アイ・ジー株式会社を創業。現在は、LINEを活用したパーソナルコミュニケーションの設計・運用を手がけている。国内唯一の仕組みとして独自開発した「コンテンツ・シェアリングシステム」を活用することで、LINE運用の障壁であったブロック率の改善などを中心に、国内400件以上のLINEアカウントへの導入に関わる。
三井不動産、サンドラッグ、DMM.comなどの大手企業から自治体、ベンチャー企業など、幅広い分野のマーケティングをサポート。

https://comaki.sunds.jp/
住所:〒108-0072東京都港区白金1-15-29 天翔白金ビル1F
設立:2014年1月
資本金:40,000,000円
主要株主:
エイベックス・エンタテインメント株式会社
株式会社シェアリング・ビューティー


本件に関するお問い合わせ先
サンド ディー・アイ・ジー株式会社
担当:青木
Mail:sunds.dig.inc@gmail.com
TEL:080-7959-0319

PR TIMESプレスリリース詳細へ