やりたくない家事No.1は掃除、得意なのは料理。今どき主婦のリアルな家事事情をリサーチ!

プレスリリース発表元企業:株式会社主婦の友社

配信日時: 2022-04-04 15:56:06

たとえやりたくなくても、ほぼ毎日やらなければならない「家事」。共働きの家庭も増え、夫との家事分担が定着しつつありますが、まだまだ家事における主婦の比重は重め……。そこで平日と休日の家事にかけている時間や、ご主人がどれだけ家事に参加しているのかなどなど、家事の実情を調べてみました。



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◆調査対象 (調査期間 2021年12月27-1月10日)
・主婦の友社「暮らしニスタ」ユーザー
・30~50代の既婚主婦(30代16.6%、 40代38.3%、 50代30.9%、その他14.3%)計176名
・東京都含む関東在住38.3%、関西26.3%、中部11.4%、九州7.4%、北海道3.4%、その他13.1%
・家族構成:子どもがいる61.7% 、親と同居 8.0%、配偶者のみ18.3%、その他12.0%
・専業主婦37.1%、パート25.1%、フルタイム25.1%、自営8.0%、その他4.6%


平日の家事にかける時間は2時間以内!休日ほど家事をする時間が増える傾向が!

Q1.平日の家事時間は1日平均どれくらいですか?

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平日の家事にかける平均時間は「1時間以上2時間未満」が29%で一番多いことがわかりました。次に多いのが「2時間以上3時間未満」で25%。少数派の「1時間未満」も含めると、60%以上の人が「3時間以内」と回答していることから、平日は「効率よく短時間で家事をする」派が多いようです。

Q2.休日の家事時間は、1日平均どれくらいですか?
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ほぼ30%の人が休日の家事を「2時間以上3時間未満」かけているようです。「3時間以上4時間未満」、「4時間以上5時間未満」も合わせると、63.8%の人が平日よりも休日に家事に時間を割いていることがわかりました。長く続くコロナ禍の影響なのか、休日はなるべく外出を控え、平日に手が回らなかった家事を積極的に行うようです。



一番時間をかけている家事は料理。時短に役立つのは食洗機や掃除ロボット


Q3.家事の中で何に時間を割いていますか?(複数選択可)
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料理 81.1%
掃除 47.4%
洗濯 46.9%
買い物 41.7%
食事の後片付け 38.9%
片付け 27.4%
ゴミ捨て 9.7%

8割以上と圧倒的多数で「料理」に多くの時間を割いているという結果に。「料理」に関連して、「買い物」「食事の後片付け」もどちらも約40%で、食材を買い、準備をして、片付けるまで「ごはん」まわりにいかに時間を要するかが目に見える形になりました。

Q4.家事で時短するために何かしていますか?
食洗機、掃除ロボット、乾燥機など、家電を導入することによって時短に繋がっている人は多いよう。「切っておいた野菜を冷凍しておく」ことで最も時間を取られる「料理」の時短に成功している人も。多少出費してでも便利家電で時間を短縮、これがイマドキ主婦の賢い選択といえそうです。また「こまめな掃除」や「料理の作り置き」などをルーティン化しておくことで、毎日の家事がラクになるという回答もありました。

「食洗機、お掃除ロボットを導入。洗濯物はハンガー収納&たたまない」
「お肉や野菜を買ってきたら、すぐに使えるように下ごしらえをする」
「料理は時間があるときに作り置きしておく」
「毎日20分ほど掃除することで、逆に掃除が楽になった」



家事に協力的な夫は40%以上。毎日忙しい主婦は「ゴミ捨て」でもありがたい


Q5.ご主人は家事に協力的ですか?
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4割以上が「家事に協力的」と回答。全体の6割が共働き夫婦といわれ、家事は分担して行うのが当たり前になりつつあるのかも。それでも「協力的ではない」という回答も3割以上。まだまだ家事の負担は妻に偏りがちだといえるのかもしれません。

Q6.「はい」と答えた方に質問です。ご主人はどんな家事をしていますか?(複数選択可)
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ゴミ捨て 61.3%
買い物 49.3%
食事の後片付け 45.3%
掃除 42.7%
洗濯 36%
料理 25.3%
片付け 18.7%

「果たして家事といえるのか?」という議論も起こりがちな「ゴミ捨て」が60%以上で最多数の回答でした。ゴミ出しに決められている時間と出勤時間が合うため、夫の係という家庭も多いようです。続いて「買い物」が50%、「食事の後片付け」が45%という結果に。「時間がかかる家事」(Q1)で上位にあがっていただけに、習慣にしてもらえるなら主婦の家事負担も軽減されそうです。

Q7.ご主人の家事について、どう思いますか?
仕事や育児などで毎日忙しい人、家事が苦手な人は、積極的に家事に参加してくれる夫に対しては「ありがたい」と感じている人がほとんど。「大ざっぱだけど助かってる」など、少々雑でも夫は家事に参加することに意味があると思っているよう。一方で、「ドヤ顔でやってる感を出されるのはイラッとする」という回答もありました。

