約3万4000人のユーザーが「ファボ」した人気移住地域ランキング『SMOUT移住アワード2021』結果発表

プレスリリース発表元企業:株式会社カヤック

配信日時: 2022-04-11 10:56:29

520地域から選ばれたのは、【市区町村部門】1位 山口県萩市、2位長野県伊那市、3位 兵庫県豊岡市【県部門】1位 長野県、2位 兵庫県、3位 山口県

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証マザーズ:3904)は、自社が運営する移住・関係人口促進サービス「SMOUT」に登録する一般ユーザー3万4000人*が、地域の発信する情報に対し「ファボ(興味ある)」した合計8万3263件(期間:2021年4月1日~2022年3月31日)のうち、上位30地域を『SMOUT移住アワード2021』として結果発表します。



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2021年度の地域発信情報(プロジェクト)トレンド


<ポイント>

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2020年から始まったコロナ禍も2年目に突入。総務省が1月28日に発表した2021年の住民基本台帳の人口移動報告によると、東京23区が外国人を含めた集計を開始した2014年以来初となる転出が転入を上回ったと発表したように、都心から人が出ていく動きが進んでいます。この2年のうちに首都圏を中心にリモートワークが定着しつつあり、ホテルや自治体でもワーケーションを推進する動きが盛んになりました。SMOUTでも温泉地や歴史街、海や山のリゾート地でのワーケーションプロジェクトが昨年よりも約2倍に増えています。

また、総務省が2020年6月に設けた「特定地域づくり事業協同組合制度」を活用し、複業の働き方を後押しする「マルチワーカー(季節毎の労働需要等に応じて複数の事業者の事業に従事)」募集や、「半農半X」といったワードを使ったプロジェクトが昨年よりも約10倍に増加(2020年度2件→2021年21件)しました。

リモートワークの定着が進むにつれ増えている移住者ですが、一方で移住後のミスマッチも増えてきています。そのため、移住前にお試し移住したり、暮らしを体験できる「移住体験ツアー」「お試し住宅」のニーズが根強くあり、温泉地や古民家での体験に人気が集まりました。
SMOUTでは、2022年3月末現在のユーザー数が33,762人と、2021年3月末時点(23,037人)と比較し約1.5倍になりました。今後も、多様な暮らし・働き方を考えるユーザーや地域の皆様の架け橋となるプラットフォームを提供して参ります。


『SMOUT移住アワード』とは?

移住・関係人口を促進するプラットフォームサービス「SMOUT」は、2018年6月のサービス開始以来、年度ごとに地域の活動を表彰する『SMOUTアワード』を実施してきました。2020年から続くコロナ禍により、脱都心やリモートワークによる住居の自由度が高まったことから、会員数が2019年から比べ、倍と大幅に増えています。2021年度からは、市区町村だけではなく都道府県もアワード対象に入れ、10月に上期半期の中間発表をいたしました。この度、2021年度年間の最終結果を発表し、上位3位に入賞した地域を表彰いたします。

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【市区町村部門】

1位 山口県萩市
2020年度3位、2021年上半期4位から1位に躍り出た萩市。ワーケーションというトレンドを踏まえ、歴史・文化、自然、温泉、古民家、空き家、関係人口から移住まで、バランスよく幅広いテーマを網羅したプロジェクトが並び、人気を呼びました。地域おこし協力隊が「ローカルエディター」として活躍。地域のコンテンツを発掘し、写真・動画・文章で萩の魅力を高頻度で発信し、関係人口づくりに貢献しているのも特徴です。また、複数の事業所からの仕事を組み合わせ、マルチワーカーとして働いてもらう、総務省の「特定地域づくり事業協同組合制度」を活用した募集を山口県でいち早く導入し、注目されています。

<人気プロジェクト例>
・【2022年3月OPEN予定】築200年の古民家で小商い&スタッフしませんか?
・ワーケーション企画始動!歴史と自然あふれる街で働きながら休みを楽しみませんか?
・\山口県内初/季節を通じて様々な仕事をするマルチワーク!はぎ地域づくり協同組合の職員を募集します!


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2位 長野県伊那市
2020年度2位に引き続き、2位をキープした伊那市。「週24時間・副業OK」の地域おこし協力隊も特徴的で、プロジェクトでもタイトルでうたうなど上手くPRしています。「森の価値を再発見・再編集する実践型スクール」など、農業・林業も目立ち、ユニークな切り口が特徴。2020年度のアワードTOP3の伊那市、萩市、豊岡市が共同で行ったお手伝いプロジェクト「農家のお手伝いをする体験企画」では、3市が合同オンラインイベントやスナックを実施して話題になりました。また、伊那市といえば教育移住で注目を集めています。自然豊かな環境で、学校独自の多彩な教育を受けられると人気。地域と子どもたちを教育を通してつなぐキャリア教育コーディネーターの募集や、学校見学オンラインツアーのプロジェクトも上位になりました。

<人気プロジェクト例>
・週24時間・副業OK//地域おこし協力隊になって農家民泊はじめませんか?
・信州伊那谷発!官民連携の実践型スクール“伊那谷フォレストカレッジ”。
 エリアも業種も越境して、新しい森の可能性を再発見・再編集しませんか?
・お手伝いプログラムを決めるのは、あなたの「やりたい!」。
 農業にとどまらない、地方との関わりしろを見つけませんか?

