カタリストがキンバリークラークとロッキード・マーチンの優れたイニシアチブを表彰

企業の指導層に女性を昇進させることが今や企業文化の一部に

（ニューヨーク）- （ビジネスワイヤ） -- 女性を昇進させて、すべての人のために職場を変えるコツは何でしょうか？　 非常に異なる2業種の非常にユニークな2つのイニシアチブが、その方法を示しています。

今夜、2014年カタリスト・アワードが、女性と企業の機会拡大に向けた革新的イニシアチブを実施しているキンバリークラーク・コーポレーションとロッキード・マーチン・コーポレーションに贈られます。このカタリスト・アワードを受賞したイニシアチブは、女性と男性、家族と組織、社会と経済に影響を与える取り組みとして、約1600人の招待客が出席する年次カタリスト・アワード・ディナー・ガラで表彰されます。招待客には、大手多国籍企業や専門企業の100人近くの最高経営責任者（CEO）と上級経営幹部が含まれます。

カタリストのデボラ・ギリス社長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「2014年カタリスト・アワードを受賞したキンバリークラークとロッキード・マーチンのイニシアチブは、組織全体で意識的に目標、戦略、説明責任を推進する上層部の強力なリーダーシップによって、どれだけのことが達成できるかについての素晴らしい模範を提供してくれます。これらのイニシアチブにより職場の再構築が促され、それによって女性も男性も仕事で成功できる文化が生まれました。これらの企業では、有能な女性の幹部職への登用に投資してきました。同時に、過去のオフィスにあった女性と少女にとっての壁に取り組み、障壁を乗り越えてリーダーになるための機会とツールを女性に与えました。その新たなリーダーが役割モデルとなり、職場や地域社会を変革して前進させることができるのです。」

キンバリークラークのイニシアチブ「Unleash Your Power: Strengthening the Business With Women Leaders（自分の力を解き放とう：女性リーダーで企業を強化する）」は、職場や市場で女性が果たす重要な役割に光を当てるユニークで世界的な全社を挙げた能力イニシアチブです。キンバリークラーク・コーポレーションのトーマス・J・フォーク会長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「当社のUnleash Your Powerイニシアチブは、当社の製品を使用・購入される世界中の人々を反映した優れた職場を作ることに焦点を当てています。多様で活気のある職場の構築に向けた当社の取り組みをカタリストにご評価いただいて恐縮です。私たちは、有能な女性と男性が潜在能力を最大限に発揮できるよう支えるという当社の願いを追求する中で、今後の素晴らしい仕事に期待しています。」

ロッキード・マーチンの米国を拠点とするイニシアチブ「Women Accelerating Tomorrow（女性が未来を加速する）」は、女性の昇進支援に向けたさまざまなプログラム、プロセス、ツールで構成されています。これは、高度に技術的な業界で多様な人材を引き付け、開発し、保持するための幅広い戦略的取り組みの一環です。ロッキード・マーチンのマリリン・ヒューソン会長・社長・最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「世界的な安全保障・航空宇宙関連企業として、私たちは国家のために最も困難な課題のいくつかに取り組んでいるため、最高の人材を必要としています。私たちは、キャリアのあらゆる段階で女性を支援する当社の取り組みをカタリストから評価されたことを光栄に思います。それは、科学・技術・工学・数学（STEM）分野を追求するよう少女を励ますことから、強力な人材パイプラインとリーダーシップ開発プログラムの確立やサプライヤーの多様性推進にまで及びます。これらすべての活動は、包括的な文化の構築に向けた当社の取り組みの一環です。多角的な視点や経験を結集させることで、ロッキード・マーチンはより働きやすい職場になり、当社の事業はより強固になります。」

ニューヨーク市のウォルドーフ・アストリアで開催されるカタリスト・アワード・ディナーの共同議長は、カタリストのアイリーン・H・ラング元社長兼最高経営責任者（CEO）とロイヤル・ダッチ・シェルのピーター・ヴォーサー元最高経営責任者（CEO）が務めます。このディナーのスポンサーは、アルコア財団とシェル・オイル・カンパニーです。

ディナーの直前には、終日カタリスト・アワード会議が同じくウォルドーフ・アストリアで開催されます。会議の統一テーマは「Making Change Happen（変化を起こす）」で、企業の指導層に女性を昇進させるための知識と解決策を共有するために世界中から専門家が集います。ここでは、カタリスト・アワードを受賞したイニシアチブの実施企業の最高経営責任者（CEO）やチームが人々を鼓舞するスピーチを行い、その文化を変えるイニシアチブの成功に関する知見を共有します。ランチ基調講演では、サムズ・クラブのロザリンド・G・ブリューワー社長兼最高経営責任者（CEO）が自身の職歴についてカタリストのデボラ・ギリス社長兼最高経営責任者（CEO）と語り合います。午後の学習ラボでは、包括的リーダーシップ、より多くの女性を企業の取締役会に昇進させること、最先端の多様性・包括性（D&I）活動、組織変更について深く解説します。午後の締めくくりには、リーダーシップ・コンサルタント、オリンピック選手、作家のボニー・セントジョン氏が、アフリカ系アメリカ人として初めてオリンピックやパラリンピックのスキー競技でメダルを獲得した選手として課題を克服した話を紹介します。会議の筆頭スポンサーはウォルマートで、後援スポンサーはユニリーバです。

完全な議題と今回および過去のカタリスト・アワード受賞イニシアチブの説明全文は、こちらをご覧ください。

カタリストについて

1962年に設立されたカタリストは、女性と企業の機会拡大を先頭に立ってリードする非営利組織です。米国・カナダ・欧州・インド・オーストラリアにオフィスを構え、700社以上を会員とするカタリストは、職場における女性に関する調査、情報、アドバイスを得るためのリソースとして信頼されています。カタリストは年に1度、女性の昇進を推進する模範的な組織のイニシアチブをカタリスト・アワードで表彰しています。

カタリスト・アワードについて

カタリスト・アワードは、あらゆる多様な女性の採用、能力開発、昇進に取り組んで測定可能な成果を上げている革新的な組織的アプローチを毎年表彰するものです。1987年より、カタリストは世界各国の82のイニシアチブと76組織を表彰してきました。こうした画期的な多様性・包括性イニシアチブが、職場、地域社会、生活に変化を与えています。

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