パーソルキャリアの小学校・中学校向けキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)「“はたらく”を考えるワークショップ」、2022年度 参加校の募集開始

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2022-03-09 12:00:00

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社が全国の小学校・中学校に無償で提供しているキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)「“はたらく”を考えるワークショップ」(経済産業省「第11回 キャリア教育アワード」優秀賞 大企業の部 受賞プログラム)では、2022年度 参加校の募集を開始しましたので、お知らせします。



■申し込み方法
本ワークショップにご興味のある方、参加をご希望の方は、「小中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」紹介サイトにある「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。なお、授業は各学校のご希望に応じて、対面またはオンラインで実施しています。

「小・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」紹介サイト
https://www.persol-career.co.jp/service/contents/career-workshop/
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/513/resize/d22215-513-84e86f4080867e8b717a-0.png ]

■「小学校・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」について
「“はたらく”を考えるワークショップ」は、パーソルキャリアが全国の小・中学校に無償で提供している小学4年生から中学3年生を対象にしたキャリア教育プログラムです。日々さまざまな人や企業の「はたらく」に向き合い続けるパーソルキャリアのキャリアアドバイザーらが講師を務め、現場で培った経験・知識をもとに、自ら主体的に判断しキャリアを形成していくための「生きる力」を養う授業を行っています。
2018年のワークショップ開始以来、全国延べ94回、5571名の子どもたちに授業を提供しています。(2022年2月時点、リピート校含む)
また、2021年には、経済産業省が主催する「第11回 キャリア教育アワード」にて優秀賞(大企業の部)を受賞しました。

■プログラム内容
各学校の要望に応じて、業界研究プログラム「しごと市場」、職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」、1Dayプログラム、カスタマイズプログラムを提供しています。
全てのプログラムで共通して、キャリアオーナーシップを身につけてもらうことを目的に、たくさんの職業を知ることの大切さや、「何に」なりたいかではなく「なぜ」なりたいかを考えることの大切さを伝えています。
また、2020年度以降は、オンラインにも対応。新型コロナウイルスの影響により「はたらく」の当たり前が変化しつつあるなか、これからの社会を自分らしく生き抜いていくために、子どもたちが今すべきことは何なのかについて一緒に考える時間も設けています。
このほか、ITリテラシー教育や食育、環境教育など他業種の企業の出前授業と組み合わせた企業間連携「生きる力」をはぐくむ講師派遣授業プログラムの開発・提供にも取り組んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/513/resize/d22215-513-8aa426ab295836068f5e-1.png ]

■各プログラム紹介
1. 業界研究プログラム「しごと市場」
転職やサービス提供を通じて、実際にさまざまな業界を経験しているパーソルキャリアの社員たちがこれまで経験した業界や仕事のやりがい、最初に入社した会社から現在に至るまでのキャリアの変遷などを紹介。社員との対話を通じて、将来のキャリアについて考えていくプログラムです。一度に複数の業界・業種の話を聞くことができ、児童・生徒が興味のある分野を自分で選ぶことも可能です。転職という選択も含めたリアルなキャリアの築き方を知ることもできるのも本プログラムの特徴です。
対象学年:中学1年~3年生 ※小学生応相談
必要コマ数:3コマ

2. 職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」
パーソルキャリアのサービスを支える職種であるキャリアアドバイザーとして、転職希望者の情報を集め、最適な求人をご紹介するまでの流れを体験していただく職業体験プログラムです。架空の転職希望者のプロフィールから、希望者の転職やキャリアの軸を探り、希望にマッチする求人を探します。求人の紹介を通じて、人材業界の仕事はもちろん、様々な業界や職種を学ぶことができるのも本プログラムの魅力です。オンラインにも対応。
対象学年:中学1年~3年生 ※小学生応相談
必要コマ数:2コマ

3. 1Dayプログラム
「仕事」や「はたらく」について重要な要素を1回の授業の中に凝縮したプログラムです。仕事や職業選択とは何か、さまざまな職業を知っておくことの重要性などを、ワークショップを通じて体感できます。カリキュラム上、なかなか時間がとりにくい学校でも実施が可能です。
対象学年:小学4~6年生
必要コマ数:2コマ×1回(合計2コマ)

4. カスタマイズプログラム
各地域、学校、学年によって課題や目標はさまざまです。カスタマイズプログラムでは、先生方と一緒に知恵を絞りながらそれぞれの目標を達成できるように授業提供やサポートを行います。授業の内容については、私たちが得意とするキャリア開発や人材育成分野の知識を交えながら、打ち合わせの中で決定し、各環境に適したプログラムをご提案させて頂きます。
対象学年:小学4年生~中学3年生 ※高校生は要相談
必要コマ数:応相談