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3位 兵庫県豊岡市
2021年上期と同じく3位以内をキープ。地域おこし協力隊の人数は、これから着任する方も併せると約50人に。これだけの数が集まっている地域は全国有数です。映画や演劇によるまちづくりを推進し、演劇祭×まちづくり、アート好きの募集などクリエイターを積極的に募集しています。また、「麦わら細工」の職人、伝統工芸「豊岡杞柳細工」といった伝統産業の担い手や、猟師体験、高校生とまちづくりといったユニークなプロジェクトが揃い、今後も目を離せない地域です。

<人気プロジェクト例>
・8/3締切!「飛んでるローカル豊岡」の魅力を最大限伝えたい!一緒にぶっ飛んでくれる仲間を募集!
 まずはお得に1週間!関西随一の海水浴場「竹野浜」を目の前にご家族とプチ移住してみませんか?
 ワーケーション利用も可!
・1月10日〆 協力隊で初めの一歩を!開湯1300年の温泉街で受け継がれる「麦わら細工」の職人を
 目指しませんか?
・☑ホンモノ猟師に会いに行く。「年間の肉代はほぼゼロ!」の猟師と猟場へでかけませんか?
 1回1組限定で随時募集中!


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4位~30位

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[表9: https://prtimes.jp/data/corp/14685/table/508_9_b9b26b2a981f9e7c8168414fb7f215e8.jpg ]



[表10: https://prtimes.jp/data/corp/14685/table/508_10_6c18805206723741856758f65a146220.jpg ]


*2020年度「-」は登録がなかった地域

【都道府県部門】
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1位 長野県
2021年上半期に続きTOPを独走し、2位以下を引き離す結果になった長野県。関係人口づくりの好例となる、空き家の片付けを一緒にしようと呼びかけた塩尻市のプロジェクトは、斬新な企画としてSMOUTチームでも話題になりました。飯田市、駒ヶ根市の空き家オンラインツアーも人気に。自宅にいながら地域の空き家を見学できる手軽さで注目を集めました。

<人気プロジェクト例>
・「いばしょなんて自分で創れよ!」【攻める空き家バンク】片付ける!から始まる地域接点。
 一緒にやろう!!関係人口の深度の深掘り@長野県塩尻市(塩尻市)
・25年続くイチゴ園で安定した半農をしながら、夢を叶える人生を送りませんか?(駒ヶ根市)
・【まだまだ参加者募集中!】自宅にいながら空き家を覗いてみませんか? 
 ~オンラインセミナーいいだのもり‘空き家見学ツアー’~(飯田市)


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2位 兵庫県
2021年上半期の2位をキープした兵庫県。1位の豊岡市に加え、養父市、香美町といった北部地域が魅力的なプロジェクトを多く出し貢献しました。各地域とも、人気の「地域おこし協力隊」プロジェクトが注目を集めました。また、協力隊に加え、空き家の活用や起業、副業・兼業者と地域事業者をつなげるなど、新しいことを起こす人の募集も人気となりました。

<人気プロジェクト例>
・8/3締切!「飛んでるローカル豊岡」の魅力を最大限伝えたい!一緒にぶっ飛んでくれる仲間を募集!
 (豊岡市)
・【地域おこし協力隊募集】移住対策・空き家対策に取組み養父市を一緒に盛り上げませんか!(養父市)
・おじろに恋して移住した、私に会いにきませんか? ~1泊2日の移住体験ツアー~(香美町)


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[表14: https://prtimes.jp/data/corp/14685/table/508_14_f51bc2dd13cceebf183d5fcbc3f96ba8.jpg ]



3位 山口県
3位の山口県も、2021年上半期3位をキープ。1位の萩市に加え、県下の美祢市、岩国市のプロジェクトも健闘しました。自然豊かな地の利を活かした、アウトドア、温泉、島を打ち出した移住・関係人口施策が特徴でした。また山口県のライブ配信イベント「YY!ターンカレッジ」の紹介も上位に。山口県自体のプロジェクトで781のファボを獲得するなど、県主体の情報発信が奏功しました。

<人気プロジェクト例>
・秋吉台しか“勝たん”!日本最大級のカルスト台地くらし体験ツアー(美祢市)
・ワーケーション企画始動!歴史と自然あふれる街で働きながら休みを楽しみませんか?(萩市)
・【アウトドア×美味しい暮らし】阿武町にできる滞在型交流拠点でカフェマネジメントしませんか?(山口県)

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[表16: https://prtimes.jp/data/corp/14685/table/508_16_f967293543b4a93dda37ec0bd6ae581c.jpg ]




SMOUT移住アワード2021 概要

SMOUTユーザーが地域の発信する情報に対し、期間中に「ファボ(興味ある)」した数を集計しランキング。

集計期間:2021年4月1日~2022年3月31日
総ファボ数:83,263件
参加地域数:日本国内520地域 *国内外の登録地域数768のうち、期間内にプロジェクトを公開した地域
一般ユーザー数:34,238人
プロジェクト数:5,656件
(全て2022年3月31時点)


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株式会社カヤック
https://www.kayac.com/
固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。

設立 2005年1月21日
代表者 代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 日本的面白コンテンツ事業
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<訂正>
「SMOUT移住アワード2021」の概要にある、参加地域数とプロジェクト数の集計に誤りがありましたので、2022年4月12日10時25分に訂正いたしました。

・参加地域数  (訂正前)309 ー→(訂正後)520
・プロジェクト数(訂正前)2668 ー→(訂正後)5,656

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