<ありがたい>
「掃除は行き届かないところがあるが、私が気づかないところをやってくれたりするのでお互い様です」
「ゴミ捨てが一番助かる。私がゴミを集めて、主人が捨てに行ってくれる」
「食事の後片付けは、料理した後疲れている時にとても助かる」
「コロナ禍なので出社前にゴミ出ししてくれるのは、私の外出が減らせるので助かる」

<ちょっと不満>
「積極的に家事をしてくれるが、お皿の汚れが取れていなかったり、部屋のゴミが残っていたり少し不満がある」
「お皿を洗ってくれるけど、洗剤が残っていたり、汚れが取れていなかったりするので二度手間。しかもドヤ顔するのもイヤ」
「助かるけど、私のやり方を否定したり、口出しされるのは困る」



「やりたくない家事」ナンバー1は掃除。理由は「めんどくさい」から


Q8.できればやりたくない家事はなんですか?(複数選択可)
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掃除 46.9%
食事の後片付け 41.1%
片付け 28%
料理 26.3%
ゴミ捨て 24%
洗濯 19.4%
買い物 10.3%

50%近くの主婦が「掃除」を「できればやりたくない」と思っていることが判明。また「食事の後片付け」は41%の人が、「片付け」は28%の人がやりたくないと回答。一方「料理」は時間がかかる家事の筆頭ではあるものの、「やりたくない」派は26%と少数なので、ほぼ7割の主婦が料理を作ることには積極的なようです。

Q9.その理由を教えてください。
すべてに共通しているのは「めんどくさい」、そして「苦手」という理由。「掃除」や「片付け」に関しては、「やってもやっても家族が散らかすから」というむなしさが伝わる回答も。「食事の後片付け」については、「食べた後に片付けはキツイ」と感じている人も多く、夫に分担してもらったり、子供に手伝ってもらえたらうれしい家事のひとつといえそうです。

<掃除>
「掃除はしないといけないけど、つい後回しになる」
「時間がかかる割にきれいにできなくて達成感がない」
「掃除をかけてもすぐにほこりがたまるから」

<片付け>
「荷物が多く、うまく収納できないからコツを知りたい」
「片付けはやってもやっても家族が散らかすのでキリがない」
「物の整理整頓が苦手」

<食事の後片付け>
「食べた後に片付けするのは正直しんどい」
「自分で作って片付けて……って、せめて洗って欲しい」
「家族の食事時間がバラバラなので、何度も洗う手間がかかる」

<料理>
「料理を好きだと思っていたけど、ほぼ毎日3食作っていたら、『食べるのは好きだけど、作るのはあまり好きじゃないのでは』と気が付いた」
「料理は苦手なので」
「毎日献立を考えるのがめんどくさい」



45%以上の主婦が「料理」が得意と回答。「作る楽しさ」がモチベーションアップに


Q10.得意な家事はなんですか?(複数選択可)
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料理 45.7%
買い物 23.4%
洗濯 18.9%
片付け 18.3%
掃除 13.7%
ゴミ捨て 8%
食事の後片付け 7.4%

45%以上の主婦が「料理」を得意と思っていることがわかりました。2番目は「買い物」23%なので、「料理が得意」で「やりくり上手」なのが令和の主婦といえそう。また「片付け」も18%以上の回答があり、「めんどくさいけど始めたら得意」という人がわりといるようです。

Q11.「得意だと思う理由」を教えてください。
「おいしい料理や栄養面を考えて自分なりに工夫をしている」、「食べることが好き」「家族が喜んでくれるから」と料理を楽しんで作っている主婦が多いことがわかりました。また、「買い物」と「片付け」も得意と回答した人も同様で、楽しみながらできる家事は得意ということにつながるようです。

<料理>
「食べることが好きなので、ワンパターン化しつつも工夫はしている」
「栄養士の資格があり、味や見た目だけでなく栄養のバランスも配慮している」
「残り物をアレンジしたり、創意工夫が楽しい」

<買い物>
「ネットとスーパーを使い分けて、お得に購入している」
「効率よく、その日にお買い得なものを買うようにしている」
「徹底調査して良い物を安く買えていると思う」

<片付け>
「整理整頓が好き。部屋がスッキリしていると気持ちがいい」
「整理するのが好きで、物がピタっと収納されると気分がいい」
「家族や自分にあった片付けを研究して見つけるの楽しい」

以上、今回は「家事」についてのアンケートを行いました。「時間がかかるけど料理は得意」だけど、「掃除や片付けはなるべくやりたくない」と思っている主婦が多いということがわかりました。この傾向から、自分で工夫できるクリエイティブな要素が強い家事が好まれるということも発見できました。中には「収納がすっきりおさまるとうれしい」など、整理整頓にやりがいを見出す人もいました。

「自分なりのこだわり」や「家族の喜ぶ姿」など、楽しみながらできるモチベーションがあると、家事を好きなものとして捉える傾向にあるようです。




「暮らしニスタ」とは


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