■本活動に対する当社の想い ~キャリア自律/キャリアオーナーシップがあふれる未来を目指して~
パーソルキャリアでは、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、働く一人ひとりが自らの機会と可能性を正しく知り、選択し、行動できる「キャリア自律/キャリアオーナーシップがあふれる社会づくり」を進めています。その一環として取り組んでいるのが、全国の小・中学校に無償で提供している「“はたらく”を考えるワークショップ」です。
日本では、多くの子どもたちが「はたらく」に対して「大変そう」「忙しそう」といったイメージを持っていると言われていますが、本当にそれでいいのでしょうか――?子どもたちの「はたらく」をもっとワクワクするものに変えたい。子どもたちが自らの意志と責任で人生を選ぶことができる世界をつくりたい。そんな想いのもと、私たちは活動を続けています。

■参加者の声


2021年度に参加した子どもたちや先生から届いた声を紹介します。しごと市場でのお話を聞く中で、良いことも大変なことも両方があって、「働く」ということが成り立っているとわかりました。また、人のために働くということはどの業界にも共通していて、自分自身も改めて他社のために何かをすることの大切さがわかりました。(中学2年生)
仕事にはよく見る仕事だけではなく、裏で活躍している人がいることが分かりました。また、仕事は17000種類もあることと、その中でもいくつかの職業にしかつけないかもしれないということも分かりました。仕事を選ぶときは自分で真剣に考えて決めようと思います。(小学6年生)
働くことを「つらいこと」、「我慢してお金をもらうこと」と考えていた子どもたちは、「仕事は誰かに貢献するもの」という考え方を学び、働くことを前向きにとらえることができるようになりました。他者貢献はキャリア形成のみならず、生き方に影響を与える考え方です。パーソルのキャリアのキャリア教育を通じて、日々の学校生活や学習を「社会でよりよく生きるため」に取り組めるようになりました。(中学校教諭)
「はたらくを考えるワークショップ」は、職業につく方法やその仕事が社会のためにどのように役に立つのかなど、子どもが気づかない内容を扱っていて活動の視点がとても良いと感じています。また、目に見える効果として、教科学習や総合学習の中で、「この話、前のキャリア教育でも学んだよ」とつぶやく場面や、振り返りカードでの記述で、総合的に内容理解を深めている姿が見られます。(小学校教諭)


■「小中学生向け“はたらく”を考えるワークショップ」責任者 竜田 遼(たつた りょう)コメント
2017年の1校から始まったこの取り組みですが、22年度で6年目を迎えることができました。21年度は授業数も大幅に増え、キャリア教育アワードでの受賞も叶い、本取り組み趣旨にご賛同を頂き貴重な授業の時間を私達に預けてくださっている先生方にお礼と感謝を申し上げます。
改めて、全国各地の小・中学校にてワークショップを実施させていただきながら、生徒/児童のみなさんの「はたらく」や「しごと」に関わる価値観がポジティブなる瞬間や、ワークショップで取り扱った習慣、活躍する大人から見聞きしたスタンスや考え方などを生活の中に取り入れてくださる生徒/児童、先生方もおられ、企業と学校が一体となって生徒/児童にキャリアや「はたらく」を考えるきっかけを創ることができたことをとても嬉しく思います。
一方で、キャリア教育や総合学習の時間はまだまだ磨きこみができる可能性も感じております。職場体験、講話での学習や調べ学習も、生徒/児童の「体験をデザインする」という工程が加わるだけで、現状以上に生徒/児童にとって価値が上がるものにできると確信を持つことができました。
最後になりましたが、本プログラムはキャリア教育課題に対して真正面から切り込み、先生方との共創を通じて、学校でのキャリア教育をサポートできる形へと進化をしております。日々「はたらく」を扱い、考えている私たちだからこそできる授業やワークショップを日本中の子どもたちにこれからも届け続けたいと思います。

<竜田 遼 プロフィール>

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パーソルキャリア株式会社 キャリア教育推進グループ
大学卒業後、ウェディングプロデュース会社にてキャリアをスタート。その後、医療系人材紹介会社、現職のパーソルキャリアにてキャリアアドバイザーとして6年間個人の転職支援を行う。2018年10月に戦略人事部に異動し、担当事業部の人事評価制度運用や事業課題に応じた組織・人材開施策を行う事業人事に関わりながら、パラレルでキャリア教育を全国で推進。全国の小・中学校での授業や、教員研修/保護者向け講演なども実施している。2021年6月に、これらの活動を行うキャリア教育推進グループが会社組織として正式に発足。それに伴い、戦略人事部と兼務。

■教育機関からのお問い合わせについて
「小学校・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」にご興味のある教育機関の方は、以下紹介サイトの下部にある「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
紹介サイト/お問い合わせフォーム:https://www.persol-career.co.jp/service/contents/career-workshop/

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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