全6品!埼玉県北本市の土と縄文文化から生まれた「ふるさと納税返礼品」

プレスリリース発表元企業:株式会社小学館

配信日時: 2022-04-18 13:00:00

コーヒードリッパーなど北本市の「ふるさと納税返礼品」を和樂webがプロデュース!



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2022年3月23日(水)より、和樂webがプロデュースした埼玉県北本市の「ふるさと納税返礼品」6点が申込開始となりました。返礼品は、全部で6品(※)。信楽の陶芸家・篠原希さんの製作で、北本独自の縄文文化を現代風に解釈した、新しい焼き物が完成しました。

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※数に限りがあるため、売り切れの場合もございます

知られざる縄文のまち、埼玉県北本市

かつて縄文銀座として賑わった埼玉県北本市。そこで発掘された「デーノタメ遺跡」は、南北に約210メートル、東西に約160メートルの大きさで、約5000年前の縄文中期から約3500年前の後期にかけての大規模な環状集落です。全国でも希少な、集落の人々が利用していた水場も確認されています。
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市内ではデーノタメ遺跡をはじめ、多くの遺跡があちこちに見つかっています。そんな「縄文のまち、北本」としてたくさんの人に知っていただきたい、そんな思いで北本の土を使った陶器をつくりました。

信楽の陶芸家・篠原希さんによる北本の土を使った陶器

今回、土の採取から制作までを手がけたのは、信楽の陶芸家・篠原希さん。滋賀県信楽でやきものを始めて30年、自身の窯を築いてからも15年以上経つという、炎と土を熟知した陶芸家です。過去にも「JOMONごはん鍋」「パエリア鍋」「おかゆ鍋」を製作するなど和樂webとコラボを重ねてきました。
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北本では細かく意匠が施された耳飾りが出土しています。それを見て「このサイズのものを形づくるためのキメの細かい土(材料)があるはず」と篠原さん。実際に荒川流域の低地で掘ってみると、そのままろくろで引けてしまうほどのキメの細かい良い土が出てきました。ほかにも鉄分が多く含まれ、顔料の原料になる「鬼板」と呼ばれる土も発見。

縄文の土器を再現するのであれば、それに則した焼き方をすれば良いですが、今回つくるのは現代でも使える、高温で焼き上げられた硬い陶器です。北本の土は高温で焼きすぎるとバラバラに割れてしまう土質のため、信楽の土を程よくブレンド。その土と土のマッチングや、窯の温度などを細かくチェックしながら現代に合うような形で完成させました。

コーヒードリッパーや酒器セットなど全6品!

今回完成した「ふるさと納税返礼品」は、コーヒードリッパーとポットのセット、酒器セット、引出茶碗、ぐい呑み3種類の全6品です。

1.コーヒードリッパー
ポットとドリッパーのセットで2杯分のサイズです。北本の土と信楽の土を50%ずつ合わせて焼いています。白い釉薬をかけふっくらと可愛い形に仕上げました。あえて取手はつけず、コーヒーカップに注ぐ時間もいとおしめる形です。
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2.酒器セット
注器とぐい呑み1点ずつのセットです。北本の土と信楽の土を50%ずつ合わせて焼いています。
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3.引出黒(茶碗)
「鬼板」と呼ばれる鉄釉の原料になる土を使用しています。鬼板を調合し、茶碗の表面に掛けて焼成することで、鉄釉が溶けツヤのあるやや緑色がかった黒色の茶碗に仕上がりました。
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4.【一点もの】ぐい呑み(碗型)
釉薬を掛けていない、土の力強さが全面に出た作品です。内側は光沢感のある景色を楽しめます。北本で出土した浅鉢形土器をイメージしています。
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5.【一点もの】ぐい呑み(筒型)
縄文土器といえば縄目文様をイメージしますが、渦巻や円、波のような文様もあり多様です。表面の文様は、北本で出土した土器や陶片の文様からインスピレーションを受けて施しています。土器の再現ではなく、現代に合うような縄文の流れを感じる形にしました。
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6.引出黒酒器(ぐい呑み)
鬼板と呼ばれる鉄釉の原料になる土を使用した酒器です。鬼板を調合し、表面に掛けて焼成することで、鉄釉が溶けツヤのあるやや緑色がかった黒色の茶碗に仕上がりました。
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『和樂web』とは

コンセプトは「日本文化の入り口マガジン」。日本文化の多様性な楽しみかたを発信する小学館のWebメディア。

公式サイト
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