NTTとシュナイダーエレクトリックが協力し、プライベート無線ネットワークの試行でIoT環境を支援
配信日時: 2022-03-21 16:15:00
NTTとシュナイダーエレクトリックを合わせた能力によって可能になる安全なオンプレミスのエンドツーエンドのデジタル・プラットフォームが、包括的な共同イノベーションのアプローチのためにプライベート5Gのメリットでさまざまな業界を支援します。
シュナイダーエレクトリックのデジタル・アーキテクチャーは、中心的ユースケースを活用して喫緊のオペレーション・ニーズに対応し、安全な個別対応プライベート・ネットワークによって持続可能性の高い目標も推進します。
NTTのP5Gソリューションは、ケンタッキー州レキシントンにあるシュナイダーの施設で試行され、将来の拡張に向けた計画も存在しています。
(ロンドン)-(ビジネスワイヤ) -- NTT Ltd.は本日、エネルギー管理および自動化デジタル・トランスフォーメーションのリーダー企業のシュナイダーエレクトリックとの協業を発表しました。プライベート5G(P5G)(製造環境でデジタル・ソリューションを劇的に前進させることができるオンプレミスのプライベート・ネットワーク・ソリューションおよびデジタル化実現プラットフォーム)の提供を目的としています。このNTTとシュナイダーエレクトリックとの長期的なパートナーシップは、インダストリーXセクター内で高度なデジタル・プロセスで効率および持続可能性目標を達成しようとするクライアントを支援する既存の共同戦略イノベーションを基盤としています。
2022年前半に、P5Gプラットフォームがシュナイダーのレキシントン・スマート工場で試行されます。この工場は、スマート工場の見本となるシュナイダーエレクトリックの米国の工場の最初のものであり、IoT接続、エッジ・アナリティクス、予測分析を活用してエネルギー効率と一層の持続可能性に対する目標を推進します。P5Gは、機器の稼働率、機械の性能発揮、製品の品質に関わる課題を解決する主要ユースケースで使用されます。例えば、企業は、「マシンビジョン」能力(特化型光学機能を持つ産業用カメラ)を既存の工場や倉庫の自動化システムに統合することで故障や損耗を特定し、ほぼリアルタイムでインシデントの根本原因を見つけることができます。
共同イノベーションを通じて、このソリューションはオペレーション健全性管理のモデルを提供し、世界各地の工場環境にわたって幅広く規模を拡大することができ、インダストリー4.0の支えとなってネットワーク・エッジ・プラットフォームを実現します。
対応予定のその他のP5Gユースケースには、次のものがあります。
工場全体のAGVデバイスの管理改善につながる無制約の接続(効率と正確性の高いワークフロー・システムが可能)。機械性能の異常を検出するマシンビジョンの利用(高性能の発揮、稼働率、製品品質を確保)。作業員遠隔サポートを可能にする拡張現実ソリューション(機器メンテナンス、管理、作業員エクスペリエンスの改善)。NTTの新規ベンチャーおよびイノベーション担当EVPのShahid Ahmedは、このように述べています。「この戦略的パートナーシップにより、私たちは、NTTのP5Gソリューションがシュナイダーエレクトリックの事業とサービス・レベルの目標を支えることになると確信しています。これには強力なマシンビジョンのソリューションが使われ、レキシントンとリンカーンの工場施設全体でオペレーションの継続性と成果の発揮における問題を解決します。当社のP5Gプラットフォームは、フルスタックのマネージド・サービス、プロセス・ワークフロー、IoTアプリケーション統合の能力をもたらし、工場の性能発揮に向けた戦略的目標とネットゼロ・カーボン排出の目標の両方に対応します。」
シュナイダーエレクトリックの国際オペレーション担当執行副社長のLuc Rémont氏は、次のように語っています。「NTTとの提携において、シュナイダーエレクトリックは、データセンターとネットワーク・ソリューションの面でその製造専門能力をさらに拡大し、自己完結型エッジ・プライベート5Gのユースケースに向けたイノベーションを推進します。」
「このパートナーシップを通じて提供される優れた安全性と統制にとどまらず、無線ネットワークは、持続可能性の観点から見て有線ネットワークよりも優れた利点をもたらします。銅線の使用が少ないことは、エネルギー消費を抑制し、当社のネットゼロ・カーボン目標に沿っています。」(Rémont氏)
このパートナーシップを前進させるため、NTTはそのプライベート5Gのサービスとデータセンターをシュナイダーエレクトリックの技術と共に展開します。これには、EcoStruxure™ソリューションを使用したエッジ商品の統合と試験を行うためのプレハブ・データセンターも含まれます。これは、2022年第2四半期中にシュナイダーエレクトリックの各工場で100%稼働する見込みです。
シュナイダーエレクトリックのプレハブ・データセンターは、クラウドとサービスのプロバイダーが迅速で効率的な規模拡大を行いながら持続可能性目標も達成するために役立ちます。このようなプレハブのモジュール型データセンターは、従来型のデータセンターと比べてアップタイムが60%減少するだけでなく、持続可能な建設方法で製造され、信頼性の向上、運営エネルギー節約の最適化、低水準の環境フットプリントの維持が可能な機能を備えています。
以上
NTTリミテッドについて
NTTリミテッドは、世界一流のテクノロジーサービス企業です。当社のクライアントがデジタル変革の目標を達成できるよう支援するため、当社の統合型サービスプラットフォームを通じて提供している世界規模の機能、専門知識、フルスタックの技術サービスを使用しています。クライアントの長期的な戦略パートナーとして、顧客体験と従業員体験の向上、クラウド戦略の変革、ネットワークの最新化、サイバーセキュリティーの強化を支援します。また、クライアントが変革で優先する事項において、ビジネスプロセスとITを自動化し、各社の中核事業のデータから洞察的知見と分析結果を導き出します。当社は世界的なICTプロバイダーとして57カ国で5万人以上を雇用し、73カ国で取引を行い、200以上の国と地域でサービスを提供しています。私たちは力を合わせて、つながる未来を実現します。services.global.nttで詳細をご覧ください。
シュナイダーエレクトリックについて
シュナイダーの目的は、誰もが当社のエネルギーと資源を最大限に活用できるようにしてすべての人のために進歩と持続可能性を結び付けることです。当社はこれを、「Life Is On」と呼んでいます。当社のミッションは、持続可能性と効率のための貴社のデジタル・パートナーとなることです。当社は、世界をリードするプロセスおよびエネルギー技術、エンドポイントからクラウドまでの接続製品、コントロール、ソフトウエア、サービスをライフサイクル全体にわたって統合することで、デジタル・トランスフォーメーションを推進し、家庭、建物、データセンター、インフラストラクチャー、産業のために統合企業管理を可能にしています。当社は、最もローカルなグローバル企業です。当社は、共通の意義ある目的、包摂性、エンパワメントの価値観に情熱を持つオープンスタンダードとパートナーシップのエコシステムを主唱しています。
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