全国木材組合連合会、「顔の見える木材での快適空間づくり事業」 木材SCMにつながる8事業者の取り組みを公開

プレスリリース発表元企業:一般社団法人 全国木材組合連合会

配信日時: 2022-03-14 13:00:00

全国で木材・木製品製造流通会社約1万6000社が加盟する一般社団法人 全国木材組合連合会(会長:鈴木 和雄)は、令和3年度林野庁補助事業、木材産業・木造建築活性化対策のうち「顔の見える木材での快適空間づくり事業」の報告会を令和4年2月17日(木)に開催し、動画を含む開催報告ページを令和4年3月14日(月)に公開しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/301326/LL_img_301326_1.png
令和3年度当初 顔の見える木材での快適空間づくり事業 報告会

1. 事業報告会 開催概要
日時 令和4年2月17日(木)12:00~17:30
場所 Zoom開催
開催報告ページ https://moku-expansion.com/report/20_index_detail.html
顔の見える木材での快適空間づくり事業によるSDGsへの貢献 https://moku-expansion.com/sdgs/


2. 木材産業・木造建築活性化対策の背景
戦後造成した人工林が本格的な利用期を迎える中、この豊富な森林資源を循環利用し、林業の成長産業化を実現することが課題となっています。こうした中、今年度の住宅着工戸数が昨年度と比較し大きく減少する見込みであり、木材需要の冷え込みが懸念されています。このため、木材需要の冷え込み等の影響を克服するとともに、地域における雇用創出を通じて地方創生に寄与し、林業の成長産業化を実現させるため、幅広い分野における総合的な木材需要拡大策を緊急的に措置します。


3. 「顔の見える木材での快適空間づくり事業」事業概要
木材需要の約半分を占める住宅分野等における木材需要拡大を図るため、林業者・工務店・製材業者・素材生産業者・流通業者・家具製造業者等の連携による、地域材の活用に係る展示会等の開催、地域材を利用したモデル的な住宅及び木製家具の設計・開発、地域材活用キャンペーンの実施、地域材を利用した住宅、木製家具等の優良事例集の取りまとめ等の取り組みを支援します。


4. 令和3年度採択事業者および取り組み概要
(1)株式会社古川ちいきの総合研究所
「林業木材起点で、地域の力を強くする川上~川下、行政、他産業が連携した 産地・地域のライフスタイルをリデザインする」

(2)上川地域水平連携協議会
「木材張り防火構造外壁の普及と情報発信」

(3)NPO法人木づかい子育てネットワーク・株式会社サカモト
「質の高い木育ツールのデザインと出口戦略としてのEC支援サイトの開設」

(4)おおさか都市木循環プロジェクト事務局 一般社団法人大阪府木材連合会
「顔の見えるおおさか都心 密集市街地木材循環モデルの開発」

(5)熊野林星会
「セーザイゲーム A材普及リーダー養成プログラムの開発と実施」

(6)NPO法人みなみあいづ森林ネットワーク
「広葉樹“WOOD WALL ART プロジェクト”高付加価値壁面装飾の普及拡大」

(7)NPO法人木の家だいすきの会
「ときがわの低温乾燥材・組子・和紙によるデザイン性の高い建具の開発と普及」

(8)エコーウッド富山株式会社
「コロナ禍における4,5歳園児の木育教育『実践編』未来の木材事業者及び利用者の育成」


5. 開催事業者
一般社団法人 全国木材組合連合会 http://www.zenmoku.jp/
昭和29年に設立した一般社団法人全国木材組合連合会は、低炭素社会構築に貢献する木材利用の推進や木材関連産業の健全な発展を図り、木材資源の効率的利用を軸とした資源循環型社会の構築に寄与することを目的として活動しています。

会員の概要:47都道府県木連、17業種別団体(木材・木製品製造・流通約1万6000社、21賛助会員)
所在地 :〒100-0014 東京都千代田区永田町2-4-3 永田町ビル6階


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プレスリリース提供元:@